北浦晃さんは室蘭在住のベテラン画家。
このブログでも、下のリンクでわかるとおり、何度も紹介させていただいているから、おなじみの方も多いだろう。
北浦さんの絵は、一見なんでもない写実の風景画に見える。
しかし、これも何度も書いているけど、非常に理知的に構成された画面だと、いつも感服させられる。
とはいえ、ご本人は、ただ見たままを描いているとおっしゃる。
おそらく、「どの山を描くか」という選択にたどりつくまでの過程に、何か、美術の創造の根源にかかわるものがあるのかもしれない(「選択」というのはデュシャン以後の現代美術でも大きな論点だと思う)。
これも以前どこかで書いたと思うが、写真は、どこをどうやって撮っても、或る特定の対象なり地点を撮ることになってしまう。
しかし、絵は、特定の対象や場所を写実的に描いたとしても、そこだけにとどまらない、ある種の普遍性を獲得してしまう。肖像画ですら、そうだと思う。
北浦さんの絵は、叙情に流れるロマンチシズムとは別の道をたどって、北方的な風景の普遍にたどりつこうとしているのではないか。筆者には、そう見える。
今回は、A室に油彩、C室に版画を展示する由。
2011年8月8日(月)~13日(土)10~6時(最終日~5時)
札幌時計台ギャラリー(中央区北1西3 地図A)
■日本山岳画協会の創立75周年画集をご恵送いただきました
■北浦晃油彩画展「北海道の風景」(2009年)
■美唄市民会館に来ています(2009年12月)
■さいとうgallery企画 第15回夏まつり「星・star」展 (2009年7月、画像なし)
■北浦晃個展「北海道の四季」(2008年8月)
■北浦晃「北海道の風景・美唄の風景」 (07年9月、画像なし)
■北浦晃自選による油彩画展 テーマ別III・風景(06年9月)
■北浦晃 自選による油彩画展テーマ別・1・「人物」 (04年)
■北浦晃 自選による版画100選 (03年10月)
■北浦晃個展 (03年8月、画像なし)
■北浦晃油絵個展(01年、画像なし)
このブログでも、下のリンクでわかるとおり、何度も紹介させていただいているから、おなじみの方も多いだろう。
北浦さんの絵は、一見なんでもない写実の風景画に見える。
しかし、これも何度も書いているけど、非常に理知的に構成された画面だと、いつも感服させられる。
とはいえ、ご本人は、ただ見たままを描いているとおっしゃる。
おそらく、「どの山を描くか」という選択にたどりつくまでの過程に、何か、美術の創造の根源にかかわるものがあるのかもしれない(「選択」というのはデュシャン以後の現代美術でも大きな論点だと思う)。
これも以前どこかで書いたと思うが、写真は、どこをどうやって撮っても、或る特定の対象なり地点を撮ることになってしまう。
しかし、絵は、特定の対象や場所を写実的に描いたとしても、そこだけにとどまらない、ある種の普遍性を獲得してしまう。肖像画ですら、そうだと思う。
北浦さんの絵は、叙情に流れるロマンチシズムとは別の道をたどって、北方的な風景の普遍にたどりつこうとしているのではないか。筆者には、そう見える。
今回は、A室に油彩、C室に版画を展示する由。
2011年8月8日(月)~13日(土)10~6時(最終日~5時)
札幌時計台ギャラリー(中央区北1西3 地図A)
■日本山岳画協会の創立75周年画集をご恵送いただきました
■北浦晃油彩画展「北海道の風景」(2009年)
■美唄市民会館に来ています(2009年12月)
■さいとうgallery企画 第15回夏まつり「星・star」展 (2009年7月、画像なし)
■北浦晃個展「北海道の四季」(2008年8月)
■北浦晃「北海道の風景・美唄の風景」 (07年9月、画像なし)
■北浦晃自選による油彩画展 テーマ別III・風景(06年9月)
■北浦晃 自選による油彩画展テーマ別・1・「人物」 (04年)
■北浦晃 自選による版画100選 (03年10月)
■北浦晃個展 (03年8月、画像なし)
■北浦晃油絵個展(01年、画像なし)