道内を代表する画家のひとりで、戦後の道内美術史を彩ってきた数々の展覧会に出品してきた杉山留美子さんが4日に亡くなったそうです。
詳細が分かり次第、追記いたしますが、驚いています。
ご冥福をお祈りします。
(8日追記)
北海道新聞の6月8日付朝刊に訃報が掲載されています。
筆者が杉山さんについて書きたかったことは、ほとんど、2009年に道立近代美術館で個展が開かれた際に書いた記事に尽くされているので、お読みいただければ幸いです。
ステイニング技法を駆使した画家としては、モーリス・ルイスが有名ですが、色彩の深み、透明度、濁りの無さといった点においては杉山さんの絵のほうが上回っていたというのが個人的な思いです。
どこまでも深い色彩の画面の中に浄土があったのでは…と文章をしめくくるのは、いささかレトリカルにすぎるでしょう。
もう少し、色彩の世界を深めてほしかったという思いで、いまはいっぱいです。
ご冥福をお祈りします。
関連記事
【告知】杉山留美子展「HERE・NOW あるいは難思光」 (2011年)
■Northern Aspects #02 杉山留美子 ―光満ちる時 (2009年、道立近代美術館)
□札幌芸術賞のページ http://www.city.sapporo.jp/ncms/shimin/geijutsu/award_210.html
□STVエントランスアートのページ http://www.stvkohatu.co.jp/entransart/exhibition/2009/069sugiyamarumiko/sugiyamarumikom.html
■WAVE NOW 06
■杉山留美子展(2003年)
■WAVE NOW 02(画像なし)
■札幌の美術(2002年)
詳細が分かり次第、追記いたしますが、驚いています。
ご冥福をお祈りします。
(8日追記)
北海道新聞の6月8日付朝刊に訃報が掲載されています。
筆者が杉山さんについて書きたかったことは、ほとんど、2009年に道立近代美術館で個展が開かれた際に書いた記事に尽くされているので、お読みいただければ幸いです。
ステイニング技法を駆使した画家としては、モーリス・ルイスが有名ですが、色彩の深み、透明度、濁りの無さといった点においては杉山さんの絵のほうが上回っていたというのが個人的な思いです。
どこまでも深い色彩の画面の中に浄土があったのでは…と文章をしめくくるのは、いささかレトリカルにすぎるでしょう。
もう少し、色彩の世界を深めてほしかったという思いで、いまはいっぱいです。
ご冥福をお祈りします。
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■Northern Aspects #02 杉山留美子 ―光満ちる時 (2009年、道立近代美術館)
□札幌芸術賞のページ http://www.city.sapporo.jp/ncms/shimin/geijutsu/award_210.html
□STVエントランスアートのページ http://www.stvkohatu.co.jp/entransart/exhibition/2009/069sugiyamarumiko/sugiyamarumikom.html
■WAVE NOW 06
■杉山留美子展(2003年)
■WAVE NOW 02(画像なし)
■札幌の美術(2002年)