日本では、アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック、略して「ロートレック」と称されることが通例ですが、ほんとうの名はアンリ・マリー・レイモン・ド・トゥールーズ=ロートレック=モンファというそうです。貴族の家系なので、仰々しい名がついているのでしょう。
1864年生まれで1901年歿。
今回は
「本展ではロートレックのグラフィック作品の個人コレクションでは世界最大級のフィロス・コレクションから、有名な大判ポスターをはじめ舞台俳優や踊り子たちを描いたリトグラフ、それらを使った出版物等、約260点を紹介します」
ということです。
デッサンが充実しているという話は以前から聞いていたので、こんな感じで展覧会が始まってずーっとデッサンばかり終わりのほうまで並んでいたらどうしようと一瞬心配になりましたが、それは杞憂でした。
(この展示は、紙の表と裏を両方見られるように工夫した展示です)
後半は版画やポスター、雑誌などが並び、飽きさせません。
特徴はポスターの状態が良いことと、文字を刷り入れる前の段階のポスターが何点かあること。
ロートレックのポスターは消耗品であり、街頭に貼ったそばから盗まれることも多かったため、枚数自体は多く刷られたものの、良い状態で現在まで残っているものは、そう多くはないそうです。
画像は、俳優アリスティド・ブリュアンのポスターの、文字をのせる前のバージョン。
もちろん文字が入ってこそのポスターなのですが、文字が入らないと、ロートレックの絵そのものを鑑賞でき画家の意図などを考えられる利点があります。
展示の終わりのほうには母親あてなどの書簡も展示され、19世紀末のパリで夜のマチに生きた夭折の画家の全体像・人間像がつかめるようになっていました。
2024年10月12日(土) 〜 2025年1月5日(日)午前9時45分~午後5時(入場30分前)、月曜休み(祝日の場合は開館し翌火曜休み)・12月29日~1月2日休み
札幌芸術の森美術館(札幌市南区芸術の森2)
一般1500円、高校・大学生1200円、小・中学生900円
□公式サイト https://www.stv.jp/event/lautrec/index.html
・地下鉄南北線「真駒内駅」バスターミナル2番乗り場から中央バスに乗り継ぎ(どの路線でも可)「芸術の森入口」降車
※駐車場は1日500円
1864年生まれで1901年歿。
今回は
「本展ではロートレックのグラフィック作品の個人コレクションでは世界最大級のフィロス・コレクションから、有名な大判ポスターをはじめ舞台俳優や踊り子たちを描いたリトグラフ、それらを使った出版物等、約260点を紹介します」
ということです。
デッサンが充実しているという話は以前から聞いていたので、こんな感じで展覧会が始まってずーっとデッサンばかり終わりのほうまで並んでいたらどうしようと一瞬心配になりましたが、それは杞憂でした。
(この展示は、紙の表と裏を両方見られるように工夫した展示です)
後半は版画やポスター、雑誌などが並び、飽きさせません。
特徴はポスターの状態が良いことと、文字を刷り入れる前の段階のポスターが何点かあること。
ロートレックのポスターは消耗品であり、街頭に貼ったそばから盗まれることも多かったため、枚数自体は多く刷られたものの、良い状態で現在まで残っているものは、そう多くはないそうです。
画像は、俳優アリスティド・ブリュアンのポスターの、文字をのせる前のバージョン。
もちろん文字が入ってこそのポスターなのですが、文字が入らないと、ロートレックの絵そのものを鑑賞でき画家の意図などを考えられる利点があります。
展示の終わりのほうには母親あてなどの書簡も展示され、19世紀末のパリで夜のマチに生きた夭折の画家の全体像・人間像がつかめるようになっていました。
2024年10月12日(土) 〜 2025年1月5日(日)午前9時45分~午後5時(入場30分前)、月曜休み(祝日の場合は開館し翌火曜休み)・12月29日~1月2日休み
札幌芸術の森美術館(札幌市南区芸術の森2)
一般1500円、高校・大学生1200円、小・中学生900円
□公式サイト https://www.stv.jp/event/lautrec/index.html
・地下鉄南北線「真駒内駅」バスターミナル2番乗り場から中央バスに乗り継ぎ(どの路線でも可)「芸術の森入口」降車
※駐車場は1日500円
(この項続く)