汽水空間 ~言葉と次元の力学系へ~

身体で体感する言葉の世界をお届けします(*´∀`)♪

みやすけの詩 快楽

2009年06月10日 | 初期中期の詩
とろけそうな魅惑に心から惑わされ
憂鬱なほど私の心は倦怠な心情の波にさらわれる
私の体は悦楽にとろけ
無限の夢心地の中に突き落とされる
あなたを心置きなく私の体に抱き寄せ
悦びに体を震わし
迸る汗に体を魔物のようにくねらせる
淫靡なほど狂おしい感覚に
私は忘我に身悶え
何処までも落ちていく快楽に
私達は心身一体の夢幻に朽ちていくばかり
あなたの吐息を私の体に浴びせて、
互いに見つめあい、
そして優雅な口づけをその身体の奥底まで感じる
私はあなたをしばらくの間抱きしめて
帰る事のない至福の一時を余韻に感じる
ふっくらとした頬のあなたの幸せな眼を見つめ
更に欲情たった私は
あなたの頬に舌を這わせる
汗の味がほんのり香るあなたの皮膚を愛撫すれば
あなたの悦びは更にいやらしいほど深みを帯びて
私の鼓動を俊敏に速くさせる
夜は更に深淵に沈み込み
私達を永遠に悦びの中に閉じ込める

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迸る→ほとばしる
身心一体→しんしんいったい
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