フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

いよいよ酒の解禁

2011-01-11 | 人々との交流

今日もいい天気だ。新聞に目を通す。朝日社説で、話題の「タイガーマスク」を取り上げていた。

~先月のクリスマス、前橋市の児童相談所玄関前にランドセル10個を置いた最初の「伊達直人」氏には、そんなつもりはなかったに違いない。
 でも年明け、神奈川県小田原市の相談所に来た手紙には「タイガーマスク運動が続くとよいですね」と書かれていた。 ひっそり灯(とも)した明かりが、匿名の人たちによって次々分火され、いつのまにか「運動」と呼ばれている。
 伊達直人は、約40年前の人気漫画・アニメ「タイガーマスク」の主人公。覆面レスラーの彼は、出身の孤児院にファイトマネーを贈り続けた。 大勢の子が孤児になった戦争が終わって、20年余り。日本が貧しさから抜け出そうとしていた時代の物語だった。
 おととい、箱いっぱいの文具を贈られた鳥取市の児童養護施設の園長は「今回のことで施設に関心を持ってもらい、ありがたい」と話している。  いま、約580の児童養護施設に、3万人余りの1~18歳児が暮らしている。 40年前と比べ、両親との死別や貧困のため預けられる例は激減し、虐待を受けた子が半数以上を占める。
 親から歯磨きすら教わらず、虫歯だらけの子。暴力を受けて育ち、すぐキレてしまう子。心の奥に傷を抱え、ケアが難しい例が増えている。
 
 タイガーマスクが灯したのは、子どもたちに加え、日々を忙しくやり過ごしている普通の市民の気持ちだったのでは――。  だとしたら、善意を効果的に届けるには、寄付文化を根づかせるには、どうしたらよいか。照れや気負いの覆面を外し、考えるきっかけにしたい。 ~

 この「覆面」という面白さがあるから、「運動」になったのではないだろうか。これが「寄付」になれば、果たして、どうなるかな。 方や、「セレブ・お金持ち」の方々には、海外に資本を移し、税金逃れに四苦八苦のあさましい者もいる。

 風もないので、今日も散歩に出た。今日は「ため池コース」を歩こう。近くに農業用ため池があり、 その回りが散歩コースに整備されている。そこからは、金剛、生駒の山並が 広々と見える。昔子供と一緒にソフトボールをした公園へ行くと、キツネでもなければタヌキでもなく、アライグマとも思われない小動物が日向ぼっこをしているの驚いた。住宅街などを通り、ぐるっと45分ほど散歩した。

 昼食は、「丸亀製麺」と対抗する「香の川うどん」へ行く。並んでいると隣の人が「100円引き」のサービス券をくれた。こんなところにも小「タイガーマスク」がいたので喜ぶ。


その後、おばあちゃんの所へ行くついでに、正月の墓参りを済ましておいた。途中、コジマ電気に寄る。ガスストーブを見ると「現品限り」の表示でかなり安いので買おうとすると、「現品限り」とあるのに、別にもう一つ箱が合った。これでは、「現品限り」ではないではないか。店員さんも、事情がよくわからないようだ。

おばあちゃんは今日も元気で、にこにこしているので、安心だ。今日はおばあちゃん宅でフルート練習をする。音出し、「毎日の練習」NO1、NO4、NO7。アルテ17課NO2とNO18のNO1~3までやった。時間があったのでバッハ1034を少しやる。これでざっと2時間だ。

夕方は、元のフルートアンサンブルのメンバーと飲むことになっている。

乾杯をして久しぶりに飲むビールは、身体の芯に沁みる。ところが、さぞや久しぶりに飲めば美味しいだろうなと思っていたほどの、感激はなかった。


アテは、造りの盛り合わせ、ナマコの酢の物、ワカサギの天ぷらなど。ビールがもうひとつなので、銘酒「八海山」を飲んだのだが、どうも美味しさが感じられない。


それではと、焼酎のお湯割りを注文して飲んだのだが、これもいま一つだった。6時から10時過ぎまでかれこれ4時間も飲んだり、食べたり、話したりと懐かしいメンバーとの話はなかなか終わらなかった。「また、飲りましょう」と言って別れ、家路に着く。久しぶりに電車に揺られるとウトウトしてしまって危うく乗り過ごすところだった。これでお酒の解禁も無事に終わった。