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永山から旭川へ 晩秋の旭川・その11

2021年12月21日 10時31分46秒 | つれづれ日録
(承前)

 以上で永山地区の野外彫刻巡りを終えて、永山駅から旭川の中心部へと戻ります。

 永山駅は有人駅で、列車を待つ高校生や社会人が10人余り待合室にいました。
 さすが上下あわせて39本の列車が来る駅です。道内の、札幌圏以外の駅では、すごい本数です。

 おそらく14:45発の快速「なよろ6号」に乗ったと思われます。

 ふだん筆者が乗るディーゼルカーは国鉄時代に製造された形式ばかりで、H100形は初めてです。





 新旭川と旭川四条を通過するので、次の停車駅が終着の旭川です。
 所要時間はたったの10分です。運賃は300円。

 車内はけっこう込んでいて、この写真は、旭川で最後に列車から降りて撮りました。





 この日の後半戦は、旭川駅の裏手にある「忠別橋公園」と忠別橋に設置されている野外彫刻15基を見て回ることです。
 これらの彫刻については、おそらく来年のブログで順次紹介していくことになりそうです。

 橋の上はともかく、川べりは人通りも少なく、ときおりランニングの人が通り過ぎるぐらいで、晩秋のさびしさがいっそう募りました。
 以前、河川敷でクマが出たというニュースがあったので、ちょっと怖かったです。

 永山地区では昼食を食べる時間がありませんでした。
 旭川と云えばラーメンです。

 外が暗くなって彫刻巡りを終えてから、駅に戻り、そこから新しいラーメン屋を探しに出撃するのもめんどうなので、駅舎の中にある「なの花」に入りました。

 セルフサービスの店ですが、味は良いです。
 しょう油ラーメンが590円、チャーシューめんが690円と、お肉の数のわりには値段に差が無いので、チャーシューめんを頼んで食べました。

 

 この後、食堂の向かいにある中原悌二郎記念旭川市彫刻美術館ステーションギャラリーに入り、教育大の学生の絵画展を見ました。

 ギャラリーは、砂澤ビッキの大作レリーフ「カムイミンダラ」があるので、入ったことのない人は一度見る価値があると思います。

 それはさておき、ギャラリーに、旭川叢書『中原悌二郎賞と旭川の彫刻』(3000円+税)がありました。
 大きな判型で写真もたくさん載っている本です。

 ここに置いてあるのは閲覧用とのことで、ギャラリーの担当女性に尋ねると、ジュンク堂書店なら売っているだろうということなので、足を運ぶことにしました。
 ジュンク堂は大きな本屋さんです。
 いろいろ見始めると切りがないので、その本だけを購入して、買物公園を歩いて駅に戻りました。

 旭川からは、特急「大雪3号」で帰りました。

 滞在時間が短かったわりには、収穫の大きかった旭川の旅でした。

(この項、いったん了。「旭川の野外彫刻」(67)に続く) 


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
冬の永山駅 ()
2021-12-21 11:07:29
こんにちは。

永山駅には冬に行き、吹雪か積雪の多い風景しか見ていませんので、こんな感じの駅だったのですね。駅までの往復で、作品を観る時間がありませんでした。旭川は彫刻作品が多いので、ブログを楽しみにしております。
返信する
怜さん、いつもありがとうございます (ねむいヤナイ@北海道美術ネット)
2021-12-21 18:58:00
永山まで行って彫刻を探している人もあまりいないと思います(笑)。

旭川の野外彫刻はなにかと後回しになっていますが、ご容赦むださい。
返信する

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