新年度だが、3月に人事異動のあった筆者としては、4月1日から変わることはあまりない。
4月1日(金)
仕事の後、市電に乗って山鼻9条まで行き、「れんがギャラリー旧鎌田志ちや」でイラスト2人展「純潔」を見る。
作者の「からすや」さんに話しかけられ、動揺する。
彼女の絵は、いずれもはがきの大きさで、サイズは小さいが、目玉のような模様の床の飲食店とか、「びーどろ川」という名の川のほとりで自転車を押す女の子とか、木星などの星が浮かぶ空間とか、どこかふしぎな感じのするものが多かった。
この日で終了。
かばんの肩ひもと本体をつなぐ部分が壊れていることがわかり、手に持って移動することにしたが、これが重くてたまらない。
石山通に出てじょうてつバスに乗り、西11丁目から東西線に乗り、西18丁目へ。
喫茶いまぁじゆで、川本ヤスヒロさんの絵を見ながら夕食。
近くのセコマでアロンアルファを購入。
筆者を除く家族3人が北見へ。
4月2日(土)
休み。ほぼ終日睡眠。
4月3日(日)
午後から出かける。
らいらっく・ぎゃらりぃ→スカイホール→さいとうギャラリー
→市民ギャラリー
→space1-15 →ギャラリーミヤシタ→カフェエスキス
→新さっぽろギャラリー→新さっぽろアートウォール
らいらっくぎゃらりぃ「ママには秘密」
北海道出身で、ムサビを出て独立美術に出品・入選している若い(89年と91年生まれ)女性2人による絵画展。
自分の欲求に忠実に描いた女性像で、ひとりは青系が、もうひとりはオーカー系が主体ということで見分けがつくが、よく似ている。
女性が自己に忠実に描けば、その結果が、ポルノグラフィックなイラストレーションに接近してしまうのはなぜなんだろうと考えてしまう。
スカイホール。
こんどは「チャレンジドアート」なんだそうで、しかし中身は、先だって筆者が見た「アールブリュット」と変わっていない。
違うのは、1点1点が額装されたり、Tシャツや文具といった商品にデザイン化・プロダクト化されたものが多かったりしていること。
市民ギャラリーは、墨象の2団体が、故人の参考展示を競い合う格好となった。
北海道墨人展が井上有一、森田子龍。
札幌墨象会展が佐藤大朴、塩田慥州、新井狼子という顔ぶれである。
知名度では、墨人の勝ちであるが、会場に並んだ作品の数では墨象会のほうがはるかに多かった。
しかも、恥ずかしながら筆者の知らなかった新井狼子という埼玉県の書家。この迫力が並大抵ではない。「殺仏殺祖」など、鬼気迫るものがある。
「佛頭放糞」は、真っ赤な板に書いてある。抽象画に学び、板のマチエールなどにも気を配っているところは、むしろ戦後2、30年ぐらいの書のほうが、現代絵画に近い位置にあったことを示している。
いずれも3日で終了。
ミヤシタでは、秋田智江展。
めずらしいフレスコ画とモザイク画あわせて18点。
フレスコは漆喰が乾く前に描き終わらなくてはならないが、秋田さんは、乾く速度を調節するなどして、いくつもの絵の具の層をつくることに挑戦している。そのため、ふしぎと奥行き感のある画面が生まれている。
10日まで。
シャトール・レェーブ space1-15 への行き方については別項。
新さっぽろは、2カ所とも今荘義男さんの絵の個展。
深みのある色彩。
ギャラリーは4月11日まで。
この後、南郷18丁目で東西線をおり、「赤い舘」という飲食店でカツカレーを食べた。
4月1日(金)
仕事の後、市電に乗って山鼻9条まで行き、「れんがギャラリー旧鎌田志ちや」でイラスト2人展「純潔」を見る。
作者の「からすや」さんに話しかけられ、動揺する。
彼女の絵は、いずれもはがきの大きさで、サイズは小さいが、目玉のような模様の床の飲食店とか、「びーどろ川」という名の川のほとりで自転車を押す女の子とか、木星などの星が浮かぶ空間とか、どこかふしぎな感じのするものが多かった。
この日で終了。
かばんの肩ひもと本体をつなぐ部分が壊れていることがわかり、手に持って移動することにしたが、これが重くてたまらない。
石山通に出てじょうてつバスに乗り、西11丁目から東西線に乗り、西18丁目へ。
喫茶いまぁじゆで、川本ヤスヒロさんの絵を見ながら夕食。
近くのセコマでアロンアルファを購入。
筆者を除く家族3人が北見へ。
4月2日(土)
休み。ほぼ終日睡眠。
4月3日(日)
午後から出かける。
らいらっく・ぎゃらりぃ→スカイホール→さいとうギャラリー
→市民ギャラリー
→space1-15 →ギャラリーミヤシタ→カフェエスキス
→新さっぽろギャラリー→新さっぽろアートウォール
らいらっくぎゃらりぃ「ママには秘密」
北海道出身で、ムサビを出て独立美術に出品・入選している若い(89年と91年生まれ)女性2人による絵画展。
自分の欲求に忠実に描いた女性像で、ひとりは青系が、もうひとりはオーカー系が主体ということで見分けがつくが、よく似ている。
女性が自己に忠実に描けば、その結果が、ポルノグラフィックなイラストレーションに接近してしまうのはなぜなんだろうと考えてしまう。
スカイホール。
こんどは「チャレンジドアート」なんだそうで、しかし中身は、先だって筆者が見た「アールブリュット」と変わっていない。
違うのは、1点1点が額装されたり、Tシャツや文具といった商品にデザイン化・プロダクト化されたものが多かったりしていること。
市民ギャラリーは、墨象の2団体が、故人の参考展示を競い合う格好となった。
北海道墨人展が井上有一、森田子龍。
札幌墨象会展が佐藤大朴、塩田慥州、新井狼子という顔ぶれである。
知名度では、墨人の勝ちであるが、会場に並んだ作品の数では墨象会のほうがはるかに多かった。
しかも、恥ずかしながら筆者の知らなかった新井狼子という埼玉県の書家。この迫力が並大抵ではない。「殺仏殺祖」など、鬼気迫るものがある。
「佛頭放糞」は、真っ赤な板に書いてある。抽象画に学び、板のマチエールなどにも気を配っているところは、むしろ戦後2、30年ぐらいの書のほうが、現代絵画に近い位置にあったことを示している。
いずれも3日で終了。
ミヤシタでは、秋田智江展。
めずらしいフレスコ画とモザイク画あわせて18点。
フレスコは漆喰が乾く前に描き終わらなくてはならないが、秋田さんは、乾く速度を調節するなどして、いくつもの絵の具の層をつくることに挑戦している。そのため、ふしぎと奥行き感のある画面が生まれている。
10日まで。
シャトール・レェーブ space1-15 への行き方については別項。
新さっぽろは、2カ所とも今荘義男さんの絵の個展。
深みのある色彩。
ギャラリーは4月11日まで。
この後、南郷18丁目で東西線をおり、「赤い舘」という飲食店でカツカレーを食べた。