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アルツハイマー病を診断可能な血液分析機器の開発

2014-04-22 | 健康・病気

 愛知県は、公益財団法人科学技術交流財団に委託して大学などの研究シーズを企業の製品化・事業化につなげる産学行政連携の共同研究開発プロジェクト「知の拠点あいち」重点研究プロジェクトを実施している。
 この中の「超早期診断技術開発プロジェクト」で、(独)国立長寿医療研究センター滝川修認知症先進医療開発センター室長と豊橋技術科学大学澤田和明(さわだかずあき)教授は、独自の半導体イメージセンサを用いて血液や尿に含まれる成分を簡単・迅速に検査する技術を確立した(1月22日発表)。
 これは、国立長寿医療研究センター開発のマイクロビーズと豊橋技術科学大学開発の微小電位変化を検出できる半導体イメージセンサを組み合わせ、抗原抗体反応により検査を行う。これにより、マーカーが特定できている病気について、1滴の血液や尿で簡単・迅速に検査が可能になる。具体例として、アミロイドβペプチド(アルツハイマー病の原因物質とされる)の高感度検出に成功した。
 これにより、2015年度にも試作品を作り、実用化すればアルツハイマー病などの診断を家庭で30分以内でできるようになるとの事。
 ◆従来の検査技術と本検査技術(プレスリリースより)
  検査法         測定時間   測定範囲    コスト(1検体)    血液量
 従来技術(ELISA法)   数時間    1~100pM   1,000円程度     1-5ml
 本技術           約10分    1~100pM   100円以下     1滴(0.02ml)

 

 畑の雑草取りをしていたらスギナが出ていた。近くにツクシがあるかな、と思って見てもない。
 帰り道で、駐車場の空き地(空き地の駐車場?)でツクシが纏まって出ているのを発見・・両方見られた。ツクシはスギナの胞子茎(胞子穂、胞子体とも言う)で、胞子茎(ほうしけい)とは胞子嚢(ほうしのう、胞子が入っている袋)をつける茎。ツクシの後に続いて、横から栄養茎(主軸の節ごとに取り巻くように細い線状の葉が付く)が出てくる・・これがスギナ(杉菜)。ツクシが出ないでスギナだけが出る事がある。
 名(ツクシ)の由来には諸説あり、スギナに付いているから付子(ツクシ)説、ツクヅクシ(突く突くし、突出している様子)の転訛のツクシ説、突々串〈つくつくくし、串の様に突き出ている)からの説、澪標〈みをつくし、航路標識:水から突きでた柱)からの説などがある。漢字の「土筆」は文字通り、土から伸びる筆の姿。

Tukusi404221 ツクシ(土筆、付子)
英名:horsetail(馬の尻尾)
スギナ(杉菜)の胞子茎
スギナはトクサ科トクサ属
出て来る時期は、2月~4月


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