フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

大雪の日の新たな出会い

2012-01-22 | グルメ・クッキング

昨夜また新たに降った雪が木々の枝に積もっている。空を見上げると、少し雲が薄くなってきている。
外気温マイナス4度、室温14度、湿度23度。

いつも通り、薪ストーブのガラスを磨きながら、コーヒーをすする。煤がしつこく着いているところがあって、拭いとるのに手間取った。灯油ファンヒーターも同時にスイッチを入れるので、部屋が暖まるのが早くなった。朝食を食べる頃は、室温は20度まで上がっている。

食後は、しばらくフルートを吹く。ロングトーン、基礎練習をやった後、「名曲31選」から好きな曲の練習をしておこう。

今日は、Cocoさんご夫婦と一緒に、Aostaさん宅をご訪問することになっている。

雪のことがやや心配だが車を出してみると、新たに積もった庭の雪は柔らかいので運転に支障はなかった。進入路をギュウギュウいわせながら降りていく、スタッドレスタイヤがよく効いて、無事外の道路に出ることができた。県道に出るまでの農道も、心配するほどでもなかった。県道~国道141は除雪されていて、車も走っているので全く問題はない。

Cocoさん宅に立ち寄り、家の中を案内していただく。1Fは少し模様替えがされていた。2Fは部屋の間仕切りが完成していて、大分様子が変わっている。天井板が積まれていて、これからは、塗料を塗ってから張り付け作業が続くとのこと。

訪れたAostaさん宅は、アプリコットに近い色の外壁で家の形が独特だ。駐車場からの鉄平石のプロムナードがいい。案内していただいたダイニングルームは、6角形だろうか、庭に突き出ている素敵な空間だ。そこには既に、ランチョンマットとサラダがセットされていた。

ビールで乾杯となったのは、予期していなかったので、嬉しいハプニングだ。Aostaさんのビーフシチュー、Cocoさんのネギスープ、PAPAさんのポテトグラタン、我が家からは中国風ちまきなどがざっと並んで楽しい食事の始まりだ。最近、家で飲む酒を控えているので、酔いが意外と早く回ってきた。

 

グリム童話「ルンペルスティルツヒェン」の話から自動車免許更新、イギリスでの自動車運転の話など話題満載。食事が終わって部屋にさりげなく置かれていた調度品を見せていただいた。

リビングにはグランドピアノやチェンバロなどが置かれている。

その後、いよいよP氏のリコーダー演奏会へ移る。最初はグリーンスリーブス変奏曲、その後はジブリの主題曲など、次から次へとリコーダーを変えながらの演奏はアマチュアとは思えない演奏である。続いて、私も、フルートでグルック「精霊の踊り」を演奏する。すると、P氏が、一緒に演奏しましょうかと、巨大なコントラリコーダーを持って現れた。ご一緒にヘンデル「ラルゴ」など数曲を演奏した。アヴェマリアではP氏にはピアノ伴奏をしていただく。

緊張した演奏会が終わってからは、ティータイムとなる。小さな赤い箱に色んな紅茶が入っていて各自好きな味と香りを選ぶ。


スウィーツが出されてきたのだが、P氏がなかなか手を出そうしないのは?と様子を窺っていると、ワインを飲もうという運びになった。美味しいワインに思わず舌鼓を打ちながらの楽しい会話が続く。Aosataさんご夫婦の率直で明るい雰囲気が実にいい。

気がつくとあたりは少し暗くなってきたので、名残惜しいがお開きとなった。