今朝も暖かな日であったが、昼頃から天気が崩れ、夕方には雨になった。残念、宇宙が観られない。気温も下がって、肌寒い。尤も、これくらいの寒さが当たり前で、鼻水を垂らし、皸をこしらえていたもの。足は霜焼けになっていた。冬は、冬眠したかった。
簡易懐炉を発明した人に感謝する。加えて、体の中を食べて変化させることができ、枇杷葉には頭が下がる。古人は、暮らしの中でそういったことを知り、療養とは食べることと納得した。また体を動かせるのも、不要なエネルギーを排出し、温かさを保つ。
寒くて震えていた時期は、兎に角足が冷たく、炬燵から出られなかった。無論のこと手指は氷のようになっていた。体を冷やしてはいけないことも知らず、外遊びの面白さに、駆け回っていた。肩凝りはするし、雪女のようであった。足の温かさに救われる。
枇杷湯には、体の芯まで温める効力があり、古い角質を剥し、肌の艶を失わせず、張りと弾力を戻す。余分な物を削いでくれるのも、ありがたい。唯、誰しもに効果が現われるとは云えない。或いは毒素が体内から排出されるのに、びっくりするかもである。
この反適応に過敏になり、上手くいきかけているのを中断することもある。判断の基準が正しくあればいいが、そうでないと間違った結果になる。尤も、信じる者は救われる、の例えの如くで、めげずに続ける事も大切であろう。あれこれ試して佳き事を採用。
枇杷葉、花芽、種の順番で、その症状にも依る。腰痛には、種は貼れない。切り傷や擦り傷にはエキスで対応するが、全てに当て嵌まる。普段には枇杷葉茶で充分だが、体力減退の疲労回復には、種がいい。気分を変えたい時には花芽がいい。使い分ける。
枇杷葉茶も、生葉を洗って羽毛を取り、少し乾かせて飲むといい。私は、めんどくさいので寒中に採る。この時期に収穫しておくと、口当りが佳い。尤も、手近な所にあるので、何時でも採れるのも強み。腰痛予防のは、随時採っては漬けておく。エキスは重宝。
農薬はかけたくないが、自然の物はどうだろう。と使い始めた枇杷葉エキスだ。これを花木にかける。今回は、唐辛子と大蒜、蓬を混ぜた。ナメクジ退治も兼ねる。白蟻が居つかなくなる気がします。我が家に居ない訳ではなく、棲み辛い要因があるような。
青い実の枇杷。肥料は、寒肥だけです。適当に葉が落ちるので、それが肥料になっているのか?最近は、糠も入れていない。