大阪大学の北川勝浩教授らは12日、磁気共鳴画像装置(MRI)の感度を1万倍以上に引き上げる基礎技術を開発したと発表した(4月12日)。
新技術は特殊な薬剤やレーザーを組み合わせる。観察能力を高めるために用いる増感剤に有機化合物のペンタセンを加えた後、レーザー光とマイクロ波を照射する。これにより、核スピン偏極率を増大できる。偏極率は室温で通常は数万分の1以下だが、今回室温で34%まで高めた。偏極率34%の核スピンはNMR分光やMRIに比べて1万倍以上の強い信号を出したとの事。
実用化すれば大きさ1cm以下の初期がんを簡単に見つけられる可能性がある。また、微量の化学物質やたんぱく質を短時間で検出できるので、化学や製薬研究にも役立つとの事。
ただし、ペンタセンは人体に有害。今後、ペンタセンに替る無害な物質を使えるようになれば、MRIによる微小がんなどの診断にも応用できる、と研究チームは期待している。
晴れ。気温が昨日より高く、少し暖かく感じる。風もなく、良い日和。
垣根にしているヤマブキに花が咲き出している。花は黄色(山吹色)で、一重咲きと八重咲きが混じっている。ヤマブキに似た花で、白花の”シロヤマブキ(白山吹)”があるが、これはシロヤマブキ属という別属の花である。花弁数も異なり、ヤマブキは五弁花(一重)でシロヤマブキ(白山吹)は四弁花である。
ヤマブキと言えば、太田道潅の「七重八重 花は咲けども 山吹の みの一つだに なきぞ悲しき」(後拾遺和歌集、卿兼明親王が詠まれた)を思い出す。八重咲きのヤマブキには実がならないが、一重の山吹には実がつく。
ヤマブキ(山吹)
別名:山振(やまぶり)、英名:Japanese rose
学名:Kerria japonica
バラ科ヤマブキ属
落葉低木(丈は1m~2m、枝は往々にして垂れる)
開花時期は4月~5月、花色は黄色(山吹色)、一重・八重咲きがある
山吹色は橙色に近い濃い黄色。小判の色をこれに例えることがある・・山吹色のお菓子とは小判の事か
新技術は特殊な薬剤やレーザーを組み合わせる。観察能力を高めるために用いる増感剤に有機化合物のペンタセンを加えた後、レーザー光とマイクロ波を照射する。これにより、核スピン偏極率を増大できる。偏極率は室温で通常は数万分の1以下だが、今回室温で34%まで高めた。偏極率34%の核スピンはNMR分光やMRIに比べて1万倍以上の強い信号を出したとの事。
実用化すれば大きさ1cm以下の初期がんを簡単に見つけられる可能性がある。また、微量の化学物質やたんぱく質を短時間で検出できるので、化学や製薬研究にも役立つとの事。
ただし、ペンタセンは人体に有害。今後、ペンタセンに替る無害な物質を使えるようになれば、MRIによる微小がんなどの診断にも応用できる、と研究チームは期待している。
晴れ。気温が昨日より高く、少し暖かく感じる。風もなく、良い日和。
垣根にしているヤマブキに花が咲き出している。花は黄色(山吹色)で、一重咲きと八重咲きが混じっている。ヤマブキに似た花で、白花の”シロヤマブキ(白山吹)”があるが、これはシロヤマブキ属という別属の花である。花弁数も異なり、ヤマブキは五弁花(一重)でシロヤマブキ(白山吹)は四弁花である。
ヤマブキと言えば、太田道潅の「七重八重 花は咲けども 山吹の みの一つだに なきぞ悲しき」(後拾遺和歌集、卿兼明親王が詠まれた)を思い出す。八重咲きのヤマブキには実がならないが、一重の山吹には実がつく。
ヤマブキ(山吹)
別名:山振(やまぶり)、英名:Japanese rose
学名:Kerria japonica
バラ科ヤマブキ属
落葉低木(丈は1m~2m、枝は往々にして垂れる)
開花時期は4月~5月、花色は黄色(山吹色)、一重・八重咲きがある
山吹色は橙色に近い濃い黄色。小判の色をこれに例えることがある・・山吹色のお菓子とは小判の事か