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天の川銀河の星形成、2段階に分けて形成された

2018-08-09 | 天文
 東北大大学院野口正史准教授は、天の川銀河での星形成が2段階に分けて起こったことを明らかにした(7月26日付けで英国の科学誌「Nature」オンライン版で公開)。
 天の川銀河には元素組成の異なる2種類の星が存在するが、その理由は不明だった。野口准教授の研究は、この謎をはじめて理論的に解明したものとして注目される。
 野口正史准教授は、「冷たい降着流」と呼ばれるガスの流入に着目し、100億年にわたる天の川銀河の進化をコンピュータで計算した。
 「冷たい降着流」とは、宇宙空間のガスが低温のまま銀河に流れ込む現象。「冷却流」とは、一度高温になったガスが冷えるにつれ流入する現象。
 野口准教授によると、天の川銀河では約100億年前から第一段階の「冷たい降着流」によって星形成が始まり、30億年程続き約70億年前に星形成は終了した。これは衝撃波が発生してガスが高温になり流入が止まり、20億年ほど星形成は中断する。その後、高温ガスからエネルギーが失われるにつれ「冷却流」が発生し、約50億年前から第二段目の星形成が始まった。太陽もこの時期に誕生した。
 計算で、酸素やマグネシウムに富む星は「冷たい降着流」による第一段階の星形成で、鉄に富む星は「冷却流」による第二段階の星形成で誕生したことを明らかにした。
 隣のアンドロメダ銀河など他の渦巻銀河もこのように2段階に分けて形成された形跡があり、今後の研究によって銀河進化の考え方が大きく書き換えられると期待される。

 朝から雨、台風の影響だね。小雨が主体で、時々強く降る。
 塀際の小さな空地で、”モミジアオイ”の花が咲いている。遠くから見ると”ハイビスカ”に花に似ている。でも、葉は深く3裂~7裂して狭く、花弁の付け根が細く各々離れている。花色は中心が真紅で、花弁はピンク色。この花は、”アメリカフヨウ”との交配種、かな・・少し葉の幅が広い。
 名(モミジアオイ:紅葉葵)の由来は、葉の形が「もみじ」に似る葵(あおい)だから。別名にも”モミジバアオイ”がある。
 モミジアオイ(紅葉葵)
 別名:紅蜀葵(こうしょっき)、紅葉葉葵(もみじばあおい)
 アオイ科フヨウ属(ハイビスカス属)
 北アメリカ原産
 宿根草、茎は硬くほぼ直立
 開花時期は7月~9月
 花は大きく直径10数cm、花弁は5枚で細長くて弁間は離れている


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