(承前)
「美術の窓」5月号は恒例の企画「新人大図鑑」。
注目の若手アーティストインタビュー、全国14美大の卒業・終了制作展、編集部が選ぶ注目の新人251、評論家・学芸員が選ぶ注目の新人16、デパート美術バイヤーが選ぶ注目の新人7、画廊が選ぶ注目の新人72の、あわせて377人の略歴や作品写真が載っています。
このほか「美術賞グランプリ速報」のページもあり、ここには各自の略歴が記載されていないのですが、筆者が知っている道内関係者として、第23回岡本太郎現代芸術賞のページに特別賞の藤原千也さんが、第55回昭和会賞のところにニューヨーク賞の三村紗瑛子さんが、それぞれ紹介されています。
377人のうち、「画廊が選ぶ72人」のコーナーで「ギャラリームサシ」(東京都中央区銀座1-9-1)が中村まり子さんを推薦し、彼女の絵が、「新人大図鑑」ページのフロントにどーんと掲載されています。これはすごい!
このほか、略歴に「北海道生まれ」と明記されている人は次のとおりです。
・小佐川 麗(1994~)日本画。金沢美工大卒
・竹見 星夏(1996~) 日本画。金沢美工大卒
・能登美希(1992~)油彩。東北芸工大大学院修了
・野口俊介(1982~)油彩。金沢美工大大学院修了。光風会会員~「ギャラリー一枚の繪」推薦
・峯 恵悟(1984~)絵画。札幌市立高専卒~「にほんばしラ・セーヌ」推薦
・賀口舟梧(1997~)インスタレーション。多摩美大卒、東京藝大修士課程在籍~「Hideharu Fukasaku Gallery Roppongi」推薦
・片野莉乃(1992~)日本画。多摩美大大学院修了。FACE展2017審査員特別賞~「藤屋画廊」推薦
片野さんは昨年秋、道立三岸好太郎美術館の若手ピックアップシリーズ「みまのめ」で展示をしていました。
2017年6月号の「美術の窓」誌「新人大図鑑」では、本江邦夫さんが推薦しています。
あとの6人はわかりません。すみません。
「美術の窓」といえば、毎号巻末の「公募展便り」が名物なのですが、5月号の第96回白日会展と第60回記念日本南画院展について
「新型コロナウイルスによる美術館の臨時休館により、展覧会の開催が中止となりましたが、会および美術館のご厚意により、特別に取材させていただきました」
と但し書きがありました。
白日会などは、開催するつもりでいたのに、中止になってしまったんですね。
今年は、春陽、国展、水彩連盟、示現会、光風会、美術文化など、各団体公募展がどんどん中止に追い込まれています。会や作家もたいへんですが、「美術の窓」誌も来月以降どうするんだろう…。
https://www.tomosha.com/mado/
「美術の窓」2017年6月号「新人大図鑑」の表紙に北海道出身の千葉美香さんの絵
■七月展 北海道教育大学岩見沢校 美術文化専攻の学生による自主制作展 (2018)=中村まり子さん出品
「美術の窓」5月号は恒例の企画「新人大図鑑」。
注目の若手アーティストインタビュー、全国14美大の卒業・終了制作展、編集部が選ぶ注目の新人251、評論家・学芸員が選ぶ注目の新人16、デパート美術バイヤーが選ぶ注目の新人7、画廊が選ぶ注目の新人72の、あわせて377人の略歴や作品写真が載っています。
このほか「美術賞グランプリ速報」のページもあり、ここには各自の略歴が記載されていないのですが、筆者が知っている道内関係者として、第23回岡本太郎現代芸術賞のページに特別賞の藤原千也さんが、第55回昭和会賞のところにニューヨーク賞の三村紗瑛子さんが、それぞれ紹介されています。
377人のうち、「画廊が選ぶ72人」のコーナーで「ギャラリームサシ」(東京都中央区銀座1-9-1)が中村まり子さんを推薦し、彼女の絵が、「新人大図鑑」ページのフロントにどーんと掲載されています。これはすごい!
このほか、略歴に「北海道生まれ」と明記されている人は次のとおりです。
・小佐川 麗(1994~)日本画。金沢美工大卒
・竹見 星夏(1996~) 日本画。金沢美工大卒
・能登美希(1992~)油彩。東北芸工大大学院修了
・野口俊介(1982~)油彩。金沢美工大大学院修了。光風会会員~「ギャラリー一枚の繪」推薦
・峯 恵悟(1984~)絵画。札幌市立高専卒~「にほんばしラ・セーヌ」推薦
・賀口舟梧(1997~)インスタレーション。多摩美大卒、東京藝大修士課程在籍~「Hideharu Fukasaku Gallery Roppongi」推薦
・片野莉乃(1992~)日本画。多摩美大大学院修了。FACE展2017審査員特別賞~「藤屋画廊」推薦
片野さんは昨年秋、道立三岸好太郎美術館の若手ピックアップシリーズ「みまのめ」で展示をしていました。
2017年6月号の「美術の窓」誌「新人大図鑑」では、本江邦夫さんが推薦しています。
あとの6人はわかりません。すみません。
「美術の窓」といえば、毎号巻末の「公募展便り」が名物なのですが、5月号の第96回白日会展と第60回記念日本南画院展について
「新型コロナウイルスによる美術館の臨時休館により、展覧会の開催が中止となりましたが、会および美術館のご厚意により、特別に取材させていただきました」
と但し書きがありました。
白日会などは、開催するつもりでいたのに、中止になってしまったんですね。
今年は、春陽、国展、水彩連盟、示現会、光風会、美術文化など、各団体公募展がどんどん中止に追い込まれています。会や作家もたいへんですが、「美術の窓」誌も来月以降どうするんだろう…。
https://www.tomosha.com/mado/
「美術の窓」2017年6月号「新人大図鑑」の表紙に北海道出身の千葉美香さんの絵
■七月展 北海道教育大学岩見沢校 美術文化専攻の学生による自主制作展 (2018)=中村まり子さん出品