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脳梗塞薬の効果高める新治療法を開発

2015-04-11 | 健康・病気
 新潟大脳研究所のチームは、脳梗塞で詰まった血栓を溶かす薬剤「t-PA」の効果を向上させ、副作用を抑える可能性がある治療法を開発したと発表した(4月7日)。
 治療法は、「t-PA」の投与と同時にタンパク質「プログラニュリン」を注射する。脳梗塞への「t-PA治療」を効果的に行うには、発症から4時間半以内に始めなければならない。このタンパク質と併用すれば、治療開始が遅れても、患者の状態が改善される可能性があるとしている。「プログラニュリン」は細胞の増殖や腫瘍の形成、認知症発症の抑制、創傷の治癒などに関与することが知られているタンパク質、人の体内でも作られる。
 人工的に脳梗塞を起こしたラットを使った実験では脳梗塞が小さく抑えられた。注射したラットでは、「t-PA」の副作用である脳出血量が10分に1近くに、脳梗塞の大きさやむくみが3分の1程と、大幅に軽減された。
 ◆t-PA(血栓溶解薬)
 組織型プラスミノゲン活性化因子(tissue-plasminogen activator)の略
 ◆脳梗塞の患者数
 年間約140万人、死亡者は約8万人で、日本人の三大死因。
 脳内出血・くも膜下出血と合わせて脳卒中と呼ばれる。脳梗塞の治療薬「t-PA」は、2005年10月から健康保険が使えるようになった。

 朝から小雨。時々雨は止む。気温は低く、春はまだ・・と感じる。
 数日前の晴れた日に見かけた”ベニコブシ”、この時は咲き始めで、今は満開に近い。
 花だけで葉はまだ出ていない。枝先に、径10cm程の淡紅色の芳香のある花が付いている。萼片と花弁は細長い披針形で、花弁の裏側に赤の筋が入り、紅白の模様に見える。
 この”ベニコブシ”はシデコブシ(四手辛夷)の変種で、別名をヒメシデコブシ(姫四手辛夷)と言う。
 名(ベニコブシ)の由来は、コブシの仲間で花の色が淡紅色からと言う。コブシ(辛夷)は白花を咲かせる品種である。
 ベニコブシ(紅辛夷)
 別名:姫四手辛夷(ひめしでこぶし)
 モクレン科モクレン属
 落葉小高木
 日本の固有品種
 開花時期は3月~5月
 実は9月~10月に赤く熟す。袋果が集まった集合果、長さ3~8cm、房状に垂れ下がる