北海道美術ネット別館

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最近買った本

2024年02月18日 21時00分08秒 | つれづれ読書録
 先日、北海道新聞本社北1条館1階の「DO-BOX」で、出版関係部門による、展示品・訳あり品などの即売会がありました。
 1冊200円という安さに目がくらみ、写真集など15冊を買ってきました。

 北海道新聞社はアート関係の本もけっこう出版していますが、ここでは出品は少なめで、「ミュージアム新書」にいたっては皆無でした(まあ、ほとんど所蔵しているわけですが、手元に無いのもあるので)。



 2月17日はギャラリー巡りの最中、突然古本屋に行きたい病が昂じてきました。

 まず、西18丁目駅近くの並樹書店。
 『古寺巡礼 京都 高山寺』(淡交社)を800円で、岩波文庫『明恵上人集』を460円で購入。

(どうでもいい話ですが、並樹の包装紙はすてきなのですが、この日は週刊文春の紙袋に入れられて、いささかガッカリでした)

 続いて、北大にVRシアターを訪ねる際、つい北18条駅まで行ってしまったついでで、北天堂書店へ。
 匠秀夫『絵を描くこころ 日本の近代画家たち』(岩波ジュニア新書)を200円、高橋英夫『西行』(岩波新書)を150円で買い求めました。
 サンリオSF文庫の在庫がなぜかたくさんある本屋さんです。

 さらに弘南堂書店にも立ち寄ったところ、店の外の均一コーナーに、加藤周一『続 羊の歌』が50円で並んでいるではありませんか。
 さすがにこの1冊だけというのも気が引けるので、中に入ると、あいかわらずの重厚な品ぞろえに圧倒されます。
 美術・写真の棚に行くと、架蔵していなかった『北海道写真史 幕末・明治』(平凡社)が1650円で出ていたので購入決定。
 また、宮迫千鶴『≪女性原理≫と「写真」』(国文社)という本を初めて見ました。飯沢耕太郎氏がさかんに振り回して、長島有里枝氏に批判されていた「女性原理」「男性原理」って、出どころはもしかしたらここじゃないですかね?
(宮迫千鶴は最近あまり言及されませんが、フェミニズム系批評家・画家としては先駆的存在といえると思います)
 千円なので、これも購うことにしました。

 『まずたしからしさの世界をすてろ』(田畑書店)があったので、驚いて手に取ってみると、39600円(!)。

(そりゃそうだよね…。さすが弘南堂書店、ちゃんと勉強してる。高梨豊、多木浩二、中平卓馬、森山大道といった、伝説の写真誌「PROVOKE」の面々による伝説的な評論集です)


 このほか、会社からもらってきた本も何冊もあります。

 もう、わが家には収納場所がありません。
 なんとかしなくては…。


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