枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

明け方の月・・・

2013年12月21日 | Weblog

 宵待ち月である。早朝に、西の山にかかっていた。今週は、雨に降られ、時雨に慌てて、月が観えなかった。霜月であるのは否めない。寒いが、三国志が10巻目になっており、残す処2巻になる。年末年始は勤務で、落ち着いては読めません。

 勤務先の大掃除、窓拭きをしていたら、近所の知り合いが通る。早、掃除?と眼を丸くする。そこで窓拭きの手抜きを伝授。やってみると大喜びされている。窓拭きをし始めて、挫折と後悔に仰け反る。汚れの凄さに、寒いどころではない。汗。

 外に出ても、寒さを感じずで、時雨れる中をせっせと磨いた。何でも、NHKアサイチで掃除の仕方をしていたらしい。でも、この方法は試行錯誤でたどり着いた。我が家では、ボディソープに枇杷葉茶を入れ対応している。ペットボトルに入れる。

 バケツも要らないし、移動にもいい。雑巾とこの洗剤で、大抵の汚れは落ちる。台所をする場合には、直にボディソープを垂らし、1時間程度置いて洗い流す。スポンジは、アクリル束子がいい。多少は手が荒れるので、手袋着用です。激落ちする。

 床を拭くのも、枇杷葉茶が好く、滑らないで艶が出ます。竹串の用意もして、ゴミを掻き出しましょう。掃除機でまとめておいて吸い込むか、濡れた新聞紙で包みこみ捨てます。片付けは、あちこち散らかさないでやるのがコツです。上から下にやる。

 押入れの中を全部出し、整理整頓する。この時、処分する物を分ける。次に、照明器具の埃を払い、箪笥やテーブルの上を片付け拭きます。部屋の半分をしながら、残りの半分をすれば、部屋を丸く掃除しなくて済む。隅々まできちんと遣ります。

 物がたくさんあると、あちこちに積み重ねて、掃除機をかけるので、山が崩れてしまいます。却って、酷いことになり、や~めた。という諦めの境地になる。どんなに広い部屋も、身近な所から順番にすれば、必ずや片付くものです。連休が勝負よ。

 お飾りは、一夜飾りを嫌います。縁起物ですから、せめて28日までには付けましょう。玄関は捨てる前の雑巾で拭きます。化学洗剤は手あれがするので用心。蜜柑の皮をとっておいて、それで擦るのもいい。柑橘類の匂いは、猫が寄り付かない。

 今夏の収穫。右は、長崎茂木の赤枇杷。左は、静岡の土肥白枇杷の種から発芽し、9年目からなり始めた。

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雪が降る・・・

2013年12月20日 | Weblog

 寒い朝だった。ストーブを点け、手をかざす。布団から出て、体に纏えば背筋を伸ばすが、指先が冷たいと動かない。弁当のおかずは、出来ているのを詰める。倹約・節約の献立が役立つ。食後の珈琲が旨い。サンタブレンドは無農薬です。さあ、仕事に行こう。

 勤務時間も無事に済み、帰宅しようと外に出たら、滅法寒い。雪だんべぇ・・・と言うくらいの深とした夕闇。愛車に乗ると雨が降り出した。時雨らしいが、ずんと冷え込む。今週は、ずっと星が観えない。月の姿もない。天空の異変は、古来からあり続いているのだ。

 自然を侮っていると、自らを滅ぼす。口から出任せもいけない。諸葛孔明のようにはいかずとも徳を積むことは必要なこと。無闇に他人を中傷したり、恨んだりも、憎んでもいけない。それら全てが己に還る。言葉の持つ魔力にも、闇が潜んでいるもの。清く正しく。

 クリスマスローズの蕾が見えてきた。白いのは咲くようだが、我が家のは年を越してからだ。どちらかというと、立春を過ぎた辺りから咲き出す。庭中が一度に豪華になる。色も様々で愉しみなのだ。この頃に孫の誕生日があり、華やかさを添える。春には中学生。

 歯医者には、当分通う羽目に。歯医者は、近くがいいのかどうかは兎も角、丁寧に治してくれる所がいい。料金も安い方がいいが、手抜きは困る。眼と歯は、自分ではできないので、ほとほと困り果てて行く。然るに色々と難儀なことも起きるので、その度に固まる。

 大根葉を惣菜にして来て。というので、台所で炒める。作る度に味が違い、食感も異なる。食育とはよく言ったもので、子どもが小さいのに、まめにして見せていないと、大きくなってからではできない。親のいう事は聴かないが、親のしていることは見て育つものだ。

 先日、漬け込んだ塩糀の大根。一寸試食したが美味しい。ご飯が幾らでも食べれる。いかん食い過ぎる。然し、食欲をそそる常備菜は、食卓に置いておきましょう。豆腐も揚げも蒟蒻も、切らさないようにする。玉葱やじゃが芋も同じです。梅ジュースが飲み頃。

 檸檬、金柑等は、氷砂糖がいい。ジャム瓶でいいので、漬けておきます。咽喉の痛い時、イガイガとする時には、飲んで治します。焼酎を入れるのがいいが、氷砂糖だけでも。エキスが出てきたら、果肉は取り出す。長く漬けていると、苦味が増してしまう。

 勤務先からもらって来、植えていたらどんどん増える。今年は、ご覧の通り、花が咲いたよ。嫁に、友人に分けた。

 

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大根尽くし・・・

2013年12月19日 | Weblog

 此のところ、大根を頂くことが多く、おでんを始めとしての、大根尽くしである。新鮮な抜いたばかりの大根で、葉も青々としているのがいい。この時期の大根には、風邪の予防になるエキスがたくさん含まれていて、生で膾にしても、煮付けや一夜漬けにも丁度よい。

 塩糀に混ぜても、塩を振っておくだけのもいい。あっさりから、鰤大根のじっくりまで、多種多様な活用ができる。下ろしにもよく、山葵や鰹節などを載せての、お茶漬けもいい。大根のエキスを摘出すれば咽喉によく、扁桃腺にも効く。自然の力をもらって健康でいよう。

 これからの年末を控え、大掃除に頭の痛いこと。松居式の掃除は、お金もかからないが、工夫が必要。要は、溜め込まないで、片付けることが肝要。でも、明日にしよう、と思っている内に年末です。そこで手早く出来、ダイエットも兼ねる方法。ボディソープを使おう。

 バケツの8分目まで水を入れ、ボディソープを2プッシュします。そこに雑巾を浸して絞り、窓ガラスを、拭いていきます。その際には、乾いた雑巾も1枚必要。同時に拭いていけば、直ぐに済みます。また、壁や廊下もこれで充分綺麗になります。枇杷葉茶だと・・・・・

 部分的な汚れには、直にボディソープを雑巾に付けて拭きます。あまり付け過ぎると、後の始末が大変。ダイニングにも適応できます。換気扇にも塗って、暫く置いて洗ってみて。外せないのはラップで包んでみます。1時間程度はそのままにして、床掃除をします。

 応用とコツは、段取り良く動くこと。何処を最初にすればいいか、計画を練ってからすること。雑巾がないからとか、するのが大儀という方には、高い料金を払って業者に頼むこと。科学洗剤が駄目な方には、自分の好きな香りででき、安価ですのでお薦めですよ。

 年末の大掃除はしない。と言う方には、夏場にどうぞ。横着者には、枇杷湯に入れば、湯気が黴を防ぎ、汚れも目立たなくなるのでお勧め。体の張りや艶も適度にあって佳く、湯ざめも無ければ、角質も取れる。枇杷葉ローションでの手入れ、百聞は一見に如かず。

 満開を過ぎていた、卯の花。卯都木とも云うらしい。夏は来ぬ、の歌で親しまれている。この歌詞で、田舎の風景が鮮明に浮かぶ。

 

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雨・窓拭き掃除

2013年12月18日 | Weblog

 勤務先の窓が汚れており、年末だというのに掃除ができない。そこで上司に相談すると、許可してくれる。残業でだと、色々支障があり、雨が降ってはいるが決行する。ボディソープをバケツの水にプッシュして、雑巾を浸して搾る。化学洗剤より良く落ちる。

 手に優しいのが一番だが、臭いも刺激がないので、眼が痛くない。安いこともある。本当にピカピカになって、上司が誉めてくれた。汚れ自体は、手垢が殆んどである。従って、体を洗うのが合いはしないかと試してみた。おおっ!劇落ちである。成功した。

 元々が横着者であるので、掃除も嫌いなら、片付けも厭なのだ。然し、汚れは気になるし、片付けないと足の踏み場も無いのが実情。だんだんと積み重ね、次第には崩れる。捨てればいいように思うが、書籍は罪悪感がある。猪瀬直樹のは捨てられるが。

 雑誌の類も中々処分が出来ない。然るに持っていて、繰り返して読む。還暦を過ぎたら、買うのは文庫だ。ハードカバーは図書館に行く。趣味の範囲で読めばいい。ところが堆、度を越してしまう。いやいや、面白い小説に廻り合えば病み付きの症状が出る。

 勤務をしていて、滅多に指定の電話はかからないのだが、大根の葉付きは要らないか?とのお言葉に、反応してもらってしまう。職場にも置いて帰り、大根葉は、炒めて鰹節をまぶした。醤油の味付にする。大根は三倍酢にした。ご飯のおかずで戴いた。

 明日の弁当にも持って行こう。卵焼きもしよう。今晩は十六夜だが、生憎の雨で観れない。昨日も曇っていて、満月が隠れていた。急にお好み焼きを思い浮かべ、食べたくなる。寿しは直ぐにもできるが、これは意外とめんどくさい。もんじゃ焼き食べたい。

 1週間ほど前に、掃除機で隅っこをしていて、もうちょっとで届く、とやっていたら、靴下が畳みの目に滑った。左胸を強打して、その痛みに呻いた。休みを願おうにも、代役が居らずで、痛みを堪えて勤務をしている。枇杷葉エキスでかなり佳くなってきた。

 年末・年始も休めなく、7連勤である。皆、お正月は休みたいのだが、この仕事には無理がある。だからこそお互いに譲り合って、他人のことも考えてみたい。休んで当たり前ではなく、申し訳ない、という謙虚な気持ちが大切です。それができてこそ大人。

 夏の或る日に、気づいたら咲いていたカラー。球根なのでナメクジが好む。庭には、好きな花ばかり植えている。

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大潮・望、浅草観音年の市

2013年12月17日 | Weblog

 そろそろ起きようかと想っていた所、玄関のチャイムが鳴る。宅急便らしい。嫁の実家からとリエさんからだ。昨日、受け取り損ねたのは、クール便があったからだ。リエさんからのは、入山煎餅という、煎餅好きにはたまらない、醤油味だ。封を切るのも躊躇する高級品。

 市内まで私用があり、乗れる電車で行くべく家を出た。ICカードで改札を通り、待つほど無く電車に乗った。地下街を歩き、上に出ると、目的のビルの前は工事中。ここでも余り待たないで用事が済み、隣のデパートに行って、手袋を見ていたが、思うのがなく断念する。

 地下に下り、クリスマスのプレゼントに、チョコレートを買う。今週には、孫等が集まる。嫁のは決めてはいるものの、最近の傾向がわからず、何にするかに悩み、結局ネットで探すことに。アレルギーを持っていると綿の素材がいい。然も暖かいので過ごし易い。重宝する。

 電車の時間が少しあったので、本屋に寄って、三国志の文庫を求める。全部は重いので、1.2巻にする。図書館で借りると、返却日が気になる。加えて、読み返せないのも難点。やっぱり買うことにしたもの。愛車を停めていたのに、駐車料金を払い帰路をとる。二時過ぎ。

 銀行に寄ったら、顔見知りの行員に会う。こちらは親しくなかったので、覚えていなかったが、そこは職業柄、笑顔を向けてくれる。いや、銀行には縁がありません。クリーニングを持って、花屋に行き、花束も注文して帰宅。お腹空いちゃった。早や、お八つ時が来ている。

 洗濯物を取り込み、事例検討の勉強会があり出席する。一日が早く感じるが、冬至までは致し方ない。まあ、休みが何日もあったところで、時間の使い方にも依ろう。寒いには懐炉で対応し、極力ストーブは点けない。そこでじっとしているのが、もったいない故である。

 春夏秋冬の対応は、寒ければ身に纏い、暑ければ剥ぐ。人工的な物に頼り過ぎると、却って健康を損ね、病の元を作ることになる。禍は除かねばならない。体の動く内に、色々準備をしておかねばならず、安泰に暮せる幸せを感謝。願えば、努力次第では叶う。

 笹百合の花が四方にあり、何とよつごである。異変種ではなく、自然ではこういったことはよくある。

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冗談ばっかり!

2013年12月16日 | Weblog

 腹の立つのを通り越して、冗談ばっかり!と呆れてしまう。それも、放射線の駆除など、夢のような計画で、放置していたことの責任は、福島県にあるというのに、開いた口が塞がらない。これほどに福島の人々を軽視した事実は無い。それでよく、再稼動ができるもの。

 税金の増加は、個人に多く、企業に少なく。やっている事に薄ら寒さを感じる。原発を利用するには、プルトニュームの処理が、日本に於いては絶対できないことにある。どんなに核の安全を謳おうと、平和との共存はできない。科学者でなくともわかる当たり前のこと。

 神への暴言、慢心は止めよう。人間が、人類だけが棲む地球ではない。あらゆる物の生態系を壊すのが、核のゴミだ。戦争にも用いられる核に、平和利用はできない。その存在自体が、人類を脅かすのだ。眼を覚まして、真実を受け入れ、遠隔殺人はしてはならない。

 体の機能低下には、必ず原因がある。食生活の贅沢が、長年の積み重なりで病をもたらす。古来、味噌汁とご飯があればよかった。質素倹約、清貧の暮らしが体を守る。冬は寒いのが当たり前です。機械に頼る生活で、温かな様式になっているが、体は耐えられない。

 昨年から云えば、体の温もりが消えない。その一因には、塩で体を擦ることと、長年続けている枇杷湯のお蔭だろう。湯舟は枇杷色にはなるが、病気になるよりはいい。気づけば湯冷めはしない、肌の艶と輝きは増すばかり。滲み等一点の曇りも無い。ドクダミ茶もいいね。

 冬の風呂の湯冷めには、直ぐに風邪を引いていたのが、平均体温は35.5℃で、精々高くても36.2℃くらいで済む。相当にしんどくてもこれくらい。体を冷やさない工夫も怠らない。1年を通じて、氷は控えよう。肩やお腹か、背中は露出しないこと。腰痛にもなりますよ。

 体が動かなくなる前に、そうはならないやり方を見つけよう。食生活を見直し、旬の物を戴き、暴飲暴食は控え、シンプルな食卓を囲みます。或いは、乾物を利用しての献立にする。神を畏怖し、自然に生かされていることの再認識を持ち、健康を維持しましょう。

 自分の周りにある自然には、守ってくれる力があり、そこだけにしか存在しないエネルギーがあります。信じるとしたら、そういったことかもしれません。然し、それらは決して眼には見えません。心眼とも云うように、自ずとその気にならなければわからないのです。

 今夏の白枇杷の木。たくさん生っていて、びっくりした。10年待って、やっと生った。父や母の魂のようだ。

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匂い立つ

2013年12月15日 | Weblog

 最近の薔薇は、匂いが薄い。春は水仙・梅・椿、夏は薔薇・卯都木・笹百合・山女(通草)。秋には、菊・金木犀・銀木犀・月桂樹。冬の訪れには柊・枇杷葉が印象深い。我が家には、枇杷葉があるため、他の花木の匂いが薄いのか。枇杷葉には消臭効果もある。

 庭に下りれば、匂い立つ枇杷葉の花芽。今まで暖かかったのが、ここに来て急激に寒くなった。花芽は余り寒いと咲かないで、そのまま枯れる。12月中に咲いても結実しないこともある。寒さとの関係があり、関東以北では無理なこともわかる。温暖な場所がいい。

 冬場だけ、大型の透明ドームで覆いたい。寒冷紗を架けるだけでは、寒さ対策にはならないようだ。何重にもしなければ駄目らしい。夏の暑さはいいが、適度な湿りが必要で、水遣りを頻繁に行なうこと。鉢植えは特に、直径50cm以上の物を買う。根が張ってしまう。

 林檎を見る度に、無農薬の林檎を想う。あのおはなはんを瞼に浮かべる。祖母が好きで観ていた朝の連続ドラマだが、今も脳裏に鮮明に残るのは、林檎の花。あの頃に実っていたのは、無農薬であったのだ。戦後から農薬漬けになり、再び無農薬に変わっている。

 何時か、訪れたいと願いつつ、未だに行けていない。秋田、新潟、青森。寒さが苦手なのも、足が遠のく原因。作品の景色がぼんやりとしか浮かばない。厳しい寒さの実感がない。宮沢賢治や小川未明、新美南吉の物語の世界には、趣が異なってしまう帰来がある。

 人間の生きていく上で、大切なことって何だろう?其々に価値観が違うのだから、考えることも異なっていい筈だ。然しながら、原発を推進し、再稼動を煽るとは。核のゴミが出なく、安全で安心である保障は無いのに、何を基本として勧めていくのだろうかが疑問?

 福島の原発事故は、なかったのか。地震や津波が起きなくても、建設して数十年も経てば、建物は危なくなる。その危険性を顧みず、稼動させるとは、遠隔殺人に他ならない。放射線を多量に浴びる仕事には、高額な金額が支払われるが、命には代えられない。

 人間の驕りや慢心が、未来に向けて進めなくし、後戻りもできなくさせている。時間の中を虚ろに行き来するだけ。これほど無意味な無駄があろうか。人々の心を捩じ曲げての強行採決や、沖縄の反対を無視しての、オスプレイ導入には、戦争への路を往くばかり。

 自然保護。自然のままではないので、進入禁止の綱が張ってある。山には、精霊が居る。日本には神がすまう。

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葉つき大根

2013年12月14日 | Weblog

 以前、勤務をしていた方が、大根の葉つきを届けてくれた。青々とした葉に、思わず頬ずりして感激した。私が、大根は葉がないと・・・と言ったのを覚えていてくれ、わざわざ持って来てくれたのだ。塩糀に漬ければ味が軟らかくなって美味しい。昆布茶と鰹節も入れる。

 大根葉は、小さく切って炒めるのもいい。醤油で味付ける。咽喉の調子が良くなる。大根を賽の目に切ったのに、蜂蜜を入れておくのもいい。1週間で大根は取り出す。このエキスは、喉の腫れを取り去る。子どもの頃には、毎日大根でうんざりしたが、旬の野菜の有難さ。

 年金ももらえる金額が少なくては、今後の見通しが立たない。野菜を作るにしても、土の改善をせねば。そのためにも、豆類と麦は欠かせない。百姓をするのも前途多難。然しながら、諦めないでいようと思う。今から準備をしていれば、数年先が愉しみではないか。

 高齢になると、錠剤はむろんのこと、粒状も飲み難い。咽喉を濾さないのだ。噛めば苦いので吐き出す。自然にできたものを口にすれば、体全体に優しい。急がず慌てずがモットーなら、そういった対応も大切なこと。質が高く、少量の美味しいものを提供したいもの。

 先日、買い物に寄った店内に、名犬ラッシーがあった。何と、エリザベス・テーラーが公爵家の令嬢だった。テレビで観たのではなく、映画版だ。孫へのクリスマスプレゼントにするか。考え中です。書籍の面白さも、様々なことに興味を抱かねばわからないこともある。

 今晩は、新暦では赤穂義士祭・東京泉岳寺義士祭ともある。本来は旧暦の12月14日。来年の1月14日が中る。晴れていた空が、曇ってきて雨になった。これが雪に変わりはしないか案じてしまう。寒い日であった。ストーブを久々に点けた。普段は我慢している。

 ところが、勤務先に行ってから、消したかどうかが怪しくなる。灯油は少ししか入れていないが、火事になりはしないかと案じてしまう。帰宅して、ちゃんと消していたことにほっとした。そういう意味からも、よくよくでないと点けないのだ。簡易懐炉を着用し、我慢する。

 洗濯物を仕舞おうとしたら、枇杷葉の花芽の匂いがした。我が家の枇杷葉に、雀がサンバを踊っている。な・なんちゅうこと。銀河居なくなって、途端に賑やかになった。虫を啄ばんでいるのか、それとも花芽を食べているのか。焼き鳥にするべく思うが、羽があるのだ。

 自然保護センターの遊歩道。と言っても、アスファルトで整備されているので、足が疲れる。帰宅して、枇杷葉を当てた。

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学問に王道なし

2013年12月13日 | Weblog

 その通りである。自分が目的を持って、学んでいけることのワクワク感は、結果がどうであれ、遣り甲斐があるというもの。また、目的が違っても、諦めないことだ。信念を持っていれば、その想いは岩をも砕く。松の根がそれに当る。自然の不思議さに驚く。

 如かして、学ぶことを諦めたら、その価値観が無くなる訳でもない。一心に勉強したことは、必ず残る。覚えたことを生かせばいい。確かに合格点はあるだろう。だが、精魂を籠めて学んだことは、自分に還ってくるもの。真摯に受け止め、新たに挑戦したい。

 資金が乏しい者としては、後がないと思うから、意地も連れて踏ん張る。介護福祉士も、1度で受からなければならなかった。悠長に構えて行けるほど、時間もお金もなかった。何としても受かりたい。そのためには、如何なる努力も惜しまなかった気迫です。

 菅公・菅原道真公に、必死で祈願し、お札を戴き、お参りをした。お礼参りは、リエさんが行ってくれたが、そのお蔭を感謝して励みつつ、今日に至っている。介護の日々には暗雲たる想いがあったり、泣きたいくらいにしょげてしまう自分が居る。努力だけです。

 根気と持続は必須で、それでも体力も必要とする。頑張らない介護をし、ゆとりを持って勤めたい。きれいごとでは決してないが、自分で選んでしまった。この仕事に誇りを持ち、挫折しても這い上がることをしたい。しょげない・めげない・あきらめないの想い。

 介護職をしていて、感謝しています。と言われると、逆に恥ずかしくなる。当たり前の人間の姿ではないか。それなのにお金をもらっている。無駄口をたたく前に体を動かす。優先順位はあるけれど、待たせない。傍に居ると思わせないで寄り添う。至難の業。

 三国志も、諸葛孔明が10万の兵を率いて、魏と決戦を挑むところに差しかかってきた。この平原で病に倒れた諸葛亮は、再び起き上がることができず逝去し、蜀は衰退する。物語を読んで行くに従って、古人の何と大らかな気迫だろう。現代は狭苦しい。

 某新聞の投書欄に、しつけは親がきちんとしよう。と、あったが。それは場所が公共であれば尚、親が注意し叱るものだ。躾は、家庭できちんとやるもの。外に出たら、躾ではない。今日日の洋服は、仕付け糸がかからないから、その意味も知らないのだろう。

 何処の家庭でもではないが、子どもが公共の場で、或いは他人に迷惑をかけた場合の捨て台詞。小母さんが怒るから、運転手さんに、小父さんに怒られたでしょ。違うぞ!親の躾の責任転嫁を他人にするな。親は謝るどころか他人のせいにしている。

 墨田の花火。紫陽花の七変化に惹かれる。雨に打たれて咲くのも好ましい。恥ずかしげにうつむく。

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時雨降りて・・・

2013年12月12日 | Weblog

 天気に布団を干し、油断した。時雨があった。のんびりと朝食を食べていた。外に出たら、アスファルトが濡れているのに、あれれ・・・と布団に触り気づく。仕方ないか、雲は多いが晴れているのに、何とか湿りを取る。寒気団がいるため、空気が冷えている。

 今晩から15日までは、ふたご座流星群が観える。金星も月も煌く。孫の迎えがないので、ごそごそしつつ買い物に出る。リング球を買い、プリンターのインクを求める。鹿沼土や鉢、油性ペンも要るので寄る。鯛の刺身に盛り合わせを買い、握りを思いつく。

 ご飯を炊くのが遅れ、上手く握れない。息子の所まで届け、雑煮を馳走になって帰宅。あれっ、何しに行ったのか?自分の分は残していたので、帰宅してから夕餉の心算であった。まあ、折角の嫁の好意だ。戴かないのも申し訳ない。と、つい欲張り食べる。

 鉢には、鹿沼土を入れ、クリスマスローズを植え替えた。シンプルなのから、緑や濃い桃や薄いのも、八重の白もある。本来は、地植がいいのだが、枇杷の根元で踏んでしまいそう。夏に、木陰を作ってくれるので、この場所がいい。置き場所が少ないのだ。

 種が落ちて芽が出るのに驚いた。移植の時期が早過ぎると、つかずに枯れる。小さな苗が育って、花が咲くのは数年かかる。息子にも娘にも、その趣味はないので、誰が引き取ってくれるか。それを想うと淋しい。買わないようにしているが眼が遇うと挫ける。

 夕方に図書館に行き、三国志10巻を借りる。あまりの面白さに、眠るのも忘れる。寒いからか気分がしゃきっとしているのもいい。風呂上りを布団に潜って読むが手が冷たい。指先の冷たさに堪えて読む。足元は湯たんぽがあり、温かい。腰には温圧をする。

 既に、12月も中盤に入る。気忙しい季節だ。結露の水滴を拭いた雑巾で、外の窓も済ませる。これを繰り返して、掃除を省いている。まあ、屋敷の広さも程ほどなのがいい。庭の外は済ませている。風が吹けば掃くことにして、麦の発芽を楽しみに待とう。

 あれ程、暑かった夏も往き、寒さも本格化するのか、雪虫が飛ぶ。井上靖のしろばんば。程なく雪に変わる気温に、一瞬の夢を視たようだった。この美しい地球を、原発で汚染しし続けることに、何の意味があるのだろう。愚かな選択をして、破滅は近い。

 昨年は、遅い訪園であったので、咲いているのも少なかった。今年の笹百合は、たくさん見えた。笹の形に似ており、そう呼ばれる。

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