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【告知】第2回一線北海道五人展(2012年7月2~7日、札幌) ■一線北海道3人展 (2010年6月26日で終了)

2012年07月01日 22時11分30秒 | 展覧会の紹介-絵画、版画、イラスト
 2年前に開かれた一線美術展の道内メンバー3人による絵画展が、メンバーを5人に増やして、ふたたび開催されます。

 湯浅工、竹津昇、田仲茂基、西村司、川上直樹の5氏です。

 湯浅さんは一線展会員、新道展会員。
 漁港や小樽運河などの風景を、オーソドックスな写実で描きます。奥行きへと視線を誘導する構図は、新奇さはありませんが、堅実です。

 竹津さんは一線展会員、道展会友で水彩連盟準会員。
 この5人の中では唯一の水彩です。粘り強く、農家の納屋などを描きます。

 田仲さんは、一線展会員。道展にも出品しています。
 フクロウなどを題材にダイナミックな構図です。

 西村さんは今回から参加。一線展会員で道展にも出品しています。
 人物と風景をうまく組み合わせ、広がりのある画面をつくります。色彩感覚も独特です。

 川上さんは一線展会友で、道展にも出品しており、今回からの参加。
 おもに静物画ですが、ものの存在そのものを直視しているような、重厚な作風です。


2012年7月2日(月)~7日(土)午前10時~午後6時(最終日~午後5時)
札幌時計台ギャラリー(札幌市中央区北1西3 地図A

 じつは、3人展を一昨年拝見し、記事を途中まで執筆していましたが、メモを紛失してしまい、放置状態になっています。
 みなさん、とくに、出品者の方々にはたいへん申し訳ないのですが、途中まで書いたものを、この下にアップします。

 なお、冒頭の画像は、一昨年の3人展の竹津さんの作品です。 




 全国的な絵画公募展の「一線美術」の会員である竹津昇さん、田仲茂基さん、湯浅工さんが初めて開いた3人展。

 このブログでは何度も書いているが、ことしの支部展のテキストから引用すると…

 旺玄展にいた岩井弥一郎らが1950年に旗揚げした団体公募展。
 帝展で3年連続特選を果たした江別出身の画家上野山清貢(旺玄展、全道展の創立会員)や、紋別ゆかりの画家村瀬真治が結成に加わるなど、北海道にもかかわりが深い。毎年この時期に支部展をひらいている。
 
ということである。

 竹津さんは水彩。このブログに最も頻繁に登場するひとりで、下のリンク先をご覧になってもおわかりのとおり、きわめて精力的に制作・発表を続けている。


 


 以下、田仲さん。





 これは、小品だが、モデルの少女が魅惑的で、視線に吸い込まれそうだ。

 次は湯浅さん。
 単純な写実に見えるが、横線が何本も隠されている。それだけ、奥行きへの距離感が感じられる構図になっている。





2010年6月21日(月)~26日(土)
札幌時計台ギャラリー(札幌市中央区北1西3 地図A


□一線美術会 http://www9.wind.ne.jp/issen/

□TAKUMIの画室 http://www.geocities.jp/takumi7707/index.html
□竹津昇 水彩の旅 http://www.geocities.jp/madrid2002jp/

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第27回一線美術会北海道支部展(2009年)
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第21回展
第20回展
第19回展
(以上、第27回をのぞき画像なし)


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