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「死刑もやむを得ない」が8割、内閣府調査

2015-01-25 | 社会・経済
 内閣府の「基本的法制度に関する世論調査」(2014年実施)で、死刑制度について「死刑もやむを得ない」とする回答が80.3%だった(1月24日発表)。容認の割合が85.6%と過去最高だった前回調査(2009年)からは低下したが、8割が支持した。「死刑は廃止すべきだ」との回答は9.7%(前回調査より4%増)。
 調査は昨年(2014年)11月に、20歳以上の男女3,000人を対象に面接方式で実施し、有効回収率は60.9%(1826人)だった。死刑制度に関する意見を、「やむを得ない」「廃止すべきだ」「わからない、一概に言えない」の中から選ぶ方式。
 ◆死刑制度における世論の推移
 年   容認(%) 廃止  わからない
 2014年  80.3   9.7   9.9
 2009年  85.6   5.7   8.6
 2004年  81.4   6.0   12.5
 1999年  79.3   8.8   11.9
 1994年  73.8   13.6   12.6
  (調査は5年毎に実施)
 調査で「死刑もやむを得ない」と答えた理由(複数回答可)は、
  「死刑を廃止すれば、被害を受けた人やその家族の気持ちがおさまらない」:53.4%
  「凶悪な犯罪は命をもって償うべきだ」:52.9%
  「また同じような罪を犯す危険性がある」:47.4%
 調査で、「死刑は廃止すべきだ」と答えた理由(複数回答可)は、
  「裁判に誤りがあったとき、死刑にすると取り返しがつかない」:46.6%
  「生かして罪の償いをさせた方がよい」:41.6%
 今回調査では、仮釈放のない「終身刑」を導入した場合の死刑の存廃を質問した
  「死刑を廃止しないほうがいい」:51.5%
  「廃止するほうがよい」:37.7%

 昼食は外食で、とお店に出かけた。お店の前に沢山の鉢でハボタンが育てられている。葉の色は赤紫と黄白で、葉の形は波型や縮れ型など。冬に咲く花は少ないから、ハボタンとなったんだろう。
 ハボタンは食用のキャベツ(紫キャベツ)として江戸時代中期に渡来したもので、この食用キャベツを日本が観賞用として改良した・・食べても美味しくない。野菜を鑑賞用とするのは世界的にも珍しいと言う。初めはオランダ菜と呼ばれていたが、1778年(安永7年)に山岡恭安が牡丹菜と命名した。しかし、葉がボタン(牡丹)の花のように美しいことから、ハボタン(葉牡丹)と呼ぶ様になった。
 因みに、販売されている新品種の多くは一代交雑種であり、種子を採って育てても同じものにはならない、と言う。
 ハボタン(葉牡丹)
 別名:花キャベツ
 英名:ornamental cabbage
 アブラナ科アブラナ属
 耐寒性一年草、鮮やかな葉の色や姿を鑑賞する園芸植物
 葉の鑑賞期は11月~翌3月
 開花時期 は4月~5月 、黄色の菜の花が咲く
 結球しない品種のキャベツ又はケールを観賞用として品種改良した
 品種には葉に葉緑体以外の色素を持たない品種と色素(アントシアニン)を持つものがあり、温度によって発色し、白・黄白・紫・赤・ピンクなどに色づく。
 葉の種類は、波型の「丸葉系」・縮れ型の「縮緬系」・切込みが細かい「切れ葉系」などがある。