北海道美術ネット別館

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網走を歩く オホーツク小さな旅(87)

2013年07月13日 01時13分00秒 | つれづれ日録
(承前)

 6月8日の網走行きの続き。

 モヨロ貝塚館を出て歩きだす。
 直射日光がきつくて、暑い。

 飛び出し危険の看板が貝塚の近くにあった。
 すっかりさびているが、電話番号の市内局番が一桁で、「CD」ではなく「レコード」になっているあたり、かなり古そうだ。

 網走川沿いの造船所はなくなったが、海の近い風情は変わっていない。 

 エコーセンターでは、オホーツク2dayマーチの参加者たちが次々とゴールしていた。2日間かけて北見や網走をひたすら歩く、という催しである。

 次の行き先は道立北方民族博物館だが、網走川沿いに野外彫刻があったことを思い出して川べりを歩く。中央橋のあたりに来て、見つけたので、別の記事で紹介する。

 新橋まで来て、乗るはずのバスが目の前を通り過ぎていったのに気づいた。

 やれやれ。

 反対側の岸辺を歩いて、バスターミナルに戻るが、しばらく市内線も来ないようだ。
(ここらへんの記憶がすでにあいまいなのだが、ターミナルへの途中、ほとんど人通りのないアプトフォー商店街を歩き、フジヤ書店で岩波文庫の「病床六尺」を買った。それから、たぶんバスで、潮見まで行き、はぜや珈琲へ行った)

 はぜや珈琲で、少しの間、コーヒーを飲んでほっと一息。
 これは、かなり幸福なひとときだった。




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