(承前)
pecoranera(ペコラネラ)の次の目的地は、ものづくり系などの小さなお店や文化教室などがおもに週末限定で営業している高層住宅シャトー・ル・レェーブの「space1-15(スペースイチイチゴ)」。
さっきバスに乗ったので、こんどは歩いて行くつもりでしたが、南6条西25丁目の停留所に来てみるとつぎのバスが間もなく来ることがわかったので、またもバスに乗りました。
啓明ターミナルと都心をむすぶジェイアール北海道バスの「53 啓明線」です。
四つ目のバス停「南3条西15丁目」で降り、シャトー・ル・レェーブへ。
ここは入り口でインターフォンを押して中の人の許可が出ないと、建物に入れません。
まず307号室(ここはフリーの会場になっている)で、道教大岩見沢校の木工・金工研究室の学生による展示を見て、つぎに806号室の「B.C.S &麵」で「松本浦 図画工作展 昭和九十二年 路地裏画報」へ。
そういえば「B.C.S」とは、古本の写真集などを売る、資生館小学校そばのしゃれた店だったはずですが、いつの間に飲食店になってシャトー・ル・レェーブに移転してきたんでしょう?
展示はお店の手前のスペースでこぢんまりと行われており、朝日新聞北海道版の連載の原画が展示されていたり、室蘭の架空鉄道を描いた絵本などが置かれていました。
朝日の連載は、昭和の建物を探る和田由美さんのエッセーですが、松本さんも古い建物を見つけてくるとのこと。
室蘭に、戦前期に敷かれていたという設定の路面電車は、本町から輪西まで。
東室蘭に行ってなかった―なんて、レトロな設定ですなあ。
ここで麵を食べずに会場を離れたことは、後悔のタネになるのですが、それはまたあとで。
徒歩で資料館へ。
SIAF関係の展示はまだ会期末まで時間があるので、ミニギャラリーを見て回りました。
地下鉄東西線の西11丁目駅に行くと、ドニチカきっぷ(土日祝日の地下鉄が1日520円で乗り放題になるきっぷ)を紛失していることに気づきました。
やれやれ。
「プチレストランぱーとな」で昼食を取りながら石垣渉さんの絵を見ようかと思い、店の前まで行ったら、なんと「第3土曜日は定休」の貼り紙がありました…。
やむを得ず、大通西4のビルの地下にあるそば屋に行ったら、こんどは、そばのつゆを大量にこぼしてしまいました。お盆の中でおさまりましたが…。
ついてない。
厄日だ…。
いや、きっと、これ以上悪いことは起きないにちがいない。
気を取り直して、ギャラリー大通美術館。
チャーチル会札幌展は、出品点数が以前より減っているようで寂しい感じがしました。
らいらっく・ぎゃらりぃで中田久枝さんの陶芸展。
OYOYOで「下品で最低」展。
18歳未満禁止の企画。
ひと言で言うと、すごくくだらない。
しかし、こういうくだらないことを一生懸命にやってることは、すばらしいと思います。
あんまりおおっぴらに紹介できる作品がないんだけど(笑)、画像は、主催のドラクエ企画のヤマグチさんの作品。
顔や胴体は、新聞紙かと思ったら、すべてエロ漫画というのがすごい。
セーラー服はヤマグチさんの私物らしいです。
ヤマグチさんはスクール水着とかも持っているらしい。
この後で、BISSE GALLERY、富士フイルムフォトサロン、石の蔵ぎゃらりいはやしに寄った後、バスで豊平橋へ。
BISSE GALLERY は大通ビッセ3階の空きスペース。いつもなにかを開催しているわけではないようです。
この週は山下絵里奈さんが初の個展をひらいていました。
山下さんは知的障碍があるようですが、いわゆる「アールブリュット」の枠組みで語られることはあまりなく、かわいらしい猫の絵や立体をグループ展に出品しています。今年は新道展で入賞も果たしました。
会場には、その入賞作も展示されていましたが、全体としてはTシャツやトートバッグといった物販が多かったです。
彼女の作品はタブローでもあり、イラストレーション的でもあると思いました。
22日まで。
石の蔵の「アラ、ハツユキ? 手織屋 雪蟲工房デス」展は、タペストリーなどを天井に這わせるなどしていて、会場がちょっとしたインスタレーションっぽくなっていたのがおもしろかったです。
24日まで。
ギャラリー犬養でウリュウユウキさんの写真展を見て、チャイを飲みながらウリュウさんとダベって、この日はおしまい。
豊平橋停留所からバスで帰宅。
pecoranera(ペコラネラ)の次の目的地は、ものづくり系などの小さなお店や文化教室などがおもに週末限定で営業している高層住宅シャトー・ル・レェーブの「space1-15(スペースイチイチゴ)」。
さっきバスに乗ったので、こんどは歩いて行くつもりでしたが、南6条西25丁目の停留所に来てみるとつぎのバスが間もなく来ることがわかったので、またもバスに乗りました。
啓明ターミナルと都心をむすぶジェイアール北海道バスの「53 啓明線」です。
四つ目のバス停「南3条西15丁目」で降り、シャトー・ル・レェーブへ。
ここは入り口でインターフォンを押して中の人の許可が出ないと、建物に入れません。
まず307号室(ここはフリーの会場になっている)で、道教大岩見沢校の木工・金工研究室の学生による展示を見て、つぎに806号室の「B.C.S &麵」で「松本浦 図画工作展 昭和九十二年 路地裏画報」へ。
そういえば「B.C.S」とは、古本の写真集などを売る、資生館小学校そばのしゃれた店だったはずですが、いつの間に飲食店になってシャトー・ル・レェーブに移転してきたんでしょう?
展示はお店の手前のスペースでこぢんまりと行われており、朝日新聞北海道版の連載の原画が展示されていたり、室蘭の架空鉄道を描いた絵本などが置かれていました。
朝日の連載は、昭和の建物を探る和田由美さんのエッセーですが、松本さんも古い建物を見つけてくるとのこと。
室蘭に、戦前期に敷かれていたという設定の路面電車は、本町から輪西まで。
東室蘭に行ってなかった―なんて、レトロな設定ですなあ。
ここで麵を食べずに会場を離れたことは、後悔のタネになるのですが、それはまたあとで。
徒歩で資料館へ。
SIAF関係の展示はまだ会期末まで時間があるので、ミニギャラリーを見て回りました。
地下鉄東西線の西11丁目駅に行くと、ドニチカきっぷ(土日祝日の地下鉄が1日520円で乗り放題になるきっぷ)を紛失していることに気づきました。
やれやれ。
「プチレストランぱーとな」で昼食を取りながら石垣渉さんの絵を見ようかと思い、店の前まで行ったら、なんと「第3土曜日は定休」の貼り紙がありました…。
やむを得ず、大通西4のビルの地下にあるそば屋に行ったら、こんどは、そばのつゆを大量にこぼしてしまいました。お盆の中でおさまりましたが…。
ついてない。
厄日だ…。
いや、きっと、これ以上悪いことは起きないにちがいない。
気を取り直して、ギャラリー大通美術館。
チャーチル会札幌展は、出品点数が以前より減っているようで寂しい感じがしました。
らいらっく・ぎゃらりぃで中田久枝さんの陶芸展。
OYOYOで「下品で最低」展。
18歳未満禁止の企画。
ひと言で言うと、すごくくだらない。
しかし、こういうくだらないことを一生懸命にやってることは、すばらしいと思います。
あんまりおおっぴらに紹介できる作品がないんだけど(笑)、画像は、主催のドラクエ企画のヤマグチさんの作品。
顔や胴体は、新聞紙かと思ったら、すべてエロ漫画というのがすごい。
セーラー服はヤマグチさんの私物らしいです。
ヤマグチさんはスクール水着とかも持っているらしい。
この後で、BISSE GALLERY、富士フイルムフォトサロン、石の蔵ぎゃらりいはやしに寄った後、バスで豊平橋へ。
BISSE GALLERY は大通ビッセ3階の空きスペース。いつもなにかを開催しているわけではないようです。
この週は山下絵里奈さんが初の個展をひらいていました。
山下さんは知的障碍があるようですが、いわゆる「アールブリュット」の枠組みで語られることはあまりなく、かわいらしい猫の絵や立体をグループ展に出品しています。今年は新道展で入賞も果たしました。
会場には、その入賞作も展示されていましたが、全体としてはTシャツやトートバッグといった物販が多かったです。
彼女の作品はタブローでもあり、イラストレーション的でもあると思いました。
22日まで。
石の蔵の「アラ、ハツユキ? 手織屋 雪蟲工房デス」展は、タペストリーなどを天井に這わせるなどしていて、会場がちょっとしたインスタレーションっぽくなっていたのがおもしろかったです。
24日まで。
ギャラリー犬養でウリュウユウキさんの写真展を見て、チャイを飲みながらウリュウさんとダベって、この日はおしまい。
豊平橋停留所からバスで帰宅。