環境省は、温泉の入浴を避けるべき禁忌症の中から「妊娠中」を削除するとした(4月4日)。
同省は日本温泉気候物理医学会に調査を委託するなどして内容を見直し、中央環境審議会小委員会で、妊婦が温泉に入っても医学的に問題はないとして、入浴時の注意事項を定めた温泉法の基準見直し案が了承された。温泉施設の脱衣所などの掲示からも削除するよう、今年夏までに各都道府県に通知する。
現行基準は昭和57年(1982年)に定められたもので、急性疾患などと「妊娠中(特に初期と末期)」が含まれていた。含まれた根拠は不明で、専門家の調査では、温泉浴が流産・早産を招くといった医学的データはなかったとの事。
見直しでは、温泉の効用に当たる「適応症」に、睡眠障害・うつ状態・自律神経不安定症が新たに追加された。
◆温泉法第十四条の運用について
(昭和57年5月25日環自施第227号 都道府県知事宛 環境庁自然保護局長通知)
温泉の禁忌症
おおむね「別表-1 一般的禁忌症(浴用)」および「別表-2 泉質別禁忌症」によること
別表-1 一般的禁忌症(浴用)
急性疾患(特に熱のある場合)、活動性の結核、悪性腫瘍、重い心臓病、呼吸不全、腎不全、出血性疾患、高度の貧血、その他一般に病勢進行中の疾患、妊娠中(特に初期と末期)
別表-2 泉質別禁忌症(浴用)
硫黄泉・酸性泉で、皮膚・粘膜の過敏な人特に光線過敏症の人
(硫化水素型)高齢者の皮膚乾燥症
朝は昨夜からの雨が残っていたが10時頃より雨が止む。時々晴れ間もある曇り空。風が時々強く吹き、お花が揺れて写真のピントが合わない。
なんとかピントを合わせた、ナズナ(ペンペングサ、シャミセングサとも呼ばれる)の花。とても小さな白い花だ。実も付きだし、その果実の形が三角で三味線の撥(ばち)に似ている、別名のシャミセングサ(三味線草)の所以。”ペンペン”とは、三味線を弾く擬音語。
ナズナ(薺)
別名:ぺんぺん草
三味線草
アブラナ科ナズナ属
越年草(または一年草)
開花時期は3月~6月
花は白色の4弁花、径約3mm
茎の先に沢山付ける
花穂の先端で次々と蕾ができて開花し、下の方では花が終わって果実ができる
果実は6~7mmの倒三角形の短角果
春の七草の1つ
せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ