枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

旧暦文月・七夕

2018年08月17日 | Weblog

 おおっ!晴れたではないか。旧暦の七夕には、必ず天気になる伝説は真だ。昨日の空模様を見れば、不安も増す状況だったが、天帝も娘は可愛いとみえる。それに銀河鉄道も、今晩しか通らない。この列車に乗って往けるのは、天に還っていく者らだ。この世とあの世を結び、はたまた閉じる役割。

 ヤング・スーパーマンをどうにか観終え、久々にジュリーマニアに変えた。やっぱり声も然ることながら、パフォーマンスが利いている。才能だけでは、ここまでもたないだろう。スターの隠れた努力にも依るのだ。自分が己であるためには、並みならぬ持続力も必要なんだと半ば感心してしまう。

 地元で、太鼓の演奏会があり、赤ん坊の頃から知っているので、観に行こうと連絡したら、チケット代は要らない、と言う。そうもいくまい、と花束を用意したが、結果的には少々高いことになる。花屋は懇意だし、こちらの希望も聴いてくれたが、如何せん配達でないと花が傷むと言われて頼む。

 沢田研二さんのコンサートよりも高い。有名人なら兎も角、一般人の集まりに、この金額では足が遠のく。時間的にも、内容からして行かない。家族での付き合いがあってのことだ。本日の予定を遂行。蒲団を干し、洗濯を済ませておく。枇杷葉の生葉を採って焼酎に漬ける。蓬と大蒜に唐辛子も。

 台風の影響からか、風の勢いが好いので、涼しいを通り越し寒い。すばるも安心して眠っている。蒸し暑さが引いて、心地よい気温も助かる。枇杷葉の生葉を採りつつ葉裏に、蝉の抜け殻を見つけ、多いのに驚く。樹液の豊富さは比較にならないが、我が家は棲み心地がいいのか。孵化し飛んで行く。

 そろそろクリスマスローズの苗を求めたのがいいか、と思いつつ、年末に咲かすのは無理かなとも。苗も、買って直ぐには咲かず、数年は手間が要るのだ。加えて、夏の蒸し暑さに弱い。自然落下して、発芽しているのもあるが、途中で消えてしまうこともある。日本の風土に合わせ育てていくのも。

 松本清張・迷走地図 上下を読み終える。この作品が書かれた時代は、平成の時点ではないが、殊国会に当てれば、同じことがそのままで通じている。美しい国だの、新しい日本だのと言う前に、もう少し国民の立場を思い遣れる人物に、政権を委ねることはできないのか?その疑問は、悄然と消えた。

 今時の者は、言葉を知らない。子どもに教える立場の教師からして、無茶苦茶な日本語である。丁寧に言うのと、謙遜・謙譲は違うし、標準語にしてからが怪しい。そういうのを慇懃無礼と表現するのも知らない。言葉の言い方は難しい。便利で簡単な機械が増えて、辞書を引くことも無くなったからね。

 チェアーの上に隠れていたが、顔を出して様子を窺い、さて下に・・・すばるには高い場所。


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