北海道美術ネット別館

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蛍の光にさそわれて

2006年06月22日 00時22分53秒 | 展覧会の紹介-複数ジャンル
 展覧会の正式タイトルは「第2回作品展 安藤豊と屋中秋谷・植田莫 蛍のひかり・夢あそび/屋中秋谷・厚子+植田莫・洋子作品展 夢の途中・旅の途中…」です。6月18日に終了しています。
 岡山県の安藤さんと、地元・札幌の3人によるコラボレーション。単に4人の作品をならべたというだけではなく、息のあった合作がならびます。
 その合作とは…。
 安藤さんはLED(発光ダイオード)を使ってホタルの細工物を作るのが得意なのです。ただ、実物大のホタルに装置や電池を組み込むのはムリなため、それらは、基底部にかくしてあります。その基底部が、今回は、屋中さんの木の額だったり、植田さんのシルク絵だったりするわけです。
 ちょっと見ただけでは、屋中さんのこしらえた木彫の上に本物のホタルがいて、やわらかな緑の光をゆっくりと明滅させているかのようです。
 照明を落とした会場の中央には、かやがつられています。


 その上には、天井からホタルのこしらえ物が吊り下げられています。蚊帳の中から見上げると、ますます本物のホタルがとびかっているみたいに見えます。
 屋中さんから招き入れられた筆者は、蚊帳の中でなんだかほっとしたひと時を過ごしたのでした。

6月13日(火)-18日(日)
コンチネンタルギャラリー(中央区南1西11、コンチネンタルビル地下1階 地図C


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2 コメント

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蚊帳がありましたね。 (パセリ)
2006-06-22 09:51:25
もしかすると、いまどきの若い方は「カヤ」と

読めず実物の使用法も知らないかも…。

昭和は遠くなっていきます。

展覧会で「作品の保護のため、照明を落としてあります」

との但し書きがあることがありますが、

安藤さんのホタルは会場を暗くしないと鑑賞

できませんね。暗闇の魅力も味わいました。
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私も実は (ねむいヤナイ@北海道美術ネット)
2006-06-22 19:04:27
 蚊帳って、子どもの時にはすでにありませんでした。

 ホタルは、たしかに本物の方がいいですが、かなり本物っぽい味わいでしたね。
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