(承前)
※オープン日程を修正しています
サロマ湖を望む高台の上にある遊園地が「ファミリー愛ランド YOU」である。
遊園地というものは都市部にあるものだという思い込みがあった筆者は、はじめてこの施設を見たときかなり驚いた記憶がある。とりあえず、徒歩圏内には人家が数軒しかなさそうだからだ。
「YOU」というのは、湧別町の「湧(ゆう)」とかけているのだろう。
「愛ランド」とあるが、べつに離島に立地しているわけではない。
公衆便所の前で雨やどりをしていた筆者は、時雨が通り過ぎると、ぬれた坂を上っていった。
ときおり振り返ると、眼下にサロマ湖のはるばるとした景観が広がる。
丘の上には、観覧車。
夜の遊園地や、廃墟になった遊園地といった場所には、妙に心ひかれるものがあるが、とっくに雪解けが済んでいるのにオープンしないでいる遊園地というのも、なんだかふしぎな存在としかいいようがない。
正面までくると、門は閉ざされていた。
ファミリー愛ランドユーは、本来ならゴールデンウイーク前に冬季休業からオープンするはずだったが、新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言を受けて5月9日にオープンを延期していた(その後さらに、5月30日に再延期し、6月6日に再々延期している)。
遊園地の手前には道の駅もある。
ここも、レストランや土産物の店は、かき入れ時というのにしんと静まりかえっていた。
さすがにお手洗いと駐車場は使えるようになっていて、スタンプも準備されていた。
国道は意外と交通量があり、とくにツーリングの二輪車が多いことにびっくりした。
北海道のオートバイ好きは冬の半年間がまんしているので、連休になると矢も楯もたまらず遠出したくなるのかもしれない。
とにかく、事故のないことを祈るのみだ(自分の仕事も増えるし…←って、そこかよ!)。
湖岸から国道238号まで上ってきてしまったため、この日は「月見ケ浜道路」の東側半分を踏破(というほどの距離でもないが)はできずに終わってしまった。
まあ「サロマ湖いこいの森」の散策もまだだし、また続きを歩く機会もあることだろう。
国道を渡り、停留所で町営バスを待つことにする。
たぶん往路と同じ運転手がハンドルを握っていることだろう。
※オープン日程を修正しています
サロマ湖を望む高台の上にある遊園地が「ファミリー愛ランド YOU」である。
遊園地というものは都市部にあるものだという思い込みがあった筆者は、はじめてこの施設を見たときかなり驚いた記憶がある。とりあえず、徒歩圏内には人家が数軒しかなさそうだからだ。
「YOU」というのは、湧別町の「湧(ゆう)」とかけているのだろう。
「愛ランド」とあるが、べつに離島に立地しているわけではない。
公衆便所の前で雨やどりをしていた筆者は、時雨が通り過ぎると、ぬれた坂を上っていった。
ときおり振り返ると、眼下にサロマ湖のはるばるとした景観が広がる。
丘の上には、観覧車。
夜の遊園地や、廃墟になった遊園地といった場所には、妙に心ひかれるものがあるが、とっくに雪解けが済んでいるのにオープンしないでいる遊園地というのも、なんだかふしぎな存在としかいいようがない。
正面までくると、門は閉ざされていた。
ファミリー愛ランドユーは、本来ならゴールデンウイーク前に冬季休業からオープンするはずだったが、新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言を受けて5月9日にオープンを延期していた(その後さらに、5月30日に再延期し、6月6日に再々延期している)。
遊園地の手前には道の駅もある。
ここも、レストランや土産物の店は、かき入れ時というのにしんと静まりかえっていた。
さすがにお手洗いと駐車場は使えるようになっていて、スタンプも準備されていた。
国道は意外と交通量があり、とくにツーリングの二輪車が多いことにびっくりした。
北海道のオートバイ好きは冬の半年間がまんしているので、連休になると矢も楯もたまらず遠出したくなるのかもしれない。
とにかく、事故のないことを祈るのみだ(自分の仕事も増えるし…←って、そこかよ!)。
湖岸から国道238号まで上ってきてしまったため、この日は「月見ケ浜道路」の東側半分を踏破(というほどの距離でもないが)はできずに終わってしまった。
まあ「サロマ湖いこいの森」の散策もまだだし、また続きを歩く機会もあることだろう。
国道を渡り、停留所で町営バスを待つことにする。
たぶん往路と同じ運転手がハンドルを握っていることだろう。