寒さが急だったので、蜜蜂が服に止まって、室内に紛れ込んでいるのを、すばるがちょっかいをかける。瀕死の状態のに、触るのでぐったりして、抗う術もない有り様である。放っておくとカーテンを引き破るので、この寒空にと思いつつ放す。箱に入れて囲いをすればいいのだが。
今朝は早出。まあ、寒いのは覚悟しているので平気。何だかんだと業務をこなし、帰宅時間が近づいてやれやれである。図書館に寄って、ヨシタケシンスケを借りる。憲兵の書籍も来ており、重さに不安に陥る。駐車場の枇杷葉を、十数枚採っておく。むち打ちに効くので持って行く。
箪笥の肥やしになっているよりは、着てもらったのがいいか、と話してみれば、困惑した顔をする。いやいや、当時に数万で買ったのだから、物は良いのよ。でも、着る機会がとんとなくて、箪笥の中で樟ぶっている。色がね、白なのよ。そんでサイズがMなので、誰でもは着られない。
コートはブルーとブラックがある。普段使いのもたくさんあって、着るのに悩む。以前には移動に、電車を使っていたからで、今は車があるのと、暖房の効いた場所にも、直ぐに移動できる。星を観る以外では必要はない。加えて外出する機会も、冬場はぐんと減って、出掛けないから。
そろそろ、終活の時期も近いし、断捨離の心境にも至る。書籍は、図書館と職場の本好きに持って行く段取り。然し何と言っても、衣類はサイズとデザインであり、地味な色で、オーソドックスなスタイル。小物でアレンジすれば、生地が好いからと思うが、クリーニングを嫌う始末に。
ここ2ヶ月の間に、ウエストが戻ったので、7号が着られて安堵している。油断すると苦しくなってくる。普段着に下して着ておくことも考えている。捨てられないので、これが一番困るのだよ。今晩も、枇杷葉に入って塩で擦ろう。根気あるのみ、努力次第で、元のサイズに返るのよ。
リリーフランキーの、東京タワーが届く。樹木希林さんのを買う。娘さんが、若い頃を演じているんだ。次は、もりの居る場所、歩いても歩いても、膿より深くも予定に入れる。監督も、女優さんにも拘りがあるので、少しづつ買っていこう。正月の休みの予定を立てるのも愉しいもの。
すばるの小さな体が、あっちにこっちに動く。思わず、眼がまわって踏んでしまう程だ。何かいたんだ。