橘内美貴子さんは、日本版画協会の「版画展」、国展、北海道版画協会展などに出品しています。近年は、薄いベールが何枚もかさなり合わさったような、繊細なイメージの作品を目にすることが多かったと思います。
今回も「ナツイロ」「ミズノハナ」といったシルクスクリーンの作品が展示されています。これまでの作品と違い、薄い色の重なりの中に曲線が引かれていて、画面にメリハリをあたえています。その線にまったく迷いが感じられないところに、好感が持てます。
今回は、シルクスクリーンだけではなく、型染めやスクリーンプリントによる染色作品、紙版画、コラグラフ、エッチングといった技法による版画作品もあり、バラエティーに富んだ内容となっています。
写真が、赤みがかっていてすいません。
版画作品は、列車を描いたもの、動物を題材にしたものなどさまざまで、とてもひとりの手になるとは思えません。
いちばん小さな作品は、なんと800円。こんな安い平面作品は初めて見ました。
さらに、手ぬぐい、Tシャツ、エコ的バッグも豊富にそろっています。
エコ的バッグ(というネーミングからしておもしろいけど)は、手足がびよーんと伸びたパンダの柄で、このあたりの笑える要素は、道都大中島ゼミ出身者ならではだと思いました。
ひさしく封印?していた橘内さんの笑いの要素が、ひさしぶりに出た楽しい展覧会だと思います。
2009年7月20日(月)-26日(日)10:00-22:00(最終日-17:00)
カフェ&ケーキ&ギャラリー北都館(西区琴似1の3 地図K)
■第44回道都大学中島ゼミ展 版と型をめぐって(2007年)
■国画会北海道グループ展(版画、2006年)
■道都大学中島ゼミ展(2005年)
今回も「ナツイロ」「ミズノハナ」といったシルクスクリーンの作品が展示されています。これまでの作品と違い、薄い色の重なりの中に曲線が引かれていて、画面にメリハリをあたえています。その線にまったく迷いが感じられないところに、好感が持てます。
今回は、シルクスクリーンだけではなく、型染めやスクリーンプリントによる染色作品、紙版画、コラグラフ、エッチングといった技法による版画作品もあり、バラエティーに富んだ内容となっています。
写真が、赤みがかっていてすいません。
版画作品は、列車を描いたもの、動物を題材にしたものなどさまざまで、とてもひとりの手になるとは思えません。
いちばん小さな作品は、なんと800円。こんな安い平面作品は初めて見ました。
さらに、手ぬぐい、Tシャツ、エコ的バッグも豊富にそろっています。
エコ的バッグ(というネーミングからしておもしろいけど)は、手足がびよーんと伸びたパンダの柄で、このあたりの笑える要素は、道都大中島ゼミ出身者ならではだと思いました。
ひさしく封印?していた橘内さんの笑いの要素が、ひさしぶりに出た楽しい展覧会だと思います。
2009年7月20日(月)-26日(日)10:00-22:00(最終日-17:00)
カフェ&ケーキ&ギャラリー北都館(西区琴似1の3 地図K)
■第44回道都大学中島ゼミ展 版と型をめぐって(2007年)
■国画会北海道グループ展(版画、2006年)
■道都大学中島ゼミ展(2005年)