夕べもツイートしたが、せっかく展覧会を見たり、トークに出かけたりしても、それをブログに書いている暇が全くない。
先週の7月26日に見た展覧会についても、早く書かないと忘れてしまう…。
翌27日も休みで、8月3日に終わる展覧会をまた会期末ぎりぎりに見るのもわれながらダメだよな~と思って、4カ所ほど回ったのに、これでは早めに行った意味が全くないではないか。
27日は自家用車を出した。
行ったのは、
品品法邑の国際立体展→ギャラリーミヤシタの釜谷美由紀展→temporary space の谷口顕一郎展→江別市セラミックアートセンターの湯呑茶碗展
の4カ所。
このうち、谷口顕一郎展のみ27日で、すでに終了している。
ミヤシタは3日まで。写真をやってる人は見に行ったほうが良いと思う。
品品法邑と江別は8月10日まで。
このうち、江別の湯呑茶碗展は、筆者の周囲ではまったく評判を聞かないが、ブログ「散歩日記X」でSHさんが絶賛していたので
「車で行ける時に行っておくか~」
と、雨の中、高速道路でさっと見てきたのだが、地元のやきもの好きとおぼしき人で、館内は意外と込んでいた。
茶碗それ自体も非常に興味深かったが、それ以上に、「コレクションとは何か」を考えさせる、非常に意義深い展覧会であった。
関西の収集家が主に大正から戦前にかけて全国で(当時の日本統治下の台湾や、満洲などを含む)蒐集した279点が展示されている。
大富豪でなくても、人は、意義のあるコレクションをつくりあげることができるのだ。
そして、浜田庄司や初代徳田八十吉の作品を見られるから意義がある、ということを否定はしないけれど、そういう「作家主義」みたいな見方を無効にしてしまうような新たな視点が、このコレクションにはあるのだ。
この日は帰ってからは、疲れていたのであろう、寝ながらパソコンを打っていた。
まあそりゃそうだ、7月25日まで12日間連続で働いていたからなあ。
ウイークデーについても概要だけ書いておく。
28日、ステラプレイスで忌野清志郎展をやっていたので見る。(この文、追記)
29日、クロスホテル
30日、北海道文化財団アートスペース(森迫暁夫展、31日で終了)→夜はふたたびCAIの露口啓二展。
31日、丸井今井(ムーミン展、4日まで)→CAI02(藤木正則 個展 もうひとつの「都市と自然」、8月2日まで)
藤木さんの作品についてはこちらを。
いろいろ考えさせられた。
見ようによっては、芸術祭で浮かれている札幌が、いかに道内の他地域から収奪した上で成り立っているのかを、浮き彫りにした作品だとも思えた。
札幌生まれの人間は、意外と道内のことを知らない。
筆者も、自発的に回ったというよりは、転勤でよその町に住んだのだから、あまり偉そうなことはいえないが、地域や町村によっては、愕然とするような現実があちこちにある。
そういう地域からやむを得ず転出してきた人たちで、札幌という都市は成り立っている。
そのことを、忘れたくない。
先週の7月26日に見た展覧会についても、早く書かないと忘れてしまう…。
翌27日も休みで、8月3日に終わる展覧会をまた会期末ぎりぎりに見るのもわれながらダメだよな~と思って、4カ所ほど回ったのに、これでは早めに行った意味が全くないではないか。
27日は自家用車を出した。
行ったのは、
品品法邑の国際立体展→ギャラリーミヤシタの釜谷美由紀展→temporary space の谷口顕一郎展→江別市セラミックアートセンターの湯呑茶碗展
の4カ所。
このうち、谷口顕一郎展のみ27日で、すでに終了している。
ミヤシタは3日まで。写真をやってる人は見に行ったほうが良いと思う。
品品法邑と江別は8月10日まで。
このうち、江別の湯呑茶碗展は、筆者の周囲ではまったく評判を聞かないが、ブログ「散歩日記X」でSHさんが絶賛していたので
「車で行ける時に行っておくか~」
と、雨の中、高速道路でさっと見てきたのだが、地元のやきもの好きとおぼしき人で、館内は意外と込んでいた。
茶碗それ自体も非常に興味深かったが、それ以上に、「コレクションとは何か」を考えさせる、非常に意義深い展覧会であった。
関西の収集家が主に大正から戦前にかけて全国で(当時の日本統治下の台湾や、満洲などを含む)蒐集した279点が展示されている。
大富豪でなくても、人は、意義のあるコレクションをつくりあげることができるのだ。
そして、浜田庄司や初代徳田八十吉の作品を見られるから意義がある、ということを否定はしないけれど、そういう「作家主義」みたいな見方を無効にしてしまうような新たな視点が、このコレクションにはあるのだ。
この日は帰ってからは、疲れていたのであろう、寝ながらパソコンを打っていた。
まあそりゃそうだ、7月25日まで12日間連続で働いていたからなあ。
ウイークデーについても概要だけ書いておく。
28日、ステラプレイスで忌野清志郎展をやっていたので見る。(この文、追記)
29日、クロスホテル
30日、北海道文化財団アートスペース(森迫暁夫展、31日で終了)→夜はふたたびCAIの露口啓二展。
31日、丸井今井(ムーミン展、4日まで)→CAI02(藤木正則 個展 もうひとつの「都市と自然」、8月2日まで)
藤木さんの作品についてはこちらを。
いろいろ考えさせられた。
見ようによっては、芸術祭で浮かれている札幌が、いかに道内の他地域から収奪した上で成り立っているのかを、浮き彫りにした作品だとも思えた。
札幌生まれの人間は、意外と道内のことを知らない。
筆者も、自発的に回ったというよりは、転勤でよその町に住んだのだから、あまり偉そうなことはいえないが、地域や町村によっては、愕然とするような現実があちこちにある。
そういう地域からやむを得ず転出してきた人たちで、札幌という都市は成り立っている。
そのことを、忘れたくない。
セラミックアートセンター、結構良かったのではないでしょうか。
私はあそこに30分しかいられなかったのは、かなり痛恨の極みです。
あそこの特別展はたまに有名作家の作品が来て、それはそれでいいなあと思うのですが、今回は有名作家作ではないものの、多かれ少なかれ使ったことのある湯呑の良さ、が実感できるように思いました。
私も今日は頑張りましたが、ムーミン展を力尽きて飛ばしてしまいました。
なかなか、思うように回りきれないですね。
あらためて、お礼申し上げます。
湯呑のよさももちろんなんですが、蒐集という行為について考えさせられました。
ムーミン展は、原作を読んだことのない人が見てもあまりおもしろくないかもしれません。
ただ、グッズ売り場があんなに充実している展覧会は見たことがありません。