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スパコン・京、Graph500で9期連続で世界1位

2019-06-20 | 科学・技術
 理化学研究所、九州大学、東京工業大学、バルセロナ・スーパーコンピューティング・センター、富士通株式会社、株式会社フィックスターズによる国際共同研究グループは、ビッグデータ処理(大規模グラフ解析)に関するスーパーコンピューターの国際的な性能ランキングであるGraph500において、スーパーコンピューター・京(けい)による解析結果で、2018年11月に続き9期連続(通算10期)で第1位を獲得した。ドイツのフランクフルトで開催中のHPC(ハイパフォーマンス・コンピューティング:高性能計算技術)に関する国際会議「ISC2019」で発表された(日本時間6月18日)。
 大規模グラフ解析の性能は、大規模かつ複雑なデータ処理が求められるビッグデータの解析において重要となるものである。スーパーコンピューター・京は運用開始から6年以上が経過しているが、今回のランキング結果によって、現在でもビッグデータ解析に関して世界トップクラスの極めて高い能力を有することが実証された。
 規則的な行列演算である連立一次方程式を解く計算速度(LINPACK)でスーパーコンピューターを評価するTOP500においては、「京」は2011年(6月、11月)に第1位、その後、2019年6月17日に公表された最新のランキングでは第20位である。Graph500ではグラフの探索という複雑な計算を行う速度(1秒間にグラフのたどった枝の数;TEPS)で評価されており、計算速度だけでなく、アルゴリズムやプログラムを含めた総合的な能力が求められる。
 用語説明
 〇LINPACK
 米国のテネシー大学のJ.Dongarra博士によって開発された規則的な行列計算による連立一次方程式の解法プログラム。TOP500を作成するために用いるベンチマーク・プログラム。ハードウェアのピーク性能に近い性能を出しやすく、その計算は単純だが、応用範囲が広い。
 〇TOP500
 TOP500は、世界で最も高速なコンピューターシステムの上位500位までを定期的にランク付けし、評価するプロジェクト。1993年に発足し、スーパーコンピューターのリストを年2回発表している。
 〇TEPS(Traversed Edges Per Second)
 Graph500ベンチマークの実行速度を表すスコア。Graph500ベンチマークでは与えられたグラフの頂点とそれをつなぐ枝を処理する。
 Graph500におけるコンピューターの速度は1秒間あたりに調べ上げた枝の数として定義されている。今回からTEPS値の計算には調和平均を使用することで統一された。そのためTEPS値の表記が以前の38,621(中央値)から、31,302GTEPS(調和平均)に変更されている。

 早朝に雨が降ったようだ、路面が少し濡れていた。朝からは、雲多いが晴れ。早朝の畑作業は、”トウモロコシ”畑を作る。
 近くの公園には様々な木々が植えられている。その中の”ソヨゴ”に花が咲いている。秋には、赤い実が付く。”ソヨゴ”は雌雄異株なので、この木は雌株。近くに雄株がある。
 名(ソヨゴ)の由来は、風が吹くと葉などがこすれて音をたてて揺れる(→戦ぐ:そよぐ)様から。岡山県では「ふくらしば」・「ふくらし」と呼ぶそうで、葉を熱すると膨れて音を立てて弾ける事からと言う。
 ソヨゴ(冬青、戦)
 別名:フクラシバ
 モチノキ科モチノキ属
 常緑広葉樹、中高木
 雌雄異株
 原産地は日本
 開花時期は6月
 花色は白、花弁は5枚(4枚もある)で長さ2mm程
 果実は径8mm位で、秋に稔り、橙色~赤色に熟す
 果実の色に、黄色(キミソヨゴ、と呼ぶ)のものがある