札幌市手稲区で「木工房 緑舎」を主宰し、「木工人」を名乗り活動する屋中秋谷さん。
さいとうギャラリーでは、これまでグループ展に3度出品していますが、個展はじつは初めて。
「(昨年の)ト・オン・カフェも良かったんですが、このギャラリーも、とても落ち着いた雰囲気で展示ができます」
屋中さんらしい、さまざまな種類の木のかけらを組み合わせた平面作品が多いです。
左の壁面に展示されているのは「風と光の彼方から」。
組み合わせではない、一般的な木のうつわなどもあり、冒頭画像の中央にあるのはロングスツールです。
案内状に印刷されていた「悠景」。
色を塗りわけるのではなく、クルミやケヤキ、クリなど樹種の違いを生かし、木の色味を組み合わせているのが特徴。
手前の作品は、5種類の木を組み合わせています。
後ろ側の陶板は、本州に住む知人の陶芸家に作ってもらったもの。
屋中さんならではの微細な技が光るのは、ボタンや帯留め。
直径数センチの小さな中に、さまざまな模様の宇宙が広がっているようです。
一つとして同じ模様の作品はありませんので、会場の虫眼鏡を手に、じっくり眺めてみたいものです。
このほか、昨年の個展にも出した、細長い長方形のなかに、3~5個程度の上記のボタンのような円形を配した「漂う小宇宙」や、文鎮ならぬ「紙鎮」と題したペーパーウエイトのシリーズなども展示されています。
2019年3月5日(火)~10日(日)午前10時半~午後6時半(最終日~5時)
さいとうギャラリー(札幌市中央区南1西3 ラ・ガレリア5階)
□http://www.ryokusha.com/
□屋中さんのブログ http://syukoku.jugem.jp/
関連記事へのリンク
■屋中秋谷個展 意象の調べ (2018)
■西郊の杜 作家三人展 小笠原み蔵、植田莫、屋中秋谷 (2016)
■屋中秋谷『木』の仕事展 (2015、画像多数)
【告知】薫風に誘われて -法邑芸術文化振興会 企画展 (2011、画像なし)
■第2回作品展 安藤豊と屋中秋谷・植田莫 蛍のひかり・夢あそび/屋中秋谷・厚子+植田莫・洋子作品展 夢の途中・旅の途中…」(2006年)
■屋中秋谷「木の中の小宇宙」(2004年、画像なし)
■屋中秋谷「木の中の小宇宙」展(2003年)
■屋中秋谷「栗より出でし十三の月」 (2002年)
さいとうギャラリーでは、これまでグループ展に3度出品していますが、個展はじつは初めて。
「(昨年の)ト・オン・カフェも良かったんですが、このギャラリーも、とても落ち着いた雰囲気で展示ができます」
屋中さんらしい、さまざまな種類の木のかけらを組み合わせた平面作品が多いです。
左の壁面に展示されているのは「風と光の彼方から」。
組み合わせではない、一般的な木のうつわなどもあり、冒頭画像の中央にあるのはロングスツールです。
案内状に印刷されていた「悠景」。
色を塗りわけるのではなく、クルミやケヤキ、クリなど樹種の違いを生かし、木の色味を組み合わせているのが特徴。
手前の作品は、5種類の木を組み合わせています。
後ろ側の陶板は、本州に住む知人の陶芸家に作ってもらったもの。
屋中さんならではの微細な技が光るのは、ボタンや帯留め。
直径数センチの小さな中に、さまざまな模様の宇宙が広がっているようです。
一つとして同じ模様の作品はありませんので、会場の虫眼鏡を手に、じっくり眺めてみたいものです。
このほか、昨年の個展にも出した、細長い長方形のなかに、3~5個程度の上記のボタンのような円形を配した「漂う小宇宙」や、文鎮ならぬ「紙鎮」と題したペーパーウエイトのシリーズなども展示されています。
2019年3月5日(火)~10日(日)午前10時半~午後6時半(最終日~5時)
さいとうギャラリー(札幌市中央区南1西3 ラ・ガレリア5階)
□http://www.ryokusha.com/
□屋中さんのブログ http://syukoku.jugem.jp/
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