進め!Gucchan号!

愛艇NEO-Gucchan号を手放して、奈良県へ単身移り住みました。和歌山県の海と琵琶湖水系が新しいフィールドです。

ベタ凪の外房で想像以上の大苦戦

2017年05月23日 | NEO390 釣行記

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前回、I君の力でかろうじての開幕宣言しました。

前日、整形外科を受診し、ようやく足のギプスが取れました。

さあ、これで全開でしょ、と釣行準備。

22日日曜日は風も弱く、気温が非常に高い予報でした。

気分は真夏モード。

相棒I君は金曜日にジギング船でヒラマサ2本キャッチしたにもかかわらず、

今回のお誘いに対し快諾。

彼は中1日でまた外房の海へ出撃です。

 

AM2:00にI君の家に迎えに行きました。

途中メールしますが反応がありません。

実はI君、前回のAM5:00待ち合わせでも自宅で爆睡していました。

今回もおそらく…。

 

この後は修羅場と化しましたので割愛します。

 

道中、AM3:50頃から東の空が明るくなりだしました。

AM4:10頃に現地入り。

凪予報に混雑を覚悟していましたが、最近の釣果が思わしくないせいかガラガラ。

NEOタダノさん、ビル・ジャックさん、ステキチさんの常連に、

ケンマリーナカートップさん、SRVさんと全てFRPボート。

ゴムボートはゼロでした。

こんな日こそゴムボート日和なんですけどね~。

 

誰のせいとは言いませんが、すっかり明るくなったAM4:50、

日の出から30分遅れで出航です。

準備中は寒いかもなーと思ったのですが、

上はTシャツ1枚にレインウェア、

下は短パンジーンズにレインウェア、靴はマリンシューズという組み合わせ。

沖に着いてみると、既にかなり気温が上昇を始めていて、

レインウェアが邪魔なくらいでした。

海は御覧のようなベタ凪です。

 

左がビル・ジャックさん、右がステキチさん。

まずはジギングで様子を見ますが、

NEOタダノさんの

「沖で尺アジが入れ食い」

という情報にビル・ジャックさんは作戦変更して沖に移動して行きました。

ステキチさんは電動ジギング。

「ウィーン、ウィーン」

リズミカルな電動リール音が響きます。

 

I君は例によってミヨシに立ってかっこよくしゃくっています。

I君は遊漁船&Gucchan号で現在3連勝中。好調です。

 

ちなみのこの日のベイトは、

水深20m、何もいません。

 

水深30m、何もいません。

 

水深40m、やっぱり何もいません。

 

ちょっとやばい感じです。

先週もこれに近い状態でしたが、それ以上です。

ちなみに水深60mまで行きましたが、ベイトはゼロでした。

まさに無の海?

魚探反応はピンスポットで根の上などで出たりもしますが持続せず。

つまり、回遊するようなベイトではないということです。

これはきついです。

わずかなベイト反応を頼りにジギングポイントの周辺を流します。

 

2時間近く経過したAM7:00ころ、

反応が無さ過ぎてぐっちゃんはタイラバに浮気していました。

いつもは持ち込みもしないタイラバタックルですが、

今回はボウズ逃れの意味もあって珍しく持ち込んでいたんです。

こういう優柔不断な釣りをする輩に海は微笑みません。

「ヒットォ―」

ちょうどタダノさん、ビル・ジャックさんがアジを釣り飽きて戻ってきたタイミングでした。

かけたのはもちろんI君です。

「おー、走る走る」

1人楽しそうにファイトするI君。

「ネットお願いします!」

「お、おうっ…」

マキマキしてタイラバを回収し、ゆっくりとネットを取り出すぐっちゃん。

「は、早くお願いしますよ~」

「おぅ…」

ケッ、寝坊して朝まづめに間に合わなかったのは誰のせいだ!

なんて思いませんよ(爆)

ぐっちゃんが丁寧にネットインして、ヒラマサゲットです。

正直、この無の海でよくかけましたよ。

さすがチームぐっちゃんのエースです。

I君が寝たり、だれて休んだ時にぐっちゃんにヒットするというパターンが多かったのですが、

この日はぐっちゃんがだれてタイラバに浮気していた時にI君にヒットでした。

ちなみに最近めったにジグロストをしなかったぐっちゃん、

この日は実に4本のジグを根がかりでロストしました。

けっこうな時間をラインシステムの修復に費やしました。

まさに負のスパイラルです。

ただし今回はコンビじゃありません。

前回もI君ヒラマサゲット、ぐっちゃん3連続バラシでした。

ぐっちゃん単独での負のスパイラル突入という感じですね。

この後当然目の色を変えてしゃくりますが、時すでに遅し…。

 

凪の海ですから大移動も可能です。

めったに行かない東の海へ移動、反応無し!

今度は西のポイントまで一気に大移動、ここもダメ。

そして最後にまた最初のジギングポイントに戻ってきました。

時間は既に正午に近くなっています。

あまりの暑さと釣れなさと睡眠不足で、

ぐっちゃん、

NEO唯一の横になれるシート上で、フェンダーを枕にお休みモード。

海は御覧のように相変わらずベタ凪です。

水温は17.8℃とかなり上がっています。

それでも、ヒラマサは我々の海域を迂回して、東や北の海に向かって行ってしまったようでした。

水温センサーをボートの中に引き上げて気温を測ってみると、

おいおい、って気温でした。まさに真夏モードです。

 

ぐっちゃんにお触り、I君にアタリ(フッキングせず)があって、

予定の12:00を少し延長して頑張りましたが追加はなし。

朝のうちにタダノさんに尺アジを10尾ほどもらっていたので、お土産はあります。

ストップフィッシング、帰航は12:30頃でした。

 

大きな移動を行ったので、距離はけっこう伸びました。

凪だったので最高速もかなり出ましたが、この数字は一瞬です。

実際に2人なら37、8km/hは出せるのですが、

安全で快適に巡航できるのは30㎞/hくらいまでですね。

35km/h以上だと小さな波でも船底をバタンバタンと打ちますので、ちょっと怖いです。

この日はGucchan号が最後の帰航で、みな先に帰ってしまっていました。

これだけ反応が無ければ正解ですね。

 

帰りの道中で外気温をチェックしたら31℃でした。

こりゃ暑いわ…。

 

もらった尺アジは一夜干しにして、

肉厚のアジの干物になりました。

 

I君のヒラマサはぐっちゃんが横取りして、まずは刺身で食べました。

彼は2日前に2本釣ってますからね(ジャイアンの言い訳)

 

それにしても厳しい状況が続いています。

東の遊漁船や、茨城の海ではヒラマサが相当な数釣れていますから、

我々の海域だけ迂回してしまった感じですね。

次回も凪ならば、もっと大きな移動をしてみたいと思います。

それ以上に、ヒラマサの群れが我々のエリアを通ってくれることを祈りましょう。

何とか負のスパイラルから抜け出さなければ…。

 

それではまた おやすみなさい

 

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コメント (18)
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