ブログ...夏枯れです。
今年は夏休みも毎日更新をしていますが、生徒がいないとさすがにネタ切れ。
...しかし!この苦しみも今週いっぱい。
来週からは2学期スタート。
短期特別研修生も来園する予定ですし、施設見学その他行事がたくさん。
みなさん、お楽しみに。
さて、ネタがないときは所感を綴っています。
本日は入学試験について。
入学試験では順位がつきます。
しかし、入学試験で上位の生徒が、優等生になるとは限りません。
入学してから努力した人と、やる気のない人で新たな順位が発生します。
生徒の中には、入学試験の成績を気にする人もいます。
でも、知ったところで意味はありません。
入学を認めた生徒は、みんな同じスタートラインに着くのです。
それから、入試の「過去問」は公開していません。
筆記試験は数学、国語、作文で、中学卒業程度で出来る内容です。
受験を考えている方には
「特別な勉強はしなくて良いので、中学、高校の通常学習をしっかりやってください」
とお伝えしています。
最後に私から「学校の勉強に上乗せする」入試対策です。
まず、国語。
中学、高校の勉強以外では、新聞や本を読むことが学園の入試対策に有効です。
しかも本が好きになれば、漁師になってからも船の上での楽しみが広がります。
作文は、文章を書き慣れること。
手紙は良い練習になると思います。
漁師になって、寄港地から手紙を出せば喜ばれますよ。
【青年就業準備給付金】
平成25年からスタートした水産庁の事業です。
学園のような漁業の研修をする機関に修学するとき、最大で年間150万円の給付が受けられるものです。
奨学金と違って、給付ですので返済する必要がありません。もらえます。
実際に去年までの生徒は150万円の給付を受けていました。
ただし、いろいろ条件があります。
最大の条件は「最低2年間は漁業に就業する」ことです。
卒業後に2年間は漁師をしないと、返還しなくてはなりません。
さらに、ご注意ください!
今年度は国の予算額を上回る申請が見込まれ、給付額が大幅に少なくなる見通しです。
今年がこんな状況ですので、来年のことは全然予測不可能です。
もし、全額給付が受けられれば自己資金なしで学園で修学が可能ですが...
一方で、この給付金制度がなくなる可能性もあります。
「もらえたらラッキー」くらいに考えてください。