フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

ドイツことはじめ

2012-01-12 | グルメ・クッキング

 

ドイツが気になっている。バッハ、モーツァルト、ベートーヴェンなどの音楽を聴いているとそれらが生まれた国の地理や歴史が知りたくなる。塩野七生の「ローマ人の物語」では、ローマから見た場合、ゲルマン民族は侵略を繰り返す蛮族の代表格だ。それに備えて、ラインやドナウ川沿いにケルンなどの城塞都市を建設し、今日に引き継がれいている。そうしたことを知るのも楽しい。

20世紀になると、ナチスドイツが生まれ、第2次大戦後の二つのドイツの誕生、1989年の「ベルリンの壁」の崩壊とめまぐるしく歴史が動く。しかも、現代では、フランスとともにEUの中心的国家として、ヨーロッパの統合の牽引者になっている。

これだけの歴史がある国は、一度は訪ねてみたいものと思いながらもなかなか実現しない。世界的通貨危機で、ユーロの価値が低下してきて、今では100円を切るまでになっている。その意味では行きやすくなってきているのは間違いない。

ドイツ語を少しぐらいは知っておく必要があるので、1月からドイツ語学習を始めようと思う。簡単な日常会話に必要な、数字、語彙、表現、それに発音など。それで、本当かどうか怪しいものだが、「ドイツ語が面白いほど身につく本」を買ってきた。発音用のCDがついているので、早速ウォークマンにダビングして、持ち歩くことにした。基礎編1「発音の仕方を学ぼう」からやりはじめる。何がどうなのか、全く分からないまま、CDの音を復唱する。

もう一つは改めて歴史を復習しておこう。大ざっぱに概略を頭に入れておくだけでも大分役立つ。今日は、1517年のルターの宗教改革~30年戦争~1789年フランス革命~1814年「ウィーン会議」までやってきた。ドイツという国は、世界史の流れに大きく翻弄されてきた国だということがよくわかる。