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阿寒開基100年記念碑 釧路の野外彫刻(33)

2012年07月28日 22時07分23秒 | 街角と道端のアート
承前)

 最後(といっても、米坂ヒデノリ「凍原」のエントリの執筆がまだなんだけど)は、ふたたび釧路市阿寒町に戻る。

 これを野外彫刻に数えていいのか、われながら疑問が残るが、いわゆる記念碑からはかけ離れた大きさと形状である。
 とにかく大きい。
 高さは5メートルではきかないと思う。





 この地域の開拓の始まりは、1887年(明治20年)、雪裡せつ り に阿寒郡各戸長役場を設置したこと。

 阿寒町には、1889年に入植が始まり、1898年に舌辛したからに戸長役場を移転、1913年(大正2年)に二級町村制施行で、舌辛村が成立した。

 1937年(昭和12年)、鶴居村を分村。
 同年、舌辛村を阿寒村と改称。
 1957年、町政施行。
 2005年に釧路市、音別町と合併し、新しい釧路市が発足となった。

 役場があったあたりは、阿寒湖から相当離れているが、国立公園やマリモで有名な阿寒の名をつけたのだろう。

 正直、どうしてここが市街地なのか、地形的にはあんまり特徴が無い。

 また、戦前から戦後にかけては、町内の雄別炭鉱が栄え、町の人口は2万人ほどに達した時期もあった。
 合併時の人口は6000人台だった。






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