北海道美術ネット別館

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2009年7月20-23日 (2)

2009年07月24日 00時21分28秒 | つれづれ日録
(承前)

 23日。仕事は休み。
 朝方はいまひとつ体調が悪く、昼前に出発した。

 空は、ようやく晴れ。
 街のあちこちで、アジサイとコスモスが揺れている。
 このまま秋になるのでは-という悪い予感がする。

紀伊國屋書店札幌本店ギャラリー→(JR)
北都館→
ソクラテスのカフェギャラリー→(ジェイアールバス)
札幌市資料館→
コンチネンタルギャラリー→(市電)
さっしんギャラリー→
スカイホール→
さいとうギャラリー→
札幌時計台ギャラリー→
ギャラリー大通美術館→
ビールと古本 アダノンキ
の11カ所。

 紀伊國屋では、本日最終日の「廣澤順也写真展 おかえりなさい」。
 有名な観光名所ではなく、何気ないけれどどこかなつかしい感じのする風景の写真を集めた個展。

 北都館は橘内美貴子展
 国展などに出品しているシャープなシルクスクリーン版画のほか、型染めなど。バッグやTシャツもあり、楽しい。
 26日まで。

 ソクラテスのカフェギャラリーは、山岸みつこ展。
 ほわっとした版画やイラストのほか、それをそのまま立体にしたような小品がとてもかわいらしい。「あかいめがでたひと」「まるももさん」「みずいろの天使」といった題がついている。
 こういう数センチの、着彩された立体って、じつは手がけている人はあまりいないんじゃないだろうか。しかも3000円ぐらいから販売しており、とってもアートが身近に感じられる、ほのぼのした展覧会だった。

 くすみ書房で、ちくま学芸文庫の新刊「暁斉百鬼画談」を買い、都市間高速バスに乗って厚生年金会館前で降車。

 コンチネンタルギャラリーの交差する視点とかたち vol.3は、立体造型の阿部典英、川上りえと、陶によるオブジェの加藤委(つぶさ)、下沢敏也の計4氏が激突する。26日まで。ぜひどうぞ。

 午後3時以降は都心部のギャラリーをまわる。
 スカイホールの濱田五郎油絵個展、札幌時計台ギャラリーの国展絵画部 北海道展、ギャラリー大通美術館の矢橋寿心古希展は、別項で書く予定。

 最後のアダノンキは、SHさんのブログ「散歩日記4号」によく登場するので、たのしみにしていた。
 古本の数はそれほどでもないが、店主の好みが前に出ていておもしろい。
 「シュルレアリスムの詩」が700円だったので、即入手。
 カウンターの端でピルスナービールをちびちび飲みながらページをめくる。
 かかっているのは、ミッシェルガンエレファント。あまり読書のBGM向きとも思われないが、アベフトシ追悼なのかもしれない。

 この晩は、大通公園のCITY JAZZで、大西順子が登場するので、ちょっと聴きに行きたかったが、これから外出・遠出予定が目白押しなので、がまんして家に帰る。


 11008歩。


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