岡田知之さんは、札幌市内の学校で校長を務め、定年退職してから本格的に絵筆を執り始めました。
今回が初の個展となります。
いわゆる美術業界の人ではないためかどうかはわかりませんが、発想が自由で、さまざまなイマジネーションが絵の中にぎっしりと詰まっています。
冒頭画像は「世界はやさしい羊のもとでできている」。
F100号で、昨年の道展で新人賞に輝きました。
ご本人は、15~16世紀フランドル(現代のオランダ)で活躍したルネッサンスの画家ボッシュ(ヒエロニムス・ボスとも)が好きだとのこと。たしかに、膨大な数の人物が描きこまれているのは「悦楽の園」を思わせます。しかし、岡田さんの絵は、人物の多くが子どもであること、幾何学的な物体が描きこまれていることなどが、異なっています。
「人間の関係性を描きたい」
と話す岡田さん。
岡田さんは研究熱心で、さまざまな試みに取り組んでいます。
4Hから10Bまでの鉛筆を駆使して描いた自画像には、なぜかアザラシ(だったかな)の死骸も添えられています。
画像右手前は、江別の複数の風景を組み合わせています。
画面の両端にシラカバを、門のように配して構図を引き締めています。
飲食のスペースにも作品が展示してありました。
画像の右側は冒頭の「世界は…」のエスキスです。
羊の背の上に載っているビルなど、完成作とは異なっていることがわかります。
左は澄川・西岡方面の住宅地を写実的に描いた作品。
表面の絵の具をひっかいてレンガ模様を出すなど細かい描写に感服させられます。
2024年7月3日(水)~11日(木)午前10時~午後6時、火曜休み
茶廊法邑(札幌市東区本町1の1)
茶廊法邑への道(アクセス=環状通東駅から)
・地下鉄東豊線「環状通東駅」2番出入り口から約800メートル、徒歩10分
・市立病院前、札幌駅北口などから中央バス「東63」(東営業所行き)に乗り「北8条東17丁目」で降車、約680メートル、徒歩9分
、バスセンターから中央バス「東3」(東営業所行き)に乗り「北8条東17丁目」で降車、約680メートル、徒歩9分
・地下鉄南北線「北18条駅」で、中央バス「東62 本町線 東営業所行き」に乗り継ぎ、「本町2条1丁目」降車、約470メートル、徒歩6分
※駐車スペースが店の前と後ろ側にあります
今回が初の個展となります。
いわゆる美術業界の人ではないためかどうかはわかりませんが、発想が自由で、さまざまなイマジネーションが絵の中にぎっしりと詰まっています。
冒頭画像は「世界はやさしい羊のもとでできている」。
F100号で、昨年の道展で新人賞に輝きました。
ご本人は、15~16世紀フランドル(現代のオランダ)で活躍したルネッサンスの画家ボッシュ(ヒエロニムス・ボスとも)が好きだとのこと。たしかに、膨大な数の人物が描きこまれているのは「悦楽の園」を思わせます。しかし、岡田さんの絵は、人物の多くが子どもであること、幾何学的な物体が描きこまれていることなどが、異なっています。
「人間の関係性を描きたい」
と話す岡田さん。
岡田さんは研究熱心で、さまざまな試みに取り組んでいます。
4Hから10Bまでの鉛筆を駆使して描いた自画像には、なぜかアザラシ(だったかな)の死骸も添えられています。
画像右手前は、江別の複数の風景を組み合わせています。
画面の両端にシラカバを、門のように配して構図を引き締めています。
飲食のスペースにも作品が展示してありました。
画像の右側は冒頭の「世界は…」のエスキスです。
羊の背の上に載っているビルなど、完成作とは異なっていることがわかります。
左は澄川・西岡方面の住宅地を写実的に描いた作品。
表面の絵の具をひっかいてレンガ模様を出すなど細かい描写に感服させられます。
2024年7月3日(水)~11日(木)午前10時~午後6時、火曜休み
茶廊法邑(札幌市東区本町1の1)
茶廊法邑への道(アクセス=環状通東駅から)
・地下鉄東豊線「環状通東駅」2番出入り口から約800メートル、徒歩10分
・市立病院前、札幌駅北口などから中央バス「東63」(東営業所行き)に乗り「北8条東17丁目」で降車、約680メートル、徒歩9分
、バスセンターから中央バス「東3」(東営業所行き)に乗り「北8条東17丁目」で降車、約680メートル、徒歩9分
・地下鉄南北線「北18条駅」で、中央バス「東62 本町線 東営業所行き」に乗り継ぎ、「本町2条1丁目」降車、約470メートル、徒歩6分
※駐車スペースが店の前と後ろ側にあります