休み。
いつものように終日を美術展まわりに費やしたが、きょうで終わる展覧会・きょうしか見られない展覧会を優先した結果、あす最終日を迎える展覧会については延期せざるを得ず、回り方がはなはだ非効率的になってしまい、10カ所どまり。
なんか「最終日の男」になりつつある。
これじゃダメだと思いつつ、どうにもならない。
しかも、後半はどの画廊もお客さんで込んでいて、作品を見に行くというよりも、ほかの人の世間話を耳にしながら絵を見たり、ギャラリストや作家さんとお話をしたり、といった感じで、どうもあまり、鑑賞に集中できなかった。
成果が多かった先週末とは大違いである。
喫茶十字館→札幌時計台ギャラリー→大同ギャラリー→大和屋・円山北店→ギャラリー山の手→コンチネンタルギャラリー→市資料館→ギャラリーミヤシタ→ギャラリーRetara→あけぼのアート&コミュニティセンター
十字館は陶とキルトイラスト展。
陶工房白うさぎの飯田順子さんの置物や皿、ブローチなどは、あいかわらずかわいい。
31日まで。
最寄りバス停の「西岡3条9丁目」は、いろいろな行き先のバスが来る。
澄川、福住、月寒中央通、大谷地、そして、札幌駅前。
筆者が乗ったのは福住駅前行きだった。
時計台ギャラリーでは小林繁美展。
ちょっと作品数が少ない気はしたが、アフリカ彫刻のような土臭い造形美は健在だった。
ほかに櫻井マチ子展など。
25日で終了。
次の目標は「大和屋 北円山店」。
やはり25日までの日程で、後志管内倶知安町の林夫妻が「FAF工房展」を開いているのだ。
ところが、この店は、コーヒー豆などを売っているのだが、北8西19という、どの駅からも遠いビミョーな場所にある。
ジェイアール北海道バスの「北7条線」が一番近くを走るのだが、土日は1時間に1本しかない。
次に近い、北5西20に停車する「北5条線」が、20分後に旧西武前を出ることが分かり、それに乗ることにした。
ちょっとだけあった時間は、大同ギャラリーで学生の書展を見て過ごす。
島谷雅堂さんの指導である。
北5西20で降車。
昔、路面電車が走っていたわりには、静かなかいわいである。
西20丁目通を北上。
街路樹が折からの風で、はらはらと黄葉を落とす。
盛秋から晩秋へと移ろう季節の風情を感じる。
大和屋に、林夫妻はいらして、あいかわらずお元気そうだった。
しばらく歓談。
アトリエにはいま、羊が40頭ほどいるらしい。
珈琲を試飲させてもらう。
トラジャがうまい。コーヒー豆を購入する。
ただし、同店は来月閉店の由。
歩いて南下する。
次の目的地はギャラリー山の手。
同ギャラリーは日祝日休み。筆者は今週土曜が仕事のため、川上直樹展は、きょう見ないと、つぎの機会は最終日になってしまうのだ。
しかし、北7条線も北5条線もしばらくバスは来ない。
北1西20まで来て、手稲方面行きのジェイアールバスに乗ることにした。
9分待ちなら許容範囲だ。
発寒橋で降車し、ギャラリー山の手へ。
発寒川沿いの緑地は、紅葉真っ盛りだ。
ギャラリー山の手での川上さんの個展は2度目。
芳名録に道立美術館の学芸員の名を見つけて、驚く。
川上さんは、暗い色をメーンに、壁面と、遠い窓の外の景色を同じ画面に描いた近作をメーンにしていた。静物画の要素もある。
ふもと橋から地下鉄琴似駅までジェイアール北海道バス。
琴似→西11丁目、地下鉄東西線。
大通公園の紅葉も見ごろ。
まだバラがわずかに残っているのにびっくりだ。
西11丁目駅前からジェイアール北海道バスで南3西20へ。
ギャラリーミヤシタで宮崎むつ展。
ススキや草がなびいているような正方形の画面は、前進色の白と、後退色の藍が交錯しあって、ものすごい奥行きが感じられる。これは、印刷物では味わえない感覚だ。
26日まで。
宮下さんと、ひさびさに長時間おしゃべり。
東西線で西18丁目→円山公園。
Gallery Retaraで、瀬川葉子・高橋佳乃子展。
瀬川さんは、支持体が紙で絵画インスタレーションを展開しているのだが、穴だらけの紙を見ていると、この素材がいちばん合っているのかなとも思う。
26日まで。
またまた東西線で円山公園→西11丁目。西11丁目からじょうてつバスに乗り、南11西11で降車。
あけぼのアート&コミュニティセンターで、道教大映像研究室の上映会。
帰りは、ちょうどいい交通手段に乏しい。
じょうてつバスに乗ったが、真駒内には行かない系統だったので、南22西11で降車。
市電に乗りかえて幌平橋の近くまで行こうと考えたが、土日の8時台って、すすきの行きは20分間隔でしか走っていないのだ。
しかたなく、徒歩で南22条大橋をわたり、中の島からタクシーで帰宅した。
いつものように終日を美術展まわりに費やしたが、きょうで終わる展覧会・きょうしか見られない展覧会を優先した結果、あす最終日を迎える展覧会については延期せざるを得ず、回り方がはなはだ非効率的になってしまい、10カ所どまり。
なんか「最終日の男」になりつつある。
これじゃダメだと思いつつ、どうにもならない。
しかも、後半はどの画廊もお客さんで込んでいて、作品を見に行くというよりも、ほかの人の世間話を耳にしながら絵を見たり、ギャラリストや作家さんとお話をしたり、といった感じで、どうもあまり、鑑賞に集中できなかった。
成果が多かった先週末とは大違いである。
喫茶十字館→札幌時計台ギャラリー→大同ギャラリー→大和屋・円山北店→ギャラリー山の手→コンチネンタルギャラリー→市資料館→ギャラリーミヤシタ→ギャラリーRetara→あけぼのアート&コミュニティセンター
十字館は陶とキルトイラスト展。
陶工房白うさぎの飯田順子さんの置物や皿、ブローチなどは、あいかわらずかわいい。
31日まで。
最寄りバス停の「西岡3条9丁目」は、いろいろな行き先のバスが来る。
澄川、福住、月寒中央通、大谷地、そして、札幌駅前。
筆者が乗ったのは福住駅前行きだった。
時計台ギャラリーでは小林繁美展。
ちょっと作品数が少ない気はしたが、アフリカ彫刻のような土臭い造形美は健在だった。
ほかに櫻井マチ子展など。
25日で終了。
次の目標は「大和屋 北円山店」。
やはり25日までの日程で、後志管内倶知安町の林夫妻が「FAF工房展」を開いているのだ。
ところが、この店は、コーヒー豆などを売っているのだが、北8西19という、どの駅からも遠いビミョーな場所にある。
ジェイアール北海道バスの「北7条線」が一番近くを走るのだが、土日は1時間に1本しかない。
次に近い、北5西20に停車する「北5条線」が、20分後に旧西武前を出ることが分かり、それに乗ることにした。
ちょっとだけあった時間は、大同ギャラリーで学生の書展を見て過ごす。
島谷雅堂さんの指導である。
北5西20で降車。
昔、路面電車が走っていたわりには、静かなかいわいである。
西20丁目通を北上。
街路樹が折からの風で、はらはらと黄葉を落とす。
盛秋から晩秋へと移ろう季節の風情を感じる。
大和屋に、林夫妻はいらして、あいかわらずお元気そうだった。
しばらく歓談。
アトリエにはいま、羊が40頭ほどいるらしい。
珈琲を試飲させてもらう。
トラジャがうまい。コーヒー豆を購入する。
ただし、同店は来月閉店の由。
歩いて南下する。
次の目的地はギャラリー山の手。
同ギャラリーは日祝日休み。筆者は今週土曜が仕事のため、川上直樹展は、きょう見ないと、つぎの機会は最終日になってしまうのだ。
しかし、北7条線も北5条線もしばらくバスは来ない。
北1西20まで来て、手稲方面行きのジェイアールバスに乗ることにした。
9分待ちなら許容範囲だ。
発寒橋で降車し、ギャラリー山の手へ。
発寒川沿いの緑地は、紅葉真っ盛りだ。
ギャラリー山の手での川上さんの個展は2度目。
芳名録に道立美術館の学芸員の名を見つけて、驚く。
川上さんは、暗い色をメーンに、壁面と、遠い窓の外の景色を同じ画面に描いた近作をメーンにしていた。静物画の要素もある。
ふもと橋から地下鉄琴似駅までジェイアール北海道バス。
琴似→西11丁目、地下鉄東西線。
大通公園の紅葉も見ごろ。
まだバラがわずかに残っているのにびっくりだ。
西11丁目駅前からジェイアール北海道バスで南3西20へ。
ギャラリーミヤシタで宮崎むつ展。
ススキや草がなびいているような正方形の画面は、前進色の白と、後退色の藍が交錯しあって、ものすごい奥行きが感じられる。これは、印刷物では味わえない感覚だ。
26日まで。
宮下さんと、ひさびさに長時間おしゃべり。
東西線で西18丁目→円山公園。
Gallery Retaraで、瀬川葉子・高橋佳乃子展。
瀬川さんは、支持体が紙で絵画インスタレーションを展開しているのだが、穴だらけの紙を見ていると、この素材がいちばん合っているのかなとも思う。
26日まで。
またまた東西線で円山公園→西11丁目。西11丁目からじょうてつバスに乗り、南11西11で降車。
あけぼのアート&コミュニティセンターで、道教大映像研究室の上映会。
帰りは、ちょうどいい交通手段に乏しい。
じょうてつバスに乗ったが、真駒内には行かない系統だったので、南22西11で降車。
市電に乗りかえて幌平橋の近くまで行こうと考えたが、土日の8時台って、すすきの行きは20分間隔でしか走っていないのだ。
しかたなく、徒歩で南22条大橋をわたり、中の島からタクシーで帰宅した。