北海道美術ネット別館

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苫小牧への車窓

2016年06月21日 23時55分52秒 | つれづれ写真録
 
 「乗って残そう、JR北海道」
という気持ちはあるのだけれど、どこへ行くにも長距離バスが便利なので、列車を利用する機会がますます減っている。



 苫小牧の美術博物館も同様で、JR苫小牧駅から活気のない街をとぼとぼ歩いていくよりも、札幌から道南バスか中央バスに乗り、「出光カルチャーパーク」で降りれば、徒歩5分である。
 昼間は30分間隔で走っている。
 片道1200円、往復2260円。
 大谷地からだと1時間ほどでついてしまう。

 JRは片道特急料金込みで片道3100円(札幌―苫小牧)なので、もはや勝負にならない。



 道央道は、北広島に入ると、車窓はほとんど森林である。
 札幌―苫小牧は、北海道の経済と流通の大動脈であるのに、どうしてこんなに緑が多いんだろうと思う。

 車窓風景を写真で紹介しても、ほとんど緑色だ。

 ウトナイ湖周辺には新興住宅街が広がっていた。

 少子化、過疎化が進む道内地方都市で、こんなにたくさん新しい家が建っている地区は、おそらくこのあたりだけだろうと思う。

 交通安全を呼びかける黄色い旗が道路沿いに並ぶのは、北海道ならではの光景だ。

 ところで苫小牧はやたらと道路の幅が広いところが多い。
 片側4車線の市道もある。



 バスは国道を走ることが多いが、車道は片側2車線どまりで、苫小牧にしては狭いのに対し、車道と歩道の間の緑地帯が異常に広い。車を縦に止めても大丈夫なくらいだ。
 こんなに広くてどうするのかと思っていたら、イオン苫小牧店から西側に、自転車専用道ができていた。

 しかし、自転車専用レーンを造ってもなお余裕がある。





 「出光カルチャーパーク」で降りて、そのまま前方に歩き、広い道路を渡ると、苫小牧市美術博物館のある公園はすぐである。




 



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