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2013年のふるさと納税は141億円

2015-04-03 | 社会・経済
 総務省のまとめによると、2013年(平成25年)の「ふるさと納税」は141億円だった。制度を利用した人は、13万人で、寄附が多かったのは東京都民からの38億円、神奈川県民の12.8億円、大阪府民の12.0億円。
 ◆ふるさと納税
 ふるさと納税とは、個人の住民税や所得税の控除対象になる地方自治体への寄附金である。
 2008年に、地方間格差や過疎などによる税収の減少に悩む自治体に対しての格差是正を推進するための新構想として制定された制度。好きな地域に「納税」という寄付ができ、募集している地方自治体ならどこでも可能。
 2015年4月1日より税制改正となり、
   住民税の凡そ1割程度だった還付・控除額が2割程度に拡大
   寄附ごとに申請書を寄附自治体に郵送で確定申告が不要となる
    (年間に5自治体までの寄附で)
 ◆都道府県・市区町村にたいする寄附金(ふるさと納税)
   寄附のうち、寄附金控除の申告があった寄附金を集計
   寄附者の居住する地方団体ごとの集計
 平成26年控除(平成25年1月1日から12月31日まで)
  適用者数(人) 寄附金額(千円) 控除額(千円)
   133,928    14,189,345    6,062,439
 平成25年控除(2012年)
   106,446    13,011,278    4,526,323
 平成24年控除(2011年)
   741,677    64,914,901    21,017,144

 天気は、朝晴れ、午後より曇りとなる。気温は高く、最高気温20℃の予想。
 今日(4月3日)サクラの開花宣言があった(仙台管区気象台の標本木)。3月下旬から気温が高い日が多かったからだな。平年より8日早く、昨年より4日早い。予想より早かったから標本木の開花日に立ち会えなかった・・残念。
 早いと言えば、いつもの散歩道でツクシが纏まって出ているのを見つけた。ツクシ、オオイヌノフグリの花、タンポポの花が一緒だ。
 ツクシはスギナの胞子茎(胞子穂、胞子体とも言う)で、胞子茎(ほうしけい)とは胞子嚢(ほうしのう、胞子が入っている袋)をつける茎。ツクシの後に続いて、横から栄養茎(主軸の節ごとに取り巻くように細い線状の葉が付く)が出てくる・・これがスギナ(杉菜)。
 名(ツクシ)の由来は、スギナに付いているから付子(ツクシ)説、ツクヅクシ(突く突くし、突出している様子)の転訛のツクシ説、突々串〈つくつくくし、串の様に突き出ている)からの説、澪標〈みをつくし、航路標識:水から突きでた柱)からの説、などがある。漢字での「土筆」は、土から伸びる筆の姿を表している。
 ツクシ(土筆、付子)
 英名:horsetail(馬の尻尾)
 スギナ(杉菜)の胞子茎、スギナはトクサ科トクサ属
 出る時期は、桜の開花と同じ頃の3月下旬~4月上旬