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札幌彫刻美術館友の会会報「いずみ」74号は今号も読み応えあり

2021年01月21日 08時42分11秒 | 情報・おしらせ
 札幌彫刻美術館友の会の会報「いずみ」74号が届きました。
 8ページと分量は少ないながら、今号も充実しています。

 表紙は、石の彫刻家としては道内でも大ベテランの山本良鷹さん。
 2ページは、本郷新記念札幌彫刻美術館の学芸員による連載「宮の森の四季」。今回は岩崎直人さんによる「宮の森・円山地区ならではの美術」。

 次は橋本信夫会長が「大通公園≪希望≫像女神はどこへ」と題して執筆しています。札幌市民ホール(カナモトホール)前にある山内壮夫「希望」の行く末についての文章で、作者名に「やまうちたけお」とルビを振っているあたりに、会長の気持ちがうかがえます(参照→ 山内壮夫の姓は「やまうち」か「やまのうち」か)。

 その次のページは、目下大活躍の小田原のどかさんの寄稿「北海道の彫刻に何を見るか―本郷新を手がかりに」です。
 小田原さんの文章は、最近いろいろな媒体で見かけますが、これは短いながらも小田原さんが北海道に心を寄せてつづった貴重な一文です。

 なお「友の会」のサイト(sapporo-chokoku.jp)は、2002年の「いずみ」創刊に開設され、閲覧記録が残る08年以降のアクセス数が20万を超えたそうです。


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