北海道美術ネット別館

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■後藤和子展 青の災禍 (2014年7月30日~8月10日、札幌)

2014年08月09日 21時38分00秒 | 展覧会の紹介-現代美術
 
 夏の暑苦しい日に、後藤和子さんの青い世界は、非常な涼しさをもたらしてくれる。
 時間があれば、このままずーっとギャラリー創で涼んでいたいくらいである。

 後藤さんは1941年生まれ、江別在住。
 1970年代のグループ展「12稜空間」展や「TODAY」など、道内の前衛美術グループで活動してきた。

 近年は青をテーマに、手漉きの紙を支持体とした作品の制作を続けている。


 青い紙は、筒のように丸められて、ギャラリーの床の上に転がされていた。
 一部は、ギャラリーの外にも置かれている。

 触ってみると、意外と薄く、ごわごわしている。


 後藤さんは、道内の現代美術シーンではまだ女性作家が少ない時代から活動してきたが、その頃から「TODAY」などで一緒に活動してきたのが、昨年亡くなった杉山留美子さんだった。彼女は、後藤さんよりもひとつ年下だった。
 「80歳になったら、2人展をやろうね、なんて話していたんですが。残念です」

 


2014年7月30日(水)~8月10日(日)午前11時~午後6時(最終日~5時)、火曜日休み
Gallery創(中央区南9西6)


□後藤さんのサイト http://www.goto-kazuko.net/index.htm

後藤和子展 BLUE STREAMS IN GREEN LANDSCAPE (2010)
FROM PIECE TO PIECE  後藤和子「BLUE STREAMS 06 07 08」 (2008年)
札幌の美術2003




・市電「山鼻9条」から約110メートル、徒歩2分
・地下鉄南北線「中島公園」から約350メートル、徒歩5分

・ジェイアール北海道バス山鼻環状線「南9条西7丁目」から約180メートル、徒歩3分
・中央バス西岡平岸線「中島公園入口」から約670メートル、徒歩7分

・トオンカフェから約500メートル、徒歩7分ぐらいです


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
後藤和先生に連絡が取りたくお願いいたします。 (私は佐藤富士夫と申します)
2017-08-21 21:50:25
私は高校3年生から大学卒業まで、作家「後藤和子」に師事をうけました。私に今の人生そのものが、後藤先生の作品や言葉によってできているくらいだと、50の歳を過ぎて考えるようになりました。私が開設しているブログでは、やっと仕事から離れ、絵と向き合うようになったことなど「kei」という名前で記しています。
個人情報をうかがうことは反則行為であり、本来お願いしてはいけないものと理解しておりますが、80歳の御年を越えられた先生に私の今までの生き方はどうだったのか。素直に、こうべを垂れてお聞きしたいと思います。つきましては、非表示になっている「江別市大麻園町・・・」であった後藤先生のごご住所もお尋ねしたいと願っているのですが・・・。

なによりも、和子先生がご健在で、ご健康かを知りたいとぞんします。

乱筆にて申し訳ありません。

郵便番号090-8937
沖縄県 宜野湾市 大山6-24-10 コンベンションサイドビル303
佐藤 富士夫
携帯 0803968 0829

作家 後藤和子の精神を請け次ぐものとしてどうかよろしくお願い申し上げます。
返信する
佐藤富士夫様 (ねむいヤナイ@北海道美術ネット別館)
2017-08-22 10:25:06
こんにちは。
私はこの個展のとき以来、後藤さんにはお会いしていません。個展の案内もギャラリー側から来たため、現在の住所はわかりません(大麻から転居したという話も聞いていませんが)。

お役に立てず申し訳ありません。
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