進め!Gucchan号!

愛艇NEO-Gucchan号を手放して、奈良県へ単身移り住みました。和歌山県の海と琵琶湖水系が新しいフィールドです。

KenKenリベンジマッチ!やっぱりこいつは凄かった!

2017年05月30日 | NEO390 釣行記

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5月27、28日の土日、5月第4週です。

4月3日、初NEO-Gucchan号乗船時に10年ぶりの船酔いをして、

ほとんど釣りにならなかったKenKenことKen君。

リベンジの申し込みです。

Ken君が船酔いでグロッキーした記事はこちらから。

Ken君の希望は27日の土曜日でしたが、天候や海況を考え28日にリスケしました。

この日は12:19がド干潮。

AM9:00~PM4:00くらいまでボートを上げるのが難しくなります。

朝一勝負という手はありますが、朝から夕方まで1日頑張るという作戦に出ました。

昼から穏やかになって釣りやすくなるという予報があったからです。

 

ぐっちゃんには自信がありました。

今週は釣れるはず!

その根拠は、

2014年第4週週末。I君とわずか2時間2人で10本以上キャッチ。

2015年第3週週末。確変突入でヒラマサ、ヒラメ、イナダ。

2016年第4週週末。小太郎さんと2日連チャン、1日目2人で7本、2日目は一面鳥山祭り。

つまり、どんな年でも5月下旬に大爆釣があるんです。

そして今年はまだ爆釣がないまま、残すところこの週末だけ。

ここで釣れないなら1年中釣れない!という日でした。

 

5月第4週週末、

相棒は最強ジギンガーKen君、

そして朝まづめから夕方までの長時間釣行、

条件は揃いましたね。

 

現地着は4:00少し前。

既にダダノさんのNEOタダノ艇でダダノさんとビル・ジャックさんが出航した後でした。

久々にNEO450で参戦のカワノさん、

ケンマリーンボートとホープボートのFRP勢。

例年なら祭りモードで大盛況でもおかしくない時期なのですが、

この日は意外に空いていました。

前日午後からかなり強い風が吹いたのと、最近の貧果が原因かと思われます。

 

AM4:30出航、10分ほどでジギングポイントに到着です。

この日はかなり大きな移動も覚悟していて、

このポイントで釣果が無ければ、今まで行ったことがない方面への遠征も視野に入れていました。

水温は眉唾ぐっちゃん魚探の水温計で18.5℃。けっこう上がりましたね。

魚探反応は…、

ムムム…。

岩礁帯で駆け上がりになっているこのポイントで、ごらんの無反応…。

これは厳しいか?

なんとか魚の反応のあるポイントを見つけて、とにかくジギングスタートです。

 

AM4:50。

「おっ、あたった!」

最初のひと流し、しゃくってフォールさせるを3回ほど試した時でした。

期待を良い方に裏切るファーストヒットはぐっちゃんに。

軽く合わせてファイト開始。

「おお、やりましたね!マサですか?」

とKen君。

しかし、引きが弱いです。

緩めのドラグを鳴らすこともなく簡単に巻き上げられます。

「根魚かな?」

なんて油断した次の瞬間、

「ジジジジジジッーーー」

突然暴れだしドラグを鳴らす敵。

「おお、これは青物だ!」

「ランディングしましょうか?」

「大丈夫、自分でできるよ、余裕余裕♪」

それほど大きくありませんがヒラマサです。

必要以上にもたもたしながらゆっくりネットイン、と思いきや、

最後にひと暴れするヒラマサ君。

「あわわ…」

慌てて体勢を取り直しましたが、

「あっ!」

なんとフックアウトしてしまいました。

サイズ的にそれほどの大きさではなかったので舐めていました。

最後にテンションがかからなくなって、痛恨のフックアウト。

半分ネットに入っていただけに超ショックです。

「トホホ…、最近こんなのばっか…」

 

その直後、ついに最強ジギンガーが覚醒します。

「ヒットォ!」

「え、おいらバラしたばっかりなのに…」

「おー、引く引く、楽しーい」

Ken君は592SSというぐっちゃんよりも柔らかめのロッドですが、

ドラグは6kgとぐっちゃんよりもはるかに締めた設定。

ほとんどドラグは鳴りませんが、ロッドは激しくしなり、弧を描きます。

「ネットお願いします!」

「あいよ!」

Ken君、開始10分でリベンジ達成!

ナイスサイズのヒラマサです。

この男のブツ持ち写真、本当にかっこいいんですよ。

ちなみにジグは自作品だそう。

やりますねー。

ちなみにこの時ぐっちゃんは根がかりでまたしてもジグロスト。

リーダーが残ってくれたので救われましたが、先週からのロスト癖が抜けていないようです。

 

とにかく、今日は大遠征の必要はなさそうです。

続いて2流し目…。

またしてもKen君にヒット!

激しくやり取りをするKen君。

ファイト姿も決まっていますね。

あっという間に2本目ゲット。

 

次の流しではようやくぐっちゃんにヒットです。

沖の尺アジ釣りを終えて戻ってきたタダノさんとビル・ジャックさんの目の前でファイト開始。

強烈なパワーで緩めのドラグが鳴りまくりです。

けっこうなパワーで最初は写真のようにロッドの尻をお腹に当てて耐える場面もありました。

「ぐっちゃん船長、ドラグ緩すぎでしょ」

「なんだかすごく重いんだよ。朝一よりははるかにでかそう」

そんな会話をしながら少し時間をかけて寄せてきました。

ようやくリーダーに入り、魚が見えました。

「よし、見えましたよ!あれ!?」

「んん?」

意味不明の会話をしながらランディング。

そのわけは、

おめーじゃねーし!

まだまだメタボなワラサゲット。

しかも、ホホ部分にスレでかかっていたためものすごいパワーだったんですね。

まあ、5kgくらいはありそうな立派なサイズだったので、

このワラサはそのまま近くで見ていたタダノさんに押し付けました(笑)

 

続いてAM6:30ごろ、

「ヒットォ!」

「こっちもヒットォ!」

「なぬっ?」

なんと、超久々のダブルヒットです。

ぐっちゃんも何とかヒラマサをゲットしましたが、Ken君は早くも3本目。

出航2時間、2人で早くも青物5本です。

いったい今日はどれだけ釣れてしまうんだろう…。

 

そんな心配は無用でした。

この後、長ーい空白の時間が始まります。

 

ちょっと沖の散策をしてみようということになって、

水深60m、80m、120m、150m、180mとチェックしながら進みます。

外房は遠浅なので、水深200mまで行くとほぼ5海里の沖です。

水深160mくらいのところで下層と中層に何か反応がありました。

中層がサバ、下層がイカではないかと思われます。

試しにジグを落としてみましたが、潮流が速すぎて200mラインを出しても海底に届きません。

その頃には魚探の反応は消えています。

さすがにこの水深でジギングは難しいね、という結論になり、

また最初のジギングポイントに戻りました。

このころから東風が急に強くなり、海上はけっこうな波が立つようになりました。

AM11:00まで頑張りましたが、魚の活性がゼロなので、一時帰航して休もうかと出航場所へ。

 

なんと、潮が引いて堤防周りの水深もとても浅くなっていて、

係留することすらできません。

もう一度出航しなおして、西側のポイントへ。

比較的近場のトップポイント、ジギングポイントを順番に流しますが、

ベイトが少なくアタリも皆無でした。

PM1:30、もう一度帰航し、唯一係留できるポイントにボートをつけて、

堤防の上で1時間ほど仮眠しました。

 

PM2:30、仮眠を終えて再出航。

この1時間の休憩は非常に効果的でした。

前日の睡眠時間は2時間余、

休むまでは体力の限界でいつ寝落ちしてもおかしくない状態でしたが、

この昼寝で生き返りました。

やる気満々でジギングポイントへ。

天気予報通り、風も弱くなってきています。

 

ひと流し、ふた流し…。

ピンポイントですが魚探の反応は悪くないです。

そして、ここからKen君の独走が始まります。

 

「ヒットォ!」

やや小ぶりですが、Ken君この日4本目のヒラマサゲット。

最初の3本(うち1本はぐっちゃん)をキープしているので、

このヒラマサは即リリースです。

 

続いてのヒットもKen君。

強めのドラグ設定なのでラインは出ませんが、

明らかに今までの中で一番の引きです。

「これは大きいか~?」

「はいはい、おいらがすくわせていただきますよ」

なんと、今度はナイスサイズのワラサでした。

丸々太っていてうまそうに見えましたが、お土産はキープ済みなのでこれもリリース。

あっという間に終了予定時間のPM4:00です。

ぐっちゃんはお触りがあったもののまだ午後はボーズ。

ここは必殺、

「泣きの延長」

Ken君快諾。

 

そしてPM4:30、最後のひと流しで、

またしてもKen君に、

「よっしゃー!」

しかし今回はぐっちゃんも、

「こっちもきたーっ!」

だがしかし、

ぐっちゃんは大アワセを食らわせたもののすっぽ抜け!

この日2回目のダブルヒットと思いましたが、女神はKen君だけに微笑みました。

フッキングせず、

ボートのシートに倒れこむぐっちゃん。

鼻歌混じりでやり取りするKen君。

この日最小のヒラマサをゲット&リリース。

 

これにてストップフィッシングです。

PM4:50帰航。

途中1時間休んだものの、朝の出航から12時間以上経過しています。

ハンディGPSが電池切れになってしまい、ログは残っていません。

休憩前で走行距離45km、最高速39.9km/hでしたから、

走行距離はおそらく55kmを超えたでしょう。

25リットルのタンクをフル満タンにして臨みましたが、

ほぼこのメインタンクが空になりました。

NEO-Gucchan号史上最高の航行距離と消費ガソリン量でした。

 

Kenくん、ヒラマサ5本、ワラサ1本、バラシ無し。

ぐっちゃん、ヒラマサ1本、ワラサ1本、バラシ1本。

あたりは数回ずつありましたね。

この差は完敗と言っていい大差です。

Ken君はやっぱりすごかった!

いや、ぐっちゃんの負のスパイラルがすごいのか…(泣)

 

 

「ヒラマサとワラサ釣ってぶつぶつ文句言ってるのぐっちゃん船長くらいですよ」

とKen君は言いますが、

自分の船、自分の海域で、条件も変わらない中でのこの大差は…。

「やっぱりおいらは下手なのか?」

 

冗談はさておき(冗談じゃない?)、

Ken君、さすがです。

ようやくその実力をGucchan号で発揮してくれました。

前回以上にNEO-Gucchan号を気に入ってくれたようです。

 

ヒラマサは1本ずつ持ち帰り。

もう1本は駐車場管理の親父さんに押し付けました。

現地出発がPM5:30、館山道の渋滞も解消しかける時間でしたが、

事故渋滞でちょっと時間をロスしてしまい、

帰宅はPM8:00でした。

完敗したとはいえ、当初の目的であった、

「Ken君にNEO-Gucchan号でヒラマサを釣らせる」

という目的は十分すぎる結果で達成となりました。

道中の車内は一部自虐ネタも含め大いに盛り上がり、楽しい帰り道となりましたよ。

 

やはり5月第4週は凄かった。

来年、5月第4週に外房を訪れてボウズを食らってもぐっちゃんは何の責任も取りません(爆)

Ken君、また乗ってくださいね。

I君と3人乗船も面白そうです。

おいらだけ釣れないという可能性がかなり高いですが…。

 

さあ、来週はノルマ有の釣行になります。

好調が続いているといいなあ。

 

それではまた おやすみなさい

 

 

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コメント (16)
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