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【告知】大崎和男鉄道写真展「峠」 (2013年10月5日~14年2月2日、ニセコ)

2013年12月05日 01時11分11秒 | 展覧会等の予告
 すでに始まって2カ月がたち、大崎さんの講演会も11月4日に終わっているんですが…。

 大崎さんは十勝管内新得町在住の画家、写真家。
 画家と写真家の「二刀流」は、いそうでいません。大崎さんは、自由美術協会、道展の会員として抽象的な絵画を制作・発表する一方で、日本写真作家協会、道写真協会の会員でもありますから、本格的な二刀流です。
 1939年生まれで、国鉄・JRの機関士として勤めるかたわら、鉄道の写真も数多く撮影してきました。

 実は、大崎さんの新得と、ニセコには、ゆかりがあります。
 旧新得機関区転車台(ターンテーブルともいう)は、1990年、SL「C62ニセコ号」の延長運転に備えて、ニセコ町に移設されたそうです。95年にC62の運行終了後は、使用されず現在に至っているそうです。
 また、この転車台に沿っている道路は、ニセコと真狩村をかつて結んだ殖民軌道の跡だそうです。

 大崎さんの写真の中から「峠」をキーワードに作品を厳選。函館本線を走るC62重連「急行ニセコ」の勇姿や、タブレットの受け渡しの光景などを紹介するそうです。


 というわけで、美術ファン向けというよりも、鉄道ファン向けの展覧会紹介みたいになってしまいましたが、これを機に、鉄道遺産に多くの人の目が向くようになればいいですね。

 なお、11月28日~1月13日には藤倉英幸展も開催(木田金次郎美術館と同時)。


2013年10月5日(土)~14年2月2日(日)午前9時~午後5時(入場~午後4時30分)、月曜休み(祝日の場合は開館し、翌火曜休み)
ニセコ町有島記念館小ギャラリー(後志管内ニセコ町有島57)

常設展観覧料:一般500円、中学生100円、小学生以下と68歳以上のニセコ町民は無料



・JRニセコ駅から約2.1キロ、徒歩27分
・道南バス「有島記念館前」から徒歩5分


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