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オホーツク小さな旅(32) 再び網走へ

2011年01月10日 10時45分21秒 | つれづれ日録
 1月9日、網走へ。 
 「オホーツク小さな旅」は、留辺蘂町厚和へ行った(31)以来、2カ月半ぶりだ。

 行き先は網走市立美術館。

 北見発8:07の普通列車で行くつもりだった。
 前の晩、バスの市内線の時刻表を見ていたら、最寄りの路線は、土・日・祝日は朝8時着の便がないことに気づいた。

 北見駅8時7分に間に合うバスに乗るためには、7時20分に自宅を出発しなくてはいけない。
 それはイヤだ。
 網走行きの普通列車は、遠軽方面から来ている。北見のひとつ手前の駅「西北見」にも停車する。



 西北見は、自宅から歩いても15分くらいで行けそうだ。
 それなら、7時40分に家を出ても、7:57西北見発の列車には間に合う。
 前の晩は遅くまで会社にいたし、朝に20分遅く家を出られるかどうかは、大問題なのだ。

 キハ40系ディーゼルカーの2輌編成に乗る。
 車内の天井についている扇風機に
「JNR」
と刻印されているような、古い列車である。

 扇風機があるということは、冷房はない。
 客は高校生が大半。冬休みなのに、部活動や、センター試験前の補習があるんだろうか。

 冷房がない、高校生ばかりのディーゼルカー。
 いかにも北海道のローカル線だ。

 この朝は氷点下18度と冷え込み、家々から立ち上る煙が白い。

 高校生は柏陽と愛し野でほとんど降りて、車内はかなりすいた。

 端野を過ぎた列車は大きく右にカーブし、常呂川を渡る。
 川からは「けあらし」が立ちのぼり、河畔の木々の枝は真っ白に凍り付いている。



 網走が近づくと、車窓からは網走湖が望める。
 先日解禁になったばかりのワカサギ釣りに来た人たちのテントが、凍結した湖面上にならび、じつにカラフルな光景が広がっていた。



 近年は氷が厚くなる時季が遅くなり、ワカサギ釣り解禁も年明けにずれ込むようになったと、先日の新聞に書いてあった。

 筆者は、5月の連休中、氷の張った網走湖を何度か見ているが、近年はどうなんだろう。

 列車は9:13、網走に到着した。
 反対側のプラットフォームには札幌行きの特急オホーツクが止まっていた。

(追記)

 網走市立美術館では、学芸員の方とうさぴょんさんの歓待を受け、しばらく歓談。
 展覧会については、中川裕孝展、常設展とも、別エントリで。

 館を出ようとしたところ、北見の美術家林弘尭さんと菅恵子さんがこちらにやって来るのが見えた。
 やや時間差はあったものの4人で、台町のカフェ「N」で昼食をとった。


次は美幌への旅


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (うさぴょん)
2011-01-11 11:30:35
先日はお疲れ様です。
お忙しい中網走まで来ていただきありがとうございました。展覧会への記事もブログに載せていただき有り難いです。これからも宜しくお願いします。ところで林先生・菅さんが突然現れたときはホント驚いて吹き出しそうになりました(笑)
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こちらこそありがとうございました (ねむいヤナイ@北海道美術ネット)
2011-01-11 12:16:14
どうもありがとうございました。
今年もよろしくお願いします。

せっかくなので網走にはまた足を伸ばしたいです。
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21番 (うさぴょん)
2011-01-12 10:25:13
先日お話した。
川俣正氏 北海道インプログレスのワークショップに申し込みました。申込先kinbi.gakugei1@pref.hokkaido.lg.jp
今朝メールが届き・整理番号 21番・・・・て応募人数少ないのかも・・?と期待と不安で取りあえずお知らせします。では
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ご報告感謝です (ねむいヤナイ@北海道美術ネット)
2011-01-12 23:47:26
ほんとだ。
21番目だったらずいぶん少ないですね。

宮の森美術館のサイトに行ったら、まだ「グッと来る話」の募集をしてました。

札幌の人は引っ込み思案なのかな。

うさぴょんさんの行動的パワーにはいつも驚かされます。
それでは、22日に近美の講堂で。
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