フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

雪景色を見に出かける

2012-01-23 | 日記

降り続いていた雪がようやく止んで、青空が戻ってきた。外気温はマイナス5度、室温13度、湿度22%、と暖かだ。

いつも通り部屋を暖め、コーヒーを啜りながら、アルビノーニのフルートソナタを流す。柔らかく包み込むようなフルートトラヴェルソの音を聴くと、心がなごむ。庭に積もった雪はかなり多いので今日は融けそうにない。

部屋が温まってきたのでゆっくりと朝定食を食べよう。

朝食後の庭の様子を見に外にで出る。

昼からは、雪景色を楽しむため、車を走らせた。清泉寮は、標高が高いので積雪の量が多かった。富士山は見えなかったが、秩父の山々はパノラマで見渡せる。

続いて、赤い橋に行く。駐車場に積もった雪がガチガチに凍っていた。

まきば公園はどうだろうか、青空が広がって、実に気持ちがいい。遠くの方で鹿が群れていた。

その後食材を買い出しにきららへ立ち寄る。今夜は、ペンション「銀の森」さんから「オーロラ伝説」という催しがあるので、一緒に行きませんかと、誘われたので夕食を早めに済ます。時間が来たので、ペンション「銀の森」さんの車に乗せていただいて、会場のゴルフ場へ行く。生憎、吹雪になってきたので、大丈夫かなと思っていると、会場には沢山の人が詰めかけていた。

最初に日本語でストーリーが語られたが、よく聞き取れなかった。次は、中国語がしばらく流れていた。中国からの観光客が来ているのであろうか。すると、真っ暗な中、突然、レーザー光線が湧きあがった。

成程、これが「オーロラ伝説」か。

音楽に合わせながら、レーザー光線が次々と色と形を変える。光線に当たって雪がきらきら煌めくのがなかなか美しい。カメラを構える手がかじかんできた、相当の寒さだ。

30分ほどで「オーロラ伝説」が終わった。

本当のオーロラを見るためにはこれぐらいの寒さでは済まないだろうが、今夜の寒さも相当厳しかった。帰り際、車に乗ると、フロントガラスがビシビシに凍っていた。今夜から明日にかけて、山沿いでは大雪になるとの天気予報があったが、どうなるのだろうか。