汽水空間 ~言葉と次元の力学系へ~

身体で体感する言葉の世界をお届けします(*´∀`)♪

みやすけの詩 哀しみソネット

2009年06月14日 | 初期中期の詩
落ちていく、果てしなく
朽ちていく、何処までも
寂寥香ぐわせる背中に照らす一筋の光
北風は荒んだ景色を洗い流した
そして憂愁の空に輝く赤い太陽の光
胸に蔓延るのは一時の迷い
出口のない寂れた風の吹く迷宮の中を、
虚ろな荒廃した心情を胸に歩いている
沈んだ我が身に降りかかるのは冷たい雨粒
涙は頬を伝い、
心の中の哀愁は小波のように揺れている
一刻一刻を刻み入れ、
私は赤子のように眠る、
寝息を立てて安らかに、
目を閉じて、夢に抱かれて
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