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2017年本屋大賞、「蜜蜂と遠雷」恩田陸(著)に

2017-04-14 | 本と雑誌
 「全国書店員が選んだ いちばん!売りたい本 2017年本屋大賞」が発表された(4月11日)。
 全国466書店の564人による一次投票で候補10作が選ばれ、この中から大賞が選ばれる。本屋大賞は、書店員が”いちばん売りたい”本を選ぶ賞であり、100万部以上の売上になるとか・・
 大賞は「蜜蜂と遠雷」恩田陸さん。恩田さんは平成17年の「夜のピクニック」で本屋大賞を受賞しており、この賞では初めてとなる2回目の受賞となった。
 翻訳小説部門の大賞も発表され、オランダの作家、トーン・テレヘン著で、長山さきさんが翻訳した「ハリネズミの願い」(新潮社)が受賞した。
 因みに、大賞に選ばれた14作品のうち、この作品を含む10作品がこれまでに映像化されている。出版物の売り上げが年々減少する出版業界にとって、新たな読者を増やす絶好の機会となっている。
 ◆2017年(第14回)本屋大賞
 大賞:『蜜蜂と遠雷』恩田陸(幻冬舎)
 2位:『みかづき』森絵都(集英社)
 3位:『罪の声』塩田武士(講談社)
 4位:『ツバキ文具店』小川糸(幻冬舎)
 5位:『桜風堂ものがたり』村山早紀(PHP研究所)
 6位:『暗幕のゲルニカ』原田マハ(新潮社)
 7位:『i』西加奈子(ポプラ社)
 8位:『夜行』森見登美彦(小学館)
 9位:『コンビニ人間』村田沙耶香(文藝春秋)
 10位:『コーヒーが冷めないうちに』川口俊和(サンマーク出版)

 朝から晴れ。気温も上昇し、最高気温20℃とか。
 散歩道でよく見かける”ヒイラギナンテン”。黄色の花が咲き始めた。夏過ぎには、付いた実が濃青紫色になる。今時分(春~夏)は青葉で、秋~冬は紅葉する。
 名(ヒイラギナンテン:柊南天)の由来は、ヒイラギ(柊)に似た葉とナンテン(南天)に似た実からと言う。でも葉はヒイラギより幅広、実は青紫色でありナンテン(南天)の赤・白と大分異なる。ヒイラギは葉に刺があり”魔よけ”の木、ナンテンは”難を転ずる”木、このヒイラギナンテンも”魔よけ・難を転ずる”縁起木とされる。
 ヒイラギナンテン(柊南天)
 別名:唐南天(とうなんてん)
 メギ科ヒイラギナンテン属
 常緑広葉低木
 原産地は東アジア、江戸時代に中国から渡来とされる
 開花時期は3月~4月
 房状花序に沿って小花が咲く、花色は黄色
 秋に小さな(径0.7cm位)藍黒色の実が熟す


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