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11月17日日曜日、外房に釣行しました。
本当は16日土曜日の方が穏やかな予報だったのですが、第3土曜日で禁漁では仕方ありません。
日曜日、天気はいいのですが風が少々心配。
まあ、真冬ではないですし大丈夫でしょう、という事で出発です。
道中、一番気温が下がった内陸で4℃。
これは寒い。
現地でこの気温なら防寒着必須です。
出航地に到着すると11℃ありました。
これなら防寒着は邪魔なだけでしょう。
昼間は20℃近くまで上昇するはずですし。
さすがに禁漁日の翌日の日曜日、けっこうな参加数です。
ステキチさん、市原ケンマリーンさんほか数艇が参戦。
堤防の係留場所が少なくなったので、あまりボートを放置せずさっさと出航します。
日の出少し前の6:10頃に出航!
素晴らしい日の出。
とは言え、海を見てください。
けっこう波がありますね。
北風が強いです。
行きは南に向かうので波に乗る形になり楽々進みます。
一気にジギングポイントへ。
ここ数回の釣行から、キャスティングより根回りのジギングを選択しました。
水温はジャスト20℃。
先週に比べ海の濁りも少なく、かといって澄み潮でもなく、まずまずな感じ。
魚探反応は、
そこそこありますが、ワクワクするほどでもありません。
北風が強く、ボートは岸寄りから沖に向かって3km/hくらいの速度で流されます。
風による波があるので、流し直しのために北に向かうとかなり飛沫を浴びます。
まあ、想定内。
ジギング船が2艘やってきて競演しましたが、いずれも釣果無しで去っていったように思います。
ぐっちゃんも何度も根回りを流しますが、ノーチェイスでした。
流し釣りをしていてあることに気づきました。
水深40mを過ぎたころから中層にベイト反応が激しく出るのです。
50m、60mと深くなるにつれ、上層から下層までまんべんなくベイト反応が出ます。
こんな感じです。
実は先週もこんな反応がありました。
先週は60mくらいまでまんべんなくジギングをやってみたのですが反応がありませんでした。
先週は浅い根周りで青物が釣れたのでそれほど真剣に調査しなかったのですが、
今週は根回りの反応がいまひとつなので少し沖まで様子を見てみようと思ったんです。
なんと水深100mまで全く同じような反応が続きます。
これ以上はジギングで探るにはヘビーになるので止めましたが、もっと沖まで同じ状態だったのではと想像できます。
とは言え、残念ながらここまで来てもアタリはなし。
時間は早くも8:30。
しかも、上げ止まりで潮が流れなくなりました。
ここは一度移動してみましょう。
風は少し納まる傾向ですが、それでもそこそこ吹いています。
東へ行くには波風が強すぎるか?
というわけで西へ。
西のポイントに行く前に、その沖のポイントへ。
ここは今回のような広いベイト反応があるときに、
ヒラマサの拾い釣りの実績があるポイントなのです。
ここも同じようなベイト反応が出ています。
「ツンッ!!」
なんだか軽いアタリがありました。
ちょうど中層くらいです。
アワセを入れるとちゃんとフッキングしました。
が、引きません。
重量感ゼロ。
ドラグ?全く鳴りません。
難なく上げるぜ!と巻いていると、
少し上に来てから横に走ります。
しかも、ビビビビビ…、とい震えるような反応。
これは…、
「サバじゃね??」
この反応で中層であたって、上の方でビビビビビ…って、
どう考えてもサバな気がします。
リーダーに入ると魚が見えました。
シルバーに光っています。
「あれ?サバじゃないぞ。ソウダガツオか??」
そんな感じで、ネットも使わずブリ上げ(笑)
大出血!
でも、よーく見るとサバでもソウダガツオでもありません。
「マグロ??」
久しぶりにクロメジ(クロマグロの幼魚)です。
え、サイズ?
ナイショ(爆)
大出血で死んじゃいそうなのでリリースせずにキープしました。
しかし後が続かず、潮も動かないのでいったんジギングを諦めひとつテンヤで時合い待ち。
久しぶりにひとつテンヤをみっちりやってみた結果、
カサゴ。
アカハタ。
以下略。
カサゴとアカハタで10数尾釣りました。
小さな真鯛も掛けたのですが、かかりどころが悪く取り込み寸前でバラシ。
ベラもご愛敬。
根魚で生簀がいっぱいになったところでジギング再開です。
ジギングポイントに戻るのではなく、メジマグロが釣れたあたりで挑戦です。
水深50mからスタートして、58mくらいまで来たところで、
「コンッ!」
とアタリ。
20しゃくりくらいで来たのでこれも中層です。
でも、今度は少し重い。
あまり強烈な引きでもありませんし、ドラグも鳴りませんが、
先ほどのメジマグロよりもはるかに重いです。
なんだ?巨大マダイか?
そんな感じで巻き上げてくると、残り10mくらいで横に走るとともに青物特有の首振り。
これは…、
イナダ以上ワラサ以下、外房でいうところのサンパクですね。
60cmくらいでしょうか。
とりあえずスマホで自撮り。
なんだかでかく見えますね。
スマホで手持ちで撮るとこんな風にしか撮れないので、
Tough TG6をコンソールボックスに置いて撮影してみました。
とりあえず、ちゃんとした青物が釣れてホッとしました。
もう一度流し直してみると、
今度は水深63mあたりで、
「ググーンッ」
という感じのアタリ。
しかも、底近くまでジグを落として、軽くひとしゃくりした瞬間のアタリでした。
つまり、ほぼボトムでのアタリです。
60mラインが出ているためか、フッキングしてもほとんどパワーを感じません。
ただ、今までで一番重いです。
巻き上げてくるにつれてパワーを感じるようになり、
わずかにジッ、ジッとドラグが鳴ります。
前にも書きましたが、ヒラマサなら60cm、ショゴなら50cm以上でないと鳴らないドラグ設定(のはず)
釣り上げたのは、
70cm弱のワラサでした。
今回はTG-6を横置きにして自撮り。
ピンボケ(笑)
次の流しで、今度は上層でアタリ。
時合のようです。
ところがこのアタリは大アワセをしたもののフッキングしないですっぽ抜け。
そういえば朝もメジマグロが釣れた前後も、何となくヌルッという感じのアタリっぽいのがありました。
それのちょっとしっかりした感じのアタリだったんです。
ところがそのまましゃくっていると、
「コンッ」
とまたしても小さ目なアタリ。
今度はちゃんとフィッキングしました。
イナダ、いやワカシか?
これはどう見ても美味しそうに見えません。
リリース。
大きなアシストフックにはあまりフッキングしませんが、
このサイズがかなりいるのではと思います。
この頃にはいったん納まっていた風がまた強くなりました。
ひと流ししてアタリが無かったのでここでストップフィッシング。
風に向かって波飛沫を上げながら帰航です。
出航時にたくさんいたボーターたちは、みな帰ってしまって、
一艘、2馬力FRPの2人が片付けをしているところでした。
サンパクとカサゴ、アカハタをもらっていただきました。
誰もいなかったらどうしようと思っていたんです。
ちょっと奥さんの怒った顔が目に浮かんでいたので…(笑)
航行距離も消費燃料も平均レベルでした。
秋シーズンは波が出ることが多いので、かの有名根のような遠方への遠征は難しいです。
近場で楽しめているので良しとしましょう。
今回のベイトパターンはワラサやブリの爆釣の可能性を秘めていると思います。
外房釣行される方、一度60mラインまで行ってベイト反応を確認してください。
写真のように上から下までベイト反応が出たら、
ちょっとジギングで粘ってみることをお薦めします。
でかいヒラマサやマグロの可能性だってあるかもですよ。
逆に沖にこのベイトが停滞している間は、浅場にデカマサは行かないかもしれませんね。
マグロのサイズを書きませんでしたが、
同じまな板に乗せたメジマグロとワラサです。
まな板のサイズから想像してください。ちなみにワラサは68cmでした。
ワラサ、メジマグロの刺身とアカハタの煮つけ。
メジマグロ、小さいくせにけっこう味がありましたよ。
それではまた おやすみなさい