(承前)
10月1日。
仕事の後で、ギャラリー犬養(豊平区豊平3の1)に直行しました。
ギャラリー犬養は最大六つの展示室を有しますが、先週はいずれの部屋でも、出品者の強い思い入れがこもった展示が行われていました。
このうち「第五次 地下之会」展は、正面から見て右側の和室で開かれ、同ギャラリーの通常のサイクルよりも1日早く、10月1日夜が搬出でした。
和室には祭壇のようなものが据え付けられ、その上には立体が置かれています。
どこか「新世紀エヴァンゲリオン」で新第三東京市の地下深く眠る謎の物体を連想させます。
その周囲には、おどろおどろしかったり、奇抜だったりする絵画が並んでいます。
これでも、一部はすでに搬出済みとのことでした。
筆者は、和室の前で、出品者のひとりに話しかけられました。
「ヤナイさんですか? ああ、もう搬出しちゃったんですよ。見ていただきたかったなあ」
と言われました。
最近、こういう例がちょくちょくあるんですよね。
不思議。どうしてヤナイだということがわかったんだろう?
出品者と次々と名刺交換し、あいさつするはめになりました。
ほかの方からも「見てもらいたかった」という言葉が出てきます。
正直なところ、閉会まぎわにかけ込んだ会場で、このような歓迎を受けるとは予想しておらず、胸が熱くなりました。
札幌国際芸術祭は華やかに幕を閉じましたが、それとは直接関係のない場所で、営々と、自分たちの好きな表現を貫いている若者たちもいる。
そういう当たり前のことを、あらためて認識したように思いました。。
自分は、いままでもけっして、そういう動きをないがしろにしてきたつもりはないのですが、これからも引き続き、北海道に展開されているさまざまなアートの現在を見続けていきたいです。
札幌ニューアングラ 地下之会 http://underground-mass.tumblr.com/
フェイスブックページ
ツイッター @UndergroundMass
関連記事へのリンク
■第三次 地下之会展 たぴお礼讃 (2016)
10月1日。
仕事の後で、ギャラリー犬養(豊平区豊平3の1)に直行しました。
ギャラリー犬養は最大六つの展示室を有しますが、先週はいずれの部屋でも、出品者の強い思い入れがこもった展示が行われていました。
このうち「第五次 地下之会」展は、正面から見て右側の和室で開かれ、同ギャラリーの通常のサイクルよりも1日早く、10月1日夜が搬出でした。
和室には祭壇のようなものが据え付けられ、その上には立体が置かれています。
どこか「新世紀エヴァンゲリオン」で新第三東京市の地下深く眠る謎の物体を連想させます。
その周囲には、おどろおどろしかったり、奇抜だったりする絵画が並んでいます。
これでも、一部はすでに搬出済みとのことでした。
筆者は、和室の前で、出品者のひとりに話しかけられました。
「ヤナイさんですか? ああ、もう搬出しちゃったんですよ。見ていただきたかったなあ」
と言われました。
最近、こういう例がちょくちょくあるんですよね。
不思議。どうしてヤナイだということがわかったんだろう?
出品者と次々と名刺交換し、あいさつするはめになりました。
ほかの方からも「見てもらいたかった」という言葉が出てきます。
正直なところ、閉会まぎわにかけ込んだ会場で、このような歓迎を受けるとは予想しておらず、胸が熱くなりました。
札幌国際芸術祭は華やかに幕を閉じましたが、それとは直接関係のない場所で、営々と、自分たちの好きな表現を貫いている若者たちもいる。
そういう当たり前のことを、あらためて認識したように思いました。。
自分は、いままでもけっして、そういう動きをないがしろにしてきたつもりはないのですが、これからも引き続き、北海道に展開されているさまざまなアートの現在を見続けていきたいです。
札幌ニューアングラ 地下之会 http://underground-mass.tumblr.com/
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■第三次 地下之会展 たぴお礼讃 (2016)