2008年10月11日の夜、北海道でほぼ唯一のオルタナティブスペースであるpraha2 + deep sapporo に寄ってきました。
数々の若手作家がアトリエとして、また発表場所として活用してきた「praha」。
以前の建物は2004年、惜しくも取り壊しになりましたが、praha project自体は放浪とともにつづき、ようやく一昨年に現在の建物に落ち着きました。
2階には、小さなギ . . . 本文を読む
(承前)
もう一人の滞在アーティスト、天野さんは、九州の大学で芸術を学んだ後、京都に移住しました。
今回のインスタレーションの材料は、なんと、べっこうあめ!
材料は砂糖ですから、とくに北海道だけではなくどこでも入手できます。
ただ、形状は、べっこうあめ以外では、なかなか作ることがむつかしそうな、独特のものです。
あめがすこしとけて、茶色のしずくが床の上に落ちています。
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(承前)
praha2+deep sapporo訪問記のつづきです。
阿部さんの名前は、プラハプロジェクトが主催した石狩市望来(もうらい)海岸でのアートキャンプなど、あちこちで見かけていますが、作品をまとめて見る機会はこれまでなかったと思います。ご本人にも初めてお会いしました(と思う)。
道教大を卒業後、現在は帯広在住。それでいて車を持ってないというのがすごい。十勝で自動車なしで生活する . . . 本文を読む
(承前)
praha2+deep sapporoの2階には、8カ月間限定の小さなギャラリーとして、gallery shikakuもオープンしました。
札教大大学院の西田卓司さんをはじめ、この6月、1カ月間にわたって「SPIRAL」展をくりひろげた教育大の学生が中心となって部屋を借り、発表場所としました。
なるほど、これなら貸しギャラリーを利用するよりも安上がりですもんね。
いまはオープ . . . 本文を読む
(承前)
まだまだつづく2008年10月12日のpraha2+deep sapporo訪問記です。
2階のいちばん奥には、櫛引敦子さんの部屋があります。12日には彼女が少女マンガを朗読するパフォーマンスも行われましたが、筆者がおとずれたときにはすでに終了していました。
この会場がすごいんですよ。壁一面に古い少女マンガが描いてあるのです。
しかも、冒頭画像の部分は、女の子の目が赤く点滅し . . . 本文を読む
(承前)
2008年10月12日のpraha2+deep sapporo訪問記、最後のエントリです。
この晩は、ビールを飲みながら、かなり遅くまで住人たちとしゃべっていました(こういうときは、筆者はじぶんの年齢をわすれてしまう)。
ちょっとガッカリしたのは、Dr.ツクールさんから、クラブイベント「Sen Se」が先月限りで終了してしまったと聞いたこと。
ライブペインティングなどを . . . 本文を読む
(承前)
米坂さんの彫刻の3体目。北に生きる人々の、叫びがきこえてきそうです。
さて、これで、6月以来えんえんと書き続けてきた釧路関係のエントリはすべて終了です。
長い間おつきあいいただきどうもありがとうございました。
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