枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

凍てつく宇宙に・・・

2013年12月29日 | Weblog

 満天の星である。オリオンが煌き上がって来、あの輝きは昴。何と美しい星々だろうか。駐車場に愛車を入れて、暫し寒さも忘れて佇む。人工的な光とは比較にならない瞬きに、自然からの贈り物と感謝して見上げる。今朝、明け行く宇宙に、月が昇っていた。

 エリノアを、知っていますか?講談社の募集する、新人漫画賞に輝いた方ですが、若くして亡くなられました。当時、中学生か、高校生になったばかりでしたが、一読して心を奪われた作品。里中満知子、忠津陽子、樹村みのり、竹宮惠子、萩尾望都(敬称略)。

 夢中で読んだ作家群。漫画家になりたく、授業中も余白があれば描いていた。投稿したカットが載った時には、学校に持って行った。勉強はそっちのけで、しこたまケント紙を買い込み、ペン先や、墨汁を机に置いて、寝るのも惜しんで描いていた。成果なし。

 眼が悪くなっただけで、学校でも劣等性であった。親を始めとして、教師からも小言をもらうばかりであった。まあ、その時に気づいていれば、落ち零れにはならなかったが、遅きに失する。還暦を過ぎたが尚、学べることが愉しい。どんなことも勉強になるもの。

 勤務先の台所を磨く。換気扇も洗う。あらあら・・・汚れが落ちるわ、落ちるわであるが、疲労困憊である。本当に、ボディソープは激落ち。グリスにもよく落ち、これは一晩漬け込むのがいい。袖口も襟口も綺麗になる。粉石鹸は環境に好く、汚れも取れて凄い。

 今年を省みれば、介護福祉士に受かったこと。リエさん、しーちゃん、kazu君に逢えたこと。たくさんの本を読めたこと。働けたこと。その全ては自然からの贈り物。枇杷葉の力を借りられたことによるものだ。これまでも、これからも、枇杷葉の力をこそ信じて。

 毎年、夏の庭を彩るベゴニア。挿し芽で増えるのもいい。冬時には、室内にあって花を咲かせている。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする